東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

カエルがいっぱい炎天寺

2023-07-29 | 散歩

  さて隣の炎天寺へ行ってみましょう、
  一茶の寺カエルの寺ということで
  カエルがいっぱい。
  蝉しぐれの中でカエルを見てるとちょっと涼しい。

 

   炎天寺。
   天嘉4(1056)年、奥州鎮定に赴いた源頼義・義家父子が必勝祈願の成就を感謝して、
   幡(旗)勝(正)山成就院炎天寺としたといいます。源氏ゆかりの寺です。

 

 

   天嘉四年(1056)炎天続きの旧暦六月奥州の安倍一族の反乱を鎮定に従く源頼義、
   八幡太郎義家父子のひきいる軍勢が野武士と激しく戦いきわめて苦戦となったが、
   京の岩清水の八幡宮に祈念し、ようやく勝利を得ることができた。

   そこで寺の隣りに八幡宮を建立、地名を六月村と改め、
   寺名を源氏の白旗(幡)が勝ったので幡勝山、戦勝祈願が成就したので成就院、
   気候が炎天続きだったので炎天寺と改めたと伝えられる源氏ゆかりの寺です。

 

 

   炎天寺本堂の脇には大きなカエル
   これはやせガエルではありませんねぇ。

 

 

   「福蛙」と看板を背負っているけど
   どんな福を招くのだろう。

 

 

   江戸時代の俳人小林一茶は、江戸に住んでいた時に当寺をたびたび訪れており、
   この寺で小林一茶はいくつかの名句を残している。
   「やせ蛙負けるな一茶是にあり」
   「蝉鳴くや六月村の炎天寺」。
   久しぶりに見た一茶さんすっかりきれいになっていました、お化粧直しをしたんだね。

 

 

   句碑の前ではカエルの相撲が、
   見ているカエルたちがいっぱい。

 

 

   いろいろなカエルが集まって応援合戦かな。

 

 

   徳利を抱えての相撲見物かえ、
   難しいポーズのカエルもいるねぇ。

 

 

   ふと足元を見ると
   とんでもない大きなカエル、びっくりしたなもう。

 

 

   「蝉鳴くや六月村の炎天寺」
   この時期まで行くのを待っていました、
   やっぱりここは蝉しぐれの中で見るべき寺です。

   このあとはやっぱりアレを見なくちゃね、
   近くのマンホールロード。
   カエルさんたちのカラーマンホールがずらっと並んでいます、
   何回も行ったけど何回見てもいいなぁ。

 

          data:PowerShot G7X MarkⅡ。 撮影  7月 22日  炎天寺

          

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足立区の古奥州街道を歩く

2023-07-28 | 散歩

  連日の猛暑日でヘロヘロになっています、
  遠くへ行けないときは近くを歩いてみよう。
  足立区には古奥州街道を行った源義家の痕跡が残ります、
  わずかな距離に幽かに残っているだけだど散歩がてらに。

 

   始まりは栗原氷川神社から。
   「平安時代以来陸羽街道の交通を得、往還の一斑を古老伝えるに
   天喜年中(てんきねんちゅう)陸奥守源頼義公奥州東征のみぎり
   当社にご休憩ありという」。
   ご由緒にはこのような記述があります。

 

 

   ちょっと進むと古色蒼然とした屋敷の前に道標あり。
   「是より左 旧奥州街道」と。

 

 

   「此の道は文治五年(1189)源頼朝が奥州平泉豪族藤原泰衡追討の時大群を率いて
   この道を往来したと伝えられる区内唯一の由緒ある古道である」。

 

 

   六月八幡神社。
   「奥羽平定の帰途この地に社を建立す、これすなわち八幡神社にて
   その傍に寺を置き土地の名を六月村、寺の名を炎天寺とした」。

 

 

   旗掛の松
   「小高い丘に義家軍源氏の白旗を立てかけた松の大木ありという、
   "旗掛の松"と伝承され村人たちによりその松の木は
   植え継がれて今日に及んでいる」。

 

 

   六月八幡神社拝殿。
   ちょっと見かけない立派な拝殿です、
   屋根の上の飾りが凄いね。

 

 

   この日は夏の虫干しの日だったのかな、
   神楽殿の中のものが曇り空の下だったけど虫干しされていた。

 

 

   拝殿にもいろいろなお面が並んでいた、
   神楽で使用するお面なんだろうね。

 

 

   何やら貴重な品かな、箱に入れたまま虫干しされている。

 

 

   ここからが面白いところで八幡様の隣に炎天時の本堂が。
   見た通り間を隔てるものは何もない、
   神仏習合の世界だ。
   元々一緒に造られたらしいので分離するわけにいかないのかな。

   次回はこの炎天寺へ、
   「やせ蛙負けるな一茶是にあり」と一茶が詠んだ句が残ります、
   また「蝉鳴くや六月村の炎天寺」の句もここで詠まれました。

 

          data:PowerShot G7X MarkⅡ。 撮影  7月 22日  六月八幡神社

          

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梅雨明け間近の風景

2023-07-27 | 散歩

  関東は22日に梅雨明けが発表されました、
  これはそれ以前に撮った写真ですが。
  明けても暮れてもどんよりとした空
  梅雨明け宣言が待たれるころの写真です。

 

   5時半ごろの空、うろこ雲が広がって
   秋の空を思わせる空が広がりました。
   梅雨明け間近の空ですね。

 

 

