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思い出ダイバー 五

2012-03-12 02:42:26 | 日記
2011年10月某日。

秋とはとても思うことができないほどの暑さを感じる中、休日だというのにスーツを着て電車に乗り込んだ。

新宿駅で中央線快速に乗り換え、ある場所を目指す。人生初の「映画のエキストラ出演」するためだ。

お昼を済ませてから喫茶店に入り、アイスコーヒーと灰皿を手に持ち喫煙フロアまで駆け上がる。煙草に火を点け、煙を吐き出す。これから起こるであろう予想もつかない出来事に対して、緊張している自分がいた。ただのエキストラなのに。

ファンである女優さんを生で見ることができる機会なんてめったにない。「人生で何度もあることじゃないし、行ってくれば?」このエキストラの話も、嫁がネットで見つけてくれた賜物である。彼女の情報収集能力にはいつも感謝している。

話を戻そう。

普段は煙草を2本吸って店を出るところを、4~5本吸ってからようやく腰をあげた。店を出ると周りには自分と同じようにスーツを着たり着物を着たりしている人々が目的地に向かって歩いていた。

そう、今回のエキストラ撮影は「卒業式」のシーンである。

現場に到着すると、受付で名前とメール(申し込み結果の返信メールである)を見せた。すると、

「おいくつですか?」

ここで素直に自分の年齢を言った事を後に悔やむことになる。

「では父兄役としてホールの2階に進んでください」

後で知ったが、30歳未満は卒業生役としてフロアに、30歳以上は父兄役として2階席に行くことになっていたようだ。

時間になると、スタッフが注意事項をしゃべりだした。

「公開は3月になるので、それまでは今日の内容をしゃべらないでください。twitterやFacebookなどにも投稿するのはやめてください。それから・・・」
なるほど、最近は情報が漏れやすいから当然の注意だ。

撮影が始まる前に、映画のヒロイン役の女優さんが紹介された。この人を見るためにはるばるここまで来たのだ。ホントに生で見れた。嫁よ、ありがとう!

ヒロインは卒業生役で答辞を読むようだ。それに合わせて拍手をする、ってだけの撮影。ただし、そのホールのキャパシティに比べて、半分ほどのエキストラしかいないのだが、カメラで写す範囲に人がいればいいようで、何度も席を移動した。父兄も卒業生役も。2階から1階を見ると、凄いスカスカの席が目立っているのだが、それで問題ないようだ。

拍手と移動と待ち時間で約3時間の撮影が終わった。何人かはその後の謝恩会の撮影もあったようだが、自分はここで終了となった。
最後に受付で記念品をもらったが、映画とは関係なく、テレビ局のマスコットのシャープペンシルとノート1冊だった。うん、そんなもんだよ。


で、公開にあたり、その映画の舞台挨拶付きの鑑賞券の応募を又もや嫁が手配してくれていた。「当たったら凄いよねー」なんて言っていたら、ホントに当選してしまった!凄い強運。「人生で何度もあることじゃないし、行ってくれば?」そう言ってくれた嫁に感謝して、3/3に映画館へ行った。

ポップコーンを頬張りつつ、ワクワクしながら時間が来るのを待っていると、司会の男性が登場した。あれ?なんだか見たことがある人だぞ?と思っていたら、某TV局の男性アナウンサーだった。凄い!見たことある人だ!って興奮していたら、隣の島のお客さんが派手にポップコーンを床にばら撒く音で我に返った。

舞台上では出演者の方々が挨拶を行っていた。撮影の時には遠くて小さく見えた女優さんも、今回は凄く近い席だったので、肉眼でハッキリ確認することができた。もうこれで今年のくじ運は全て使い切ってしまったかもしれない。が、この映画の製作に自分も関わったと思うと、ちょっと嬉しかった。エキストラだけど。

見終わった後、なんだかモヤモヤした感じが生まれた。それが何だか分からないまま駅に向かって歩いていた。途中、喫煙所に寄って煙草に火を点けた途端、モヤモヤが何なのかハッキリした。

自分もいつも同じことしてるじゃないか!
映画じゃないけど、何かを作ることに参加しているじゃないか!


スッキリした気分で、自分の仕事も同じだと改めて感じた。


エキストラかもしれないけど。

絶賛公開中

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