Hiro君の手作りジャズライブ・京都 Blog

寺崎純(p)を中心とする京都のプレーヤーと大阪、神戸を主戦場とするジャズメンとのブッキングを、行いたいと考えています。

7/1Le Club Jazz Vocal session

2009年07月02日 22時24分11秒 | Weblog
恒例の第一週、第三週のボーカルセッション。ホストは星山啓一(p)、衛藤修治(b)で、この日は、若手プロ(多分)ドラマー、それにメタボな私の4人編成。
ルクラブでの、カドソンアルトサックスサテンゴールドは初の披露!!一応に綺麗な楽器だねー!!と、大いに受け、ゴールドの楽器は誰にでも似合うけど、メタボな私には似合わないと言うのも、大受け、でも、音に関しては、皆さんコメント無し、トホホ。
この日は、テナーはSelmerⅡとカドソンアンティークサテン二本を吹き比べ。
6/28,武井努氏のMark Ⅵをしっかり聴いたためか、カドソン、違和感あまりありませんでした。特に、Sound mirrorを使うと、音のエッジが聞こえやすくなるので、そして、客席に聞こえている音と近くなるので(多分・・・)この音なら良いなーなどと、一人ほくそえんで吹いてました。
ルクラブの箱はとても良いのですが、やや大きく、生音では、音が対面に飛んでしまって、自分の吹いている音がしょぼく聞こえがちです。返しのスピーカーの音量を増やすと、スピーカーの性能などにも依るのですが、どうもハッピーでない。と言うわけで、Sound mirror,結構良い感じ。特にテナーはアルト以上に長い楽器で、使う意味がよりありそうです。
最近、キーがSelmerの方がカドソンより小振りなのに気がつきました。って、古女房のSelmer,これくらいほったらかしにされています。音は、Goldplateのネックをつけているので、さらにイヤらしい音が出しやすい。逆にラッカーのネックは・・・、そうそう、Otto Linkのメタル(NY)でラッカーを使うと多少エッジのたった音ががするかも・・・。もう一度トライしなきゃ。
The Sax35号でのTenor吹き比べでも、勿論、Selmer (SerieⅡ、Ⅲ)がスタンダードな楽器ですが、(ついでにGPモデルの批評も欲しいな!)CadesonT-902V,T-902ASに対するコメントは絶賛!!の一言です(Selmer Referenceに対しては、比較的低い評価??Black nickelの批評も欲しい!)。何度も読み直しているのですが、Vintage sax好きにはとても良い楽器と書いてあります。それに影響されてか、武井氏の音に影響されたのか、兎も角、この日、カドソンに惚れ直しました。何となく違和感を持っていたのが、飛んでケー状態。
mpはPonzolですが、リガチャーは、多分これ、Dukoffに付いていたもの。新たなもの、探さなくっちゃ。
SelmerについてはOtto Link、7,8本試奏したのですが、このmp、吹きこなすのはやはり難しいかな???やっぱりVandolen買おうか??と、迷いはさらに増幅するばかり。そのあたり、適当にして、レベルアップに力入れた方が良いんだけど。
ブラックニッケルモデルについては、ニッケル独特の堅い、色気のない、ぶっとい低音が出ないのが気になっていたのですが、他のメーカーのBNで、銀メッキのネックが初めからついているのがあり、この際、試奏もせずに、ネックオーダーしようかと、又、考えてます。
武井氏の参画CD、私のオーディオでは、あのJust in time・元町での音とはかなり違って薄っぺらく感じます。録音にも依るし、オーディオ性能にも依るし、ああ難しい。カベッチのところで、聴いてみたい。佐藤達哉氏のCDは録音はかなりイフェクトを使ってるのか、いい音しますが、Mpにも依るんでしょうね?!
The Sax付属のCDで、大山日出男氏によるT-902V、A-902Vの演奏もあったのですが、One-pointマイクによる、アバウトな録音(箱が響きすぎ。多分。良い音に録音すると商品価値が高くなりすぎる!!!)だと、Vシリーズの良さがあまり感じられません。少なくとも私には。
でも、The Saxであれだけ褒めてあると、T-902V、欲しくなってきましたー!!
同じメーカーなら、アルト、テナー、似たような傾向、ってのがあると思っていましたが、The Saxによる限り、カドソンはテナーに比べ、アルトに対する評価は、ややオチ。音程が云々で、特にアルトが惜しい!!!っていう評価はどこから来ているのか??アドバイザーの佐藤氏と大山氏の音感の、あるいは吹き方の反映なのか、アルト、テナーの性格の差なのか、某サックスプレーヤーの、台湾製バリトンサックスの音程に対する指摘、どうなのか、興味と迷いはこれからも続きそうです。
コメント
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