Hiro君の手作りジャズライブ・京都 Blog

寺崎純(p)を中心とする京都のプレーヤーと大阪、神戸を主戦場とするジャズメンとのブッキングを、行いたいと考えています。

TN-900BN益々、なじんできました。

2008年04月12日 01時04分19秒 | Weblog
最近は、BNばかり吹いてることもあり、漸く、わが衰えたる大脳に、音が馴染んできました。考えてみれば、セルマーは、イヤらしい、サックスらしい音がする。アンティークサテンはボーっと鳴り響く。BNは、ちょっとぺらぺらした音がする、と、随分音質が違います。どれが良いとは申しませんが、オーソドックスなのは、やはりセルマー(Gold plateじゃありませんぞ。勿論Starling silverでもないけど)。アンティークサテンは汽笛のような、色気のない音。それに比べてBNは・・・、と思っていたのですが、結構皆さんの評判が良い、って言うか、見た目に影響されてるって言うか???自分でも段々この音に慣れてきて、何となく納得したりして。ただ、随分敏感な楽器なので、吹きこなしているかどうかは不明。
ミキサーで低音ブーストすれば、ほとんど解らないし・・・、って、テナー吹きにとっては噴飯物の意見。どれもテナーの音はしてるしって、益々いい加減
でも、佐藤達哉氏は、これだけ音色が違うのに、どう思ってるんでしょうかね?彼は昔、ビンテージセルマーの鬼だったとか。
そう言えば、昔、ヤマハのYCL-450買った後、クランポンを買い、その直後、ヤマハの北村英治モデルをゲット、こんなに違うと、皆の前で吹き比べてみたら、みんな変な顔する。どれも同じ音がするって。まあ、こんなものかも。でも、北村英治氏のクラは、以前はヤマハカスタムでとってもきらびやかな音がしていた。反応も凄かった。今は発売を止めたYamaha Finesse(フィネス)をお使い。これが又、まろやかなしっとりした音なんだけど、とっても響きが良い。勿論、何れも厳選されたものですが、音質は全然違う。でも、北村氏の音がする。という訳で、違いが大きくても、プレーヤーの奏法が反映する楽器がいいのかなと思います。滝川氏のクラも、以前はクランポン、今はヤマハですが、以前より、低音がしっかり出ている感じ。響きも良くなって。でも、彼のサウンドがします。ジャズ・プレーヤーは、色んな楽器をさわって、その中から選択、とことん演奏で楽器自体も追求、そして、時には自分の今までの音をがらっと変える様なことをするんでしょうね。それに引き替え、私は、佐藤達哉氏のお薦め品を買ってばかりで、その後、それぞれの楽器に自分を合わせるのに四苦八苦。でも、BN,吹き心地も良いし、運指も反応が良い。下手がばれるくらいで、かっこも良いし。明るいところでは灰色っぽく見えるし、くらいところでは真っ黒に見えるし、てな訳で、光量によって、変幻するところが又良い。でも、ゴールドがどんな服装にも合うのに対して、ブラックニッケルは服装を選びます。私が着りゃどれも一緒ですが。ビヤ樽みたいで。
コメント
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