   6時過ぎ、こっちは雲一つない空
   と言いたいけど画面中央にちっちゃな雲がひとつ。

 

 

   いつか屋根の上にいたニャンコが今朝は路上に、
   私を見張っているんかい。

 

 

   上を見ながら歩いていたらふと視線を感じた、
   なんだ!?と改めて見たらこんなものが私を見ていた。
   歩きながら一瞬ドキッとしたけどね。
   ガチャムクみたいな視線。

 

 

   民家のフェンスにルコウソウが咲いていました、
   お、いいね。ルコウソウが咲く季節か。

 

 

   この花好きなんだけどなかなか見られない、
   散歩道で見られるとは思わなかった。

 

 

   タイタンビカスも咲いていました、
   鉢植えみたいだったけどこの花もいいね。

 

 

   晴れていたので夕方にもちょっと出て見ました、
   夕方の晴れた空が見られるなんて久しぶり。

 

 

   土手へ上がってみたらこれも久しぶり、
   スカイツリーを見たのは何日ぶりだろう。

 

 

   帰り道の空にはこんな雲が、
   まだまだ安心できない空のようです。
   毎日うんざりするような空を見続けていただけに
   久しぶりの青空は新鮮でした。
   梅雨明けしたらしたでこんな空も見られることでしょう。

 

          data:PowerShot G7X MarkⅡ。 撮影  7月  日  梅雨明け間近

          

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亀田トレイン公園

2023-07-26 | 散歩

  歯医者さんへ行きました、数か月ぶり。
  この歯医者さんの前には公園があって
  歯医者さんの名前もパークサイドとなっていますが。
  この公園へ行くと数十年間の記憶が甦ります。

 

   メモリアルとして電車の車輪が展示してある、
   初期の電車や貨車に使われていた
   スポーク付きの車輪だそうです。

 

 

   鉄道に関した公園らしく看板も洒落ています。

 

 

   中身は児童公園、普段は誰もいません
   保育園児が遊びに来るくらい。

 

 

   トイレの壁に往時をしのばせる写真が、
   かつてここは東武鉄道の西新井工場。
   東武鉄道の検車施設・工場でした。

 

 

   私が初めて東京の土を踏んだころの写真です、
   記憶にはないけどこのバスにも乗ったことでしょう。

 

 

   電車の工場なので長~い工場、
   途中に工場を横切られるように道路がありました。
   その道を通って西新井駅へ、周りは田んぼがあったような。

 

 

   工場の中の様子を写した写真もありました、
   古い形の車両や今と変わらない形の車両が見られます。

 

 

   埼玉県に新しい工場が出来たので2004年にその役目を終えました。
   そして跡地に大規模マンションや亀田トレイン公園が作られた。

 

 

   工場跡に建築された大規模マンション、右の木立が公園。
   2009年09月に竣工された総戸数738戸の18階建マンションです。

   気がつけば長い間を足立区で過ごしてきた、
   先にも書いたけど田んぼがあって夏にはホタルも見られ
   今から考えるとよかったのかなぁ。
   周りがみんなそうなので特に不自由も感じなかったし
   思い出はよかったことばかりが残っている。

 

          data:PowerShot G7X MarkⅡ。 撮影  7月 10日  亀田トレイン公園

          

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夏の難行苦行はトンボ撮り

2023-07-25 | 散歩

  またこの季節が巡ってきました、
  抜けるような青空の下でのトンボ撮り。
  木陰から狙えるものではないし、
  カンカン照りの下でトンボを待ちます。

 

   この池の主、アオサギだって草陰に避難、
   それでも「暑いよ~」と叫んでいる。

 

 

   カイツブリの母子は涼しそうだけど
   獲物を獲る練習もしなくてはね。

 

 

   さあトンボを探しましょう、まずはウチワヤンマです。
   おしりにあるウチワのようなでっぱりが、
   なんともユニークで個性的なトンボですね。

 

 

   黒く大きな体に黄色いしま模様という外見と名前からして
   ヤンマ科の仲間かと間違えやすいが、
   サナエトンボ科の仲間なんですね。

 

 

   コシアキトンボ。
   比較的よく見かけるトンボです。
   黒い体に腹部の一部が白く抜けているため腰のところが空いている、
   すなわち”コシアキ”というのが名前の由来です。

 

 

   コフキトンボ、と思うけどなぁ。
   シオカラトンボは胸のあたりまで白くはないし、
   全身真っ白で粉を吹いたみたいだからコフキトンボと。

 

 

   お目当てのチョウトンボが飛んできました、
   金属光沢の強い緑青色の幅広い翅を持ったトンボ。
   飛ぶときに時々チョウのように翅をヒラヒラさせる。

 

 

   翅も幅広です、飛ぶときはチョウが飛んでるみたい
   うまく日が当たるときれいに輝くのでとてもきれいです。

 

 

   これを見たさに炎天下に何時間も、
   でも今年はあまりたくさんは見られなかった。
   これから増えてくるのかな。

 

 

   珍光景、セミの羽化に出合いました。
   近くにいたカメラさんに声をかけられ撮ってきましたが
   普通羽化するのは明け方の暗いうちのはず、
   寝坊して遅くなったのかな。
   先輩諸氏セミの名を同定しようとああでもないこうでもない、
   結局名無しさんのまま解散したけど
   セミの羽化が見られるなんてとても珍しいことですね。

 

          data:EOS70D/EF70-200 1:2.8 L。 撮影  7月 17日  舎人公園

          

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