Hiro君の手作りジャズライブ・京都 Blog

寺崎純(p)を中心とする京都のプレーヤーと大阪、神戸を主戦場とするジャズメンとのブッキングを、行いたいと考えています。

さて、注目のカドソンT-902BSS

2009年09月05日 05時26分07秒 | Weblog
佐藤達哉氏、Jazz LifeにT-902BNの論評の時には、もっぱらASを止めてBN吹いていると記載してあった、その直後、新宿のSomedayに行った時は、AS吹いてた。んで、私の注目していた、T-902BSSを今はThe Bestとおっしゃっていると言うネット記事のことは、前回紹介しました。
さて、BSSのことを調べていると、管体は、真鍮に銀メッキをして、ラッカーをかけてあるんですが、キーは銀メッキはしてあるが、ラッカーは塗ってないようです。これは多分、BNと同じなんでしょうね。BNは、キーが白っぽく変色してきます(拭けば布は黒ずみます)。同じ洋白のフルートが黒く変色するのに。シルバーポリッシュを使うとそこそこ綺麗になります。何せこのBN,管体が薄黒く、綺麗なので、キーだけおつゆで汚く変色するのも何なので、時々磨いていますが、ほっといたらどうなるんでしょう?ルクラブに吹きに来ている若者のBNは確かマルカートの製品。あんまり丁寧に扱ってないようで、綺麗では勿論無いのですが、ビンテージ風にも見えない。元々シルバーが変色してくると、かっこよくなるのか、かっこわるいのかも実は知らないのです。ただ、石森楽器店に飾ってあったランポーネのサテンシルバー、ベルの内側がゴールドプレートで、管体も白っぽく、格好いいのに、見過ごしてました。シルバープレート(サテンでないもの)、見てくれ悪いし(昔のたばこの銀紙風)と思ってたし。でも、サテン、中々格好いいですよね。要は経年変化がどうなるのか、不明な点。ランポーネに関するプロの論評では、経年変化楽しみって書いてあったけど。
キーにラッカーを塗らない理由は、多分、キーの塗装による重量増加を嫌っているからなんでしょうが、何せ、見てくればかりを気にする私としては、ちょっと心配。(プロのサックス奏者で、見てくれを気にする人って結構多そう。)
と言うわけで、メンテフリーがいいんだけど。キー磨くの面倒だし。
そうそう、セルマーの薄いラッカーの色は安っぽく見えて、好きじゃありません。ゴールドプレートはいいけど、値段が高すぎる。最近、ゴールドラッカーとかビンテージラッカーという色の濃いものは格好いいと思います。
気に入って吹いているアルトサックス、SGはキーはゴールドプレート、管体はゴールドサテン、この姿、実はあまり好きではありません。全部ゴールドプレートがいい。カドソンのゴールドプレートは値段そんなに高くなかったような。何であんなに安いんだろ??でも、今回はカーリングトーンホールのものを買うと決めていたので。でも、なじんでくると、カッコなんてどうでもって気もしてくる。
マルカートのBN,若者が吹いているの、見ててあんまりかっこよくない。音はバカでかい。あれも、カドソンBNあんまり吹かなくなった理由の一つかな??
と言うわけで、周囲の影響をもろに受け、迷えるメタボ子羊は今日も、カドソンに注目しております。
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手作りジャズライブ・京都第16弾 北荘桂子ライブ まで2週間

2009年09月05日 04時16分34秒 | Weblog
ばたばたと、多忙な日々を過ごしていたら、あっという間にもうすぐ。今回はメタボラー氏、事情により、参加不能で、そこも大変。
さて、今回のライブは、ポップスナンバーも入ります。北荘さんの幅広いジャンルにもよるのですが、丁度、予定乱入プレーヤーに、京都の誇るギタリスト、それに、Yukariママさんのハモンドオルガンが入り、バンドはバッチリ(ラッパ以外は)。
今回のドラマーはDr.Jo。ボーカリスト、ヨッシーを擁するジャズバンド、キャッスルジョーズのリーダーですが、彼はポップスに強いドラマー。それなら、MaltaのLive in Japanから、Killer Joe,Moose the Moocheをやろうと、粋がったのですが、聞けば聞くほど深い演奏。こりゃ、いい加減なことを言ったと反省するも、既に遅し。
Benny Golsonというテナー奏者、私はあんまりお馴染みでなかったのですが、Killer Joeのみならず、Whisper not,I remember Clifford、って良い曲作ってます。このところ、Benny Golsonに嵌ってます。
さて、この難局Killer Joe,Maltaはフュージョンぽく、かっこよく演奏しています。んで、問題はBridge(サビ)の部分。オリジナルでも、不思議なコード進行。ネットを見てると、その本歌が有るとか無いとか。兎も角、ここをどうアドリブするかがポイントなんですが、サビ最後の二小節、Ⅲ(Em7)→Ⅵ(A7)の所、Malta氏はC7のスケール(Mixolydian)で吹いているように思います。私にはここのところがよく解らない。のに、格好いい!!!!Jameyのminus One CDでは、ここのA7の所、Aaug,A6とコードを換えていたりして。A6は解りますが、Aaugを使うって・・、これもカッコいいんですが。そうそう、Malta氏のでは、A7の所、一部A7→G7のバッキングになっているところも。ファニーカンパニーのピアニスト、菊池氏が、G7入ってなかったっけ?と私におっしゃってましたが、このことか??と言うわけで、簡単で、かっこよいと思ったこの曲、実際に演奏しようとすると、非常に難しい。この部分は、又、寺崎氏に教えてもらおうと思いますが、さて間に合うか・・・?このKiller Joeのいわれ、ネットで探したのですが、ヒットしません。グスン。
Moose the Mooche,これまた、聞くたびに素晴らしい演奏だと思いますが、一部、音が解らないところが有り、ユニゾンで演奏するのに、どうしても採譜出来ない。それから、最後の部分。演奏できても、楽譜に書けない。この部は、寺崎氏に頼んで、やってもらいました。なんせ、ギターとハモンドオルガンが入り、ユニゾンで演奏する(下手なフロントを誤魔化してもらう)ため、どうしても採譜が必要で・・・。この曲のバッキングはクラブ系。Malta氏の感性のすばらしさ、すごさはコピーしてみて、今更ながら、感じ入っている次第です。(コード進行の話、誰かご存じだったら教えてクダサーイ!)
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