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キャプテン・ハリケーン

2018-01-05 09:00:00 | 日記
 オーストラリアに本社を置く鉱物資源開発会社に就職し、すでに13年が過ぎた。新人研修は地球周回軌道上のスペーススクールで受け、配属は火星のアルシア山にある鉱山施設だった。その後、月と火星の間を行ったり来たりしながら経験を積み、現在は会社から派遣されて国際小惑星帯探査チームのキャプテンとして働いている。それと高校時代のクラス会の幹事。どちらかというと幹事の方が忙しい。
 
 クラス会は始め月の周回軌道上にあるホテルで行うはずだったが、地面に足が着いていないと嫌だと言い張る友人から反対の声が上がり、地球在住者のほうが火星で暮らしている人間よりわずかに多いという理由で、地球からの便がいい月の雨の海にあるルナポート近くの居酒屋を予約した。25歳の時から5年おきに実施することを決めているクラス会も今回で3回目になる。前回30歳の時の同窓会は担任だった先生が火星に移住しておられたために火星で実施した。先生はその後奥様と一緒に、系外惑星探査プロジェクトに参加され、現在は冬眠状態のまま亜光速で宇宙空間を飛行中だ。
 
 高校までは地球で暮らした。その後、決まりきったコースで地球周回軌道のステーション大学に進学した。高校のクラスメートは親の経営する和菓子屋を継ぐためにバーチャル大学への進学を決めた1人を除いて全員が軌道ステーションのどこかの大学に入学することになった。1年生は軌道上で、2年生以降は地球のキャンパスに移動するが月面フットボールや火星ベースボールのような人気スポーツの選手になっている学生は学生生活の大半を月や火星で過ごす。就職後新人で配属された火星の鉱山施設もベースボールチームを持っていて、少しだけ付き合った彼女がライトを守っていた。
 
 宇宙に向けて乗り出す動きは20世紀に一度盛り上がって、その後長く停滞してしまったが、21世紀前半から少しずつ盛り上がりを回復し、電気自動車用のバッテリー開発競争で発明された安価な新型バッテリーで世界が大きく変わってしまったのと同時に一気に加速されて今に至っている。22世紀の今、地球の主な地域は自然回復特別区域に指定されて鉱工業活動や都市化の活動は禁止されており、月か火星でしか開発実施できない。子供たちの夢も多くは宇宙探査船のクルーになることだ。特に小惑星帯の探査チームは人気が高く、そのキャプテンである私のことが父母は自慢でならないらしい。
 
 小惑星帯探査チームは全体で7チームあり、その第三チーム、「ハリケーン」が私がキャプテンを務める5人の精鋭チームだ。ヒューマノイドは私を入れて3人。支援ボットが2人。ヒューマノイドはいずれも生体のみで構成されていて珍しく機械結合している身体を持つ者はいない。支援ボットは私のアシスタントとして私が生まれた時に父が選んでくれた犬型の相棒だ。もう1体は同じくヒューマノイドのアシスタントとして彼女が生まれた時から成長を見守って来たライオン型のすごいやつだ。
 
 などと書いて来たが字数が尽きた。空想は広がる。またいつか続きを。(三)
 

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