20年前くらいに一旦習得を断念した”She Rote、”Charlie Parkerの1950年の名曲だが、1989年くらいにEddie Danielsがモダンに演奏、世界のプロのジャズクラリネット奏者をあっと言わせた曲。
BeBop奏者は、Jam sessionで、下手なプレーヤーをできるだけ排除するために、演奏困難な曲を演奏した、とかいう話があるが、その中でも、この曲は難しい。更に、Parkerの集大成の曲じゃないかと思っています。
Eddieがこの曲を発表したCDで、あるジャズ評論家は傍流の演奏、と言っていた記憶があるが、そんなことはない、EddieはModern Jazzの技法を詰め込んだ、超絶技巧の本流の演奏をしている。クラで。
さて、再習得のチャレンジは困難を極め、円形脱毛症、高血圧など種々の副反応を示す事態となっている(?)が、いささかならず手がもつれつつも、330BPMでも、時には演奏できるようになってきた、その、練習の補助について、今回はお示ししたいと思います。
当然、下手なうちはゆっくり演奏、次第にテンポを上げていく、というのが演奏習得の常道、とは、実はここ5年くらい前に思い知らされたのだが(そんなことさえ知らないのに、よくやってきましたね、って言われますけどね!)JameyのMinus one CDだったり、ネットに落ちてるBacking Track,特に後者は最近、ますます大量に出回っています。有難い限りですねこれは。中には、テンポを変えたものまで出していたり。これってとっても親切、と有難がってばかりだったんですが、最近、動画編集ソフトを使用、音程を変えずにテンポを変え保存、てのを利用するようになり、”She Rote” 240BPM→336BPMまで、1倍、1.05倍、1.1倍・・・・・と1.4倍まで作ればこれが336BPM.それぞれ順番に演奏していくと、だんだん速度に慣れてくる。ってわけで、重宝いたしております。Parkerは265くらい、Eddie は335位での演奏。今はFimora X無料版を使用、透かしが入りますが、ま、いいかって。Windows media playerでも同様の事は出BPM,Eddieは来ますが、細かい設定は面倒、又、保存ができないのもちょっと。
という訳で、上記方法で楽しんでやっているという訳。
Youtubeのダウンロードは違法らしいので、そんなことはしてはいけません。
今までなら、シークエンサー、もしくはシークエンサーソフトに打ち込んで、再生速度変えて、って、あるいは、i real bで速度を変えて、って、i面白くない。伴奏の音、悪いし。でも、いいBacking Trackなら、って。
”She rote”はSwing仕立てのBacking TrackがYoutubeに一個だけ落ちてます。これ、結構いい。
と思って練習していると、スピードだけは、誤魔化し誤魔化ししながらだけど、崩壊は避けられそうになってきた。
これなら他のBapの曲もいいかな??!と。
これが最近の私の練習法です。
って、こんなこと、書いていいのかどうかは知りませけどね。
ま、兎も角、スピードだけはParkerを凌駕!!!!Eddieと並ぶ!!!
音の粒立ち、アドリブは勿論、全く敵いません。そこんところは重々理解しています。身の程はわきまえているつもりです。うーん!!!