Hiro君の手作りジャズライブ・京都 Blog

寺崎純(p)を中心とする京都のプレーヤーと大阪、神戸を主戦場とするジャズメンとのブッキングを、行いたいと考えています。

サックスのメッキについて

2008年01月19日 21時57分33秒 | Weblog
サックスの材質については、基本的に真鍮(銅と亜鉛との合金。黄色でさびにくく、鋳造・加工が容易なので、機械器具・日用品・工芸品などに広く用いられる。黄銅(おうどう))なんですが、T-902ASは古青銅(お寺の鐘と一緒)BNは洋白( 銅合金の一種。銅45~65パーセントにニッケル6~35パーセント、亜鉛15~35パーセントを加えたもの。光沢のある銀白色で、加工性に富み、洋食器・装飾品などに広く使用。楽器では、フルートの多くがこれ。洋銀とも。)ということで、最近色んな材質でサックスが作られています。昔からプラスチック製のサックスというのは会ったそうで、チャーリーパーカーが吹いたのもあるそうな。純銀製のものはスターリングシルバーといったりシルバーソニックといったりしてマルタ氏、写真から見ると、渡辺貞夫氏もこれを使っているようですね。ヤナギサワの14Kモデルは売るとすれば800-900万円くらいだそうな。
さて、メッキの話。
サックスは多くは、ラッカー、ゴールドプレートというのがメインストリーム。
私のセルマーはラッカーのモデルなんですが、ネックだけ金メッキ(Gold plate)。ネックだけ換えても、音は随分変わります。昔流行ったやり方だそうな。ラッカーより色っぽい、つややかなはっきりした音が出ます。ただ、セルマーはラッカーモデルと金メッキモデルの値段差が随分大きいし、何れも結構お高い。勿論、スターリングシルバーモデルはもっと高い。中々手が出ないというのが本当のところでしょう。
青銅というのは、かなり変わった金属ですが、ホラ貝のようなと、私は表現していますが、柔らかくもリッチな低音が魅力です。これは透明ラッカーが塗ってあるのかな??あるサイトでは一部錆びてきたと書いてありましたが、私のは大丈夫です。結構吹いたし、メンテ最悪でしたが。だって、いくら磨いても、別嬪にならないんだもん。
さて、今旬の(というか、買ったばかりの)BNモデル。洋白に黒っぽいニッケルメッキがしてあるのですが、ネットの情報によると、ニッケルメッキは色が変色してくるので黒っぽくしてあるとか。黒っぽいから、お天道様の下で吹くと、音が上がりすぎて大変なんだそうで。それに健康に悪いって言う話も書いてあったけど、本当かな?!音のイメージはまだ、老朽化した私の脳みそで捕らえ切れていませんが、兎も角、別嬪です。ホントに素敵な色艶。でも、変色してきて、内のワイフみたいになったらって、そんなこと、言わせないで下さい。
メッキ無しのモデルもヤマハから出ていて、これはフィル・ウッズが絶賛しているそうな。慶応軽音のOBのかたも褒めてましたね。
兎も角、多種多様の組み合わせのサックスが世界あちこちから出現してきて、選ぶのに困る今日この頃ですが、セルマーの音はやっぱり長年を経て世界のトップを行っているので、やはりいい音がしますね。カドソンの吹きやすく、素晴らしいキーアクション、これも捨てられない。
尚、ラッカーモデルを金メッキに変更するという事もしているそうな。10万くらいでやってもらえるらしいです。どうなるかがわからない点が欠点といえば欠点ですが、トライして満足している方もいるようです。私も見栄えのために、その内セルマー、金メッキしてみようかな??
メッキの話にご興味のある方は、次のURLもご覧になって下さい。
http://members.jcom.home.ne.jp/takasax/Accessory/list.html
追伸:!!!上記の記事の中で、金メッキ10万円というのは嘘のようです。クレモナ楽器では63万くらいするそうな。file://C:\Documents and Settings\重城\デスクトップ\メッキ加工・メッキ加工価格.htm
御免なさーーい!!
コメント
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