今夜も一杯! 昭和浪漫

日常生活の中で温故知新に焦点をあてて書いてます。

駐輪場にも遊び心を

2018年01月13日 10時11分55秒 | タウンマネジメント
自転車駐車場にも遊び心を
住んでいる地区の自転車駐車場案内をインターネットで検索すると、ほとんどのホームページは公共団体が提供するものであり、定期利用と当日利用の料金、収容台数と申込先という無味乾燥なものが多い。間違っても楽しいとかワクワク感には程遠い内容ばかりだ。例えば、話題騒然!の駐輪場。行列の出来る駐輪場!テレビで有名な駐輪場!など、自転車駐車場を探している利用希望者が、是非一度は利用したい、行ってみたいという気持ちにさせる内容の駐車場が皆無なのは本当に残念である。放置自転車を減少させたい公共団体が提供する設備だから、無味乾燥な駐車場でも良いという事にはならない。分野は違うが、2008年から始まった「ふるさと納税」。それ以前は個人が最寄りの税務署に税金を収めるという、無味乾燥な行為に対し、自分の出身地や応援したい自治体に2千円を超える寄付をすると、超えた分が所得税と住民税から控除されるという納税制度。嬉しいと思えるのは、ふるさと納税者に地元特産物を返礼品として贈ってくれることだ。何を貰えるのかインターネットで写真確認が出来る。ワクワク感、期待感が国民の義務として納税しなければならない無味乾燥な気分を打ち消してくれる。地域に密着した和牛や魚介類が人気ランキングの上位を占めているが、カラフルな返礼品を見ているだけで食欲をそそられる、自分もふるさと納税をして旨いものが手に入れたいという気分になるのが面白い。再び駐車場の話に戻すと、地方自治体や国の外郭団体が主導権をもって自転車駐車場を設置するため、利用者が喜びそうなサービス精神(おもてなし精神)が欠落している。つまり、自転車を収容する箱物だけ準備して、利用者からクレームが来ない程度の最低のサービスで運営していると言った方が正解だ。領収書1つでも何か記念になるような楽しい印刷とか、大人でも子供でも楽しめるレアなキャラクターが印刷されていれば、一瞬でも利用者も楽しい気分が味わえる。駐車場に楽しい装飾や癒し系の看板を設置しても利用者は怒らないはずだ。電磁ラックを設置した無人管理駐車場が増えているなか、有人管理の定期駐車場と言えば、管理人はシルバー年齢者が定番であり、20代、30代の女性や男性がハツラツとして動いている駐輪場は皆無に近い。もう少し利用者が喜ぶ工夫や遊び心を広げる運営をしても良いのではないかと思う。現状、自転車を靴とすると自転車駐車場は安物の下駄箱と同等である。良い靴(自転車)には良い下駄箱(駐車場)を準備するのも利用者へのサービスだと思う。

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