久方ぶりに石川県の志賀町の富来に行ってきた。福井の我が家から富来の明希チャンが嫁ぐということで最初に行ったときは遠かった。3時間半の行程だった。行く道筋もあまり分からない。現在のように車にナビが装備される世の中だと個人の家でもすぐわかるが、又、携帯もない時代だった為に大変な所という感じであった。
3時間半というと、福井駅から東京駅までの所要時間ということであるからどう考えても"遠い"という頭になってしまう。それが、富来に行くには、どうしてもカーブ・カーブの山を越えなくてはいけなかったのが、この山越えがなくなり、又、通常は福井北インターから金沢西インターで降りて、金沢市内を通り、能登有料道路に入っていたが、金沢東の2km先に森本インターが出来、能有料道路と直に接続することになり、それらのことで約1時間は早くなってきた。それと共に何10回と行き来する中で道の様子に精通することになり、近く感じられて運転も苦痛ではなくなった。
昨日は、もう数ヶ月も前になろうか、富来町が志賀町と合併し、志賀町富来には増穂少年八幡太鼓教室があり、この少年太鼓教室は、30年の歴史があるということでそれらを記念して法被を新しく作ることになり「増穂」の文字を書いたのです。
福井に二人、富来には7月に生まれたばかりの心希チャンで3人と孫が5人となり、富来町の小学一年の晃一くんや年長の光生チャンもこの太鼓教室に通っていることや富来町のおじいさんが太鼓打ちの横綱ということで、この後援会の初代会長ということなど色々なご縁でご父兄や関係者、富来小学校の教頭先生など多くの方々が富来活性化センターに参集される中で新法被のHAPPYなる披露と太鼓演奏が行われたということです。
「増穂」のSHOINGした穂字の心字のふりあがる元気さには、周囲の美しい自然にも能登地方独特の厳しさがあり、それらに打ち勝つ「強い心」「ゆたかな心」を有して生きていってほしいという願いを表現し、そして、他の人とは広い心で融和できる楽しい太鼓を習い、たたいていってほしいと思って書きました。と感想した。
2人打ち、3人打ち、4人打ちと色々な形の打ち方が披露された。個人では指を起用にパチを回転させたりして打ったりする子供達もおられて、20分間という中で楽しい太鼓を聞かせていただいた。
音楽の授業に日本の音が入っていると聞いている。日本の音とは、何ゾヤではなく、たのしく、ゆかいしながら日本の音を発見し若者達が見継いでいっていただきたい。と願っている。"たのしさ"の中でないといけない。世界を相手にするのであれば尚更であると感じています。ズットズット増穂の海岸のかわいい貝達と同じように美しい打鼓を続けてください。