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ロボットの心

2016-07-20 08:25:55 | 日記
 昔見た鉄腕アトムのアニメにはアトムの父や母、妹、兄などアトムの家族を構成するロボットが登場した。妹のウランちゃんは兄思いのかわいい女の子そのものだった。
 
 ロボットも作られたものであるから、いつかは耐用年数を超えて壊れる。その部分だけでいえば一定の寿命を持つといえなくもない。しかしロボットの記憶や意識はコンピュータのデータやソフトウェアとして別の体に移植可能である。つまり寿命など無いに等しい。
 
 生き物全般の命の輝きを伝えるドキュメンタリーなどを見ると短い寿命の中で異性と出会い、子供を生み育てて行く姿が基本的な筋立てとなっていることが多い。人を含めたほとんどの生物が同じテーマの中で生きているように見えて来る。
 
 寿命も性も実質的には意味のないロボットに人間のような家族を構成する意識をシミュレートできるものなのだろうか。例えばロボットにはそもそも性別が無い。短い寿命のうちに別のロボットに恋して元気な子供のいる家庭を作る必要が無い。人間のような考え方を模すことができる機能を作り込まれたとしても人間のように考える必要がまるで無い。
 
 生物種の見た目は性の行動に根ざしたものであることが多い。性別と無関係のロボットは自分の見た目についても生物とはまるで異なる考え方をするだろう。
 
 その上で鉄腕アトムのアニメの中のような家族ロボットが存在するのだとすれば、よくできた蝋人形館のようなもので、本当にロボットたちが自分で考えた姿であるとはとても思えない。ロボットが自分の体を選ぶなら二足歩行を選ばない可能性が高い。生物の顔のような構造すら不要だ。重要なのは目的を実現する最適な形だ。
 
 人のように単体で個性を持つ必要もない。今後の技術発展を考えるとアトムもウランも実は同じロボット意識システムの端末側ユーザインタフェースである可能性が高い。人間にサービスするときは人間型のインタフェースを使い、その他の作業を行う時には作業に適した体型を端末とする。その一例が家と自動車だ。ある程度時間が経過すれば家そのものがロボット化するだろう。様々な家電が同じロボット意識システムの端末となり住む人の指示によって家事をこなす。自動車も同じロボット意識下で自動運転サービスを提供する。特に人型のロボットが介在しなければならない必要性は無い。
 
 自分でしっかり考える能力をロボットが持ったとしても、それが人間のような心を持つというのは発生の歴史から見てどうやらあり得ない。人間のようでないからと言って心を持っていないとも言い切れない。利用する何万人何十万人の人たちそれぞれに心を持っているように見せかける能力は十分に持ったシステムは生まれ得る。ある人には男らしく見え、ある人には女らしく見え、ある人には父親のようにも母親のようにