発売当初、ネット以外は入手困難、店頭販売は、大きな書店でもしていなかったのだが、勧めた友人の話では、一般の書店で売り出されていたそうな。
Amazonで、当初71位、その後ランク外、専門分野ではNo.1のよう。
この本のお勧めする点は、
1. 著者の発表した主張が、その後の状況で大きな修正をもとめられないこと
2. 新型コロナに関する情報を理解するのに、適切な尺度を提供してくれること。いろんなモザイク情報をまとめる手助けになると思う。
著者の主張が正しいかどうかを評価する力は当方にはないが、彼らの主張に概ね沿ったコロナの状況変化が起こっているように見える。
尚、著者は、この著作は一般向けであり、この著作を根拠に批判することにはおやめください、とも言っている。
専門的討論は望むところだとも。
彼らの主張が受け入れられれば、多くの専門家と称する人たちのご意見に対する評価もおのずと固まってくる。
Trump氏のコロナ対策に、アメリカの医学専門誌、”New England Journal of Medicine"のEditorが非難しているが、それも妥当とは言えなくなる。
Media literacyを再考するにもいい材料になるだろう。
更に、徹底検証「森友・加計事件」――朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪 (月刊Hanada双書) (日本語) 単行本(ソフトカバー) – 2017/10/18
の著者、小川榮太郎氏の舌鋒鋭い表現も読みごたえがある。(おそらく、文責は彼が持っているものと推察する。)
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