*** june typhoon tokyo ***

城東 vs 国士舘 @神宮【秋季東京都大会】


 唯一の都立勢の進撃を止め、国士舘が2年連続で秋季大会決勝へ。

 都立勢で唯一8強に進出した城東。これまで日体大荏原、明学東村山、錦城学園、共栄学園と接戦で勝ち上がってきた。原動力といえるのは1年生エースの林だが、左腕である意外にそれほど特徴のない投手。球速も120キロへ到達するのもいくつかある程度で、身長も178センチと取り立てて長身という訳ではない。それでもこれまであまり打ち込まれていないのは、インステップ(左打者から見て背中側)気味からクロスする球筋と、やや腕の出どころが見づらいフォームというところにあるかもしれない。ただ、生命線はコントロールの良さだろう。あまり高めに上ずることなく、安定している。

 国士舘の打線がどれだけ林を早く打ち崩せるかがこの試合のポイントかと思っていたが、蓋を開けてみると両チームともに犠打失敗、走塁ミスが頻出。特に国士舘は、4回裏に一死2塁から黒澤のピッチャーゴロに二塁走者の鎌田が挟殺でアウトになると、打者走者の黒澤も二塁へ暴走してダブルプレー。5回裏にも先頭の齋藤の二塁打を鎌田が送れず、齋藤が2・3塁に挟まれると、その後一死満塁と再びチャンス。中西の犠牲フライで先制するも、一塁走者の黒澤が飛び出してアウトになるなど、雑なプレーが露見。城東がほとんど攻撃の糸口を掴めずにいながらも、7回終わって国士舘が1-0と最少得点差だったのは、攻撃・走塁のミスの影響も少なくないだろう。一方、普段どおりの野球が出来ていない国士舘に付け入りたい城東も、チャンスは少なかったとはいえ、得点圏に進める機会はいくつかあったが、犠打をきっちり決められず、相手のミスに付き合う感じに。国士舘が地に足着く前に先制して流れを掴み、焦らせたかったところだが、自滅した感は否めなかった。

 結局、7回から登板した城東の鳴坂(こちらも1年生投手)を攻めた国士舘は、先頭の清水がライト前ヒットを放つと、齋藤、鎌田のそれぞれ犠打が内野安打となって無死満塁のチャンス。ここで吉田、黒澤の連続タイムリー、中西の犠牲フライ、その後も林のタイムリーでこの回4点を挙げて、一気に試合を有利に進めた(とはいえ、この回にも一死2・3塁で前進守備シフトの際のショートゴロに三塁走者が飛び出してタッチアウトになるミスが露呈)。

 城東は林は好投したものの、打線が弱く、凌ぎきれなかった形。終盤にも大きなチャンスを作ることなく迎えた9回も、国士舘の中西に三者凡退に抑えられて試合終了。4強と健闘したものの、散発2安打、三振9では勝利をもぎ取るには厳しかった。

 国士舘は2年連続で決勝進出。昨年は東海大菅生を下して優勝しているが、この日のような細かいミスを修正しておかないと、全国はもちろん、決勝でも苦しい試合になると感じた。

◇◇◇

【2019年度 秋季東京都高等学校野球大会】
都立城東 vs 国士舘 準決勝
2019年11月09日(土) 第2試合 12:49試合開始 14:29終了 試合時間1時間40分
明治神宮野球場 入場者数 -,---人
球審 松田 / 塁審 松本、平山、浅野 / 線審(左)増山 (右)中川

城 000 000 000 0
国 000 001 040 5

≪バッテリー≫
(城):林、鳴坂-松本
(国):中西-吉田

勝:(国)中西
敗:(城)林
本塁打:

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