今日は所属する「黄帝明堂経」の復元と臨床での応用を研究する会の勉強会でした。「黄帝明堂経」は、「黄帝内経」(素問・霊枢)と並んで鍼灸医学の原典です。素問では医学概論や養生法などが、霊枢では人体の生理機能や鍼術の臨床法などが述べられ、「黄帝明堂経」では鍼灸医術に欠くことの出来ない経穴学が著されていました。「黄帝明堂経」の原本は古い時代に失われ、伝写本も日本の仁和寺に一部分が残されているだけで幻の書物とされています。しかし「黄帝明堂経」の内容を写したと思われる「黄帝鍼灸甲乙経」「千金要方」「千金翼方」「医心方」が幸い伝世しており、これを比較検討し「黄帝明堂経」を復元するのが私の所属する研究会の目的です。
今日は定例の研究会でしたが、内容は「黄帝明堂経」の思想に基づく診断と治療法、実技は顔鍼と顔面神経麻痺の東洋医学的な診断と治療でした。今回の顔鍼は陽白・魚腰・太陽・四白・地倉を浅く刺し、置鍼するものでしたが、顔面の気血の流れが改善され、顔の筋肉の凝りが短時間で緩み、顔面神経麻痺が改善します。この技術は美容鍼にも応用可能なものです。アナウンサー等の沢山喋る職業の人は顔面の筋肉が凝るそうですが、鍼灸治療は凝りをほぐすのに良く効きます。
今日は定例の研究会でしたが、内容は「黄帝明堂経」の思想に基づく診断と治療法、実技は顔鍼と顔面神経麻痺の東洋医学的な診断と治療でした。今回の顔鍼は陽白・魚腰・太陽・四白・地倉を浅く刺し、置鍼するものでしたが、顔面の気血の流れが改善され、顔の筋肉の凝りが短時間で緩み、顔面神経麻痺が改善します。この技術は美容鍼にも応用可能なものです。アナウンサー等の沢山喋る職業の人は顔面の筋肉が凝るそうですが、鍼灸治療は凝りをほぐすのに良く効きます。