Hiro君の手作りジャズライブ・京都 Blog

寺崎純(p)を中心とする京都のプレーヤーと大阪、神戸を主戦場とするジャズメンとのブッキングを、行いたいと考えています。

手作りジャズライブ・京都 第29弾 フィーチャーリング 畑ヒロシ・北川真美

2012年09月29日 02時11分50秒 | Weblog
ベテランプレーヤー、畑ヒロシ(Gut)、石川潤二(Dr.)中堅のプレーヤー大野綾子、真木毅(B)、素敵なボーカル、北川真美各氏をお迎えしてのライブ、イヤーーーーー、驚きました。感動しました。素晴らしいライブでした。
石川、畑両氏は昔からの演奏仲間。でも、大野、真木氏とは初めて。大野、真木両氏もこれが二回目という、意外な組み合わせ。一体どうなるのかと思いましたが、いやー、参りました。リハも1時間と短め。大丈夫なんかなー???なんちゃって。
さて、本番は!!?
畑氏の華麗なテクニック、中身の濃いプレイ、唖然、呆然、脱帽です。一曲目から雰囲気をバッチリ作ります。ちょっと前屈みの姿勢で、花のある演奏。ジャズギターって、こんなんだったっけ??!持参の真空管アンプで、音もバッチリ。お客様をぐいぐい引き込んでいく様子を見て、聞いて、本当に驚きました。名うてのプレーヤーであることは承知していたつもりでしたが、CD(Blues walk"散々聞いて作っていたイメージが、どっかに吹っ飛んでいく、予期せぬ体験でした。
お客様も、ジャズギターに対する反応、すこぶる良く、実は結構難解なプレイにも、素直に反応されていました。これもとても意外でした。
正に目から鱗。耳から鱗。
石川氏のプレイは、幾度となく聞いて参りましたが、さすがのプレイ。昔から一緒にプレイしているとのことで、息はバッチリ。
この二人に、大野嬢、しっかり演奏を聞いて、鋭く反応していきます。大野嬢は、私の大好きなピアニスト。見目麗しく、演奏の時のリズミカルな身体表現は、とても素敵。ギターの仕掛けに反応したり、とても、見て、聞いて、楽しい演奏。
真木氏は、ステディーに、迫っています。良いねー、彼のベース。彼も、私のお気に入りのベーシストです。
インストで演奏した曲、実は、リハは殆どせず、一発勝負。その素晴らしさに、これまた新鮮な驚きを覚えました。
アドリブ、結構長かったのに、お客様がしっかりついて行く、って、これも中々ありそうで無いこと。
プレーヤー同士が、真剣に、エンジョイしながら演奏を繰り広げる、正にライブの醍醐味ですね。長年一緒にやってきた仲間、みたいな雰囲気。丁々発止の遣り取り。中々経験できないライブでした。
北川嬢は、二枚目のCDを出して、乗りに乗っています。
二部では、仮面を装着、お客様を魅了していました。でも、仮面、外した方が良い、なんて声も聞こえましたよ。私も観客席から見たかったなー!!
この方も、雰囲気を作れるボーカリストに成長しています。良い雰囲気です。
そもそも、北川、大野ご両人が、神戸ジャズライブハウスの老舗、ソネでのライブを挙行、とても素敵だったのが、今回のライブのきっかけになったんですが、今回のライブ、企画者としては、してやったり!!とてもハッピーです。そして、ジャズギターの真髄を聞かせていただいた心境です。
コメント
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