MALTA氏語録

MALTA氏は、演奏前は神経を集中するため、ゆったりした時間を過ごされるとか、ライブ前には食事は余りとられないとか、色々お聞きしたり、”サックス一直線”（マルタ氏の著作。初版本を買ったなー！うら若きお嬢さん方よ、ちゃんと読めよ！）で読んだりしていたんですが、ライブ前、ライブ後、色々サックスのことに関してお教え頂きました。他にサックスを始めたうら若き女性二名も色々教えて貰ったとか！！あんた等、まだ早い。私に聞けばいいの！！ペンペン！！
さて、彼の使用楽器は多分SelmerのserieⅢ、Sterling silverではなかったかと思うんだけど、兎も角、私どもには手のでない楽器。ひょっとしたらプラチナかも。兎も角、太い、暖かい、深い音がする。今回、本当にそれがよく解りました、って言うか、プロの凄い音を思い知らされました。私の楽器の話になって、セルマーのスーパーアクションシリーズⅡと、カドソンの話をしたら、後者はご存じないそうな。今は、シリーズⅢよりⅡの方に人気が戻ってきているとか仰ってた。ネックがゴールドプレートなんですが、低い音が出ないと申し上げたんですが、元のネックに戻した方が良いかもと。何せ、日本トップのサックスプレーヤーの発言、大変重いものがあります。ラッカーのネックは音が軽い感じがするとも申したのですが、やはり吹ききる必要があるようで。その点、カドソンは楽なんだけど、やはり、もう一回セルマーにチャレンジしてみるか？？！
うら若き初心者共は色々教えて貰ったと、キャッキャ喜んでる。私など、遠慮しーしー少しでもご教授願えれば、等と、控えているのに。そう言えば、私のワイフ、堂々とMALTA氏招聘を敢行、マネージャー氏ともしっかり話をする。なんて無遠慮なヤツ！！そんな訳で、これからは益々大きなお尻に敷かれそう。そういや、うら若き女性共も・・・・。

MALTA Super Live 完遂！！！！！

いやー、凄いライブでした。当然ではありますが、MALTA氏の超絶技巧、甘い、暖かい、そして太いサックスの音、お客様を魅了してやみませんでした。プレーヤーもノリノリ！！！！今年は帝国ホテルのジャズコンプレックスで、氏の演奏を聞きましたが、それより凄い！！！って、これだけ間近で彼のパーフォーマンスを見られるのは本当に素晴らしい経験でした。大舞台でも素晴らしいパーフォーマンスをお聴かせ頂きますが、やっぱりライブ形式が最高。お客様は一様にご満足の表情。お帰りになる時、当方からの会釈にも気持ちよくお答え頂きました。
もう一つ、近秀樹氏のピアノ・プレイにも絶賛の声が随分上がりました。私は彼のプレイは昔随分お聞きしましたが、益々のハイテク・プレイ！！本当に凄いプレーヤーです。村松泰治氏のベースもノリノリ。村松氏は私とは今回初対面ですが、当方は以前より彼を承知しております。でも、もっと怖い人かと思っておりました。鼻髭にちょんまげスタイル！！ド迫力の割りに、優しい、控えめな方！！！格好いいベーシストです。斉藤英宜氏は４，５年前、一度だけ、ホテル・グランビア京都で無理矢理共演して頂いたことがあるのですが、そのことをちゃんと覚えていらっしゃったのにはちょっと驚きました。温かいハートの、でもプロフェッショナルなハードドラミングも見せて頂き、４人のプレーヤーが盛り上がってのプレイ。会場は沸きに沸きました。
今回のライブは、お客様の反応が極めて顕著でした。すばらしいライブとのお褒めの言葉ばかり。この会の始めから来て頂いているお客様も、これだけ素晴らしいプレーヤーをお呼びすると、みな、耳が肥えてきていらっしゃいます。これからのライブ・プロデュース、チト怖くなってきました。
でも、次回、１１／２９木曜日、いよいよ鍋島直昶カルテット＋赤穂美紀が実現します。帝国ホテルジャズコンプレックスでは鍋島直昶クインテット＋北村英治＋赤穂美紀があり、前半は北村氏、後半が赤穂美紀と素晴らしい舞台を繰り広げ、上々の評判でした。赤穂美紀はパンチ力のある声、お客様を大切にする、そして一生懸命張りのある声で歌いまくる、素晴らしいラテン歌手です。しかも若い！！！！！次回も、皆様エンジョーイしてくださいね！！
MALTA氏は、機会を与えられれば又招聘したいプレーヤーです。皆様、尚一層のご支援をお願い申し上げます。ご多忙中にもかかわらずお越し頂いたKafunshoサンのコメントも頂戴したいなーー！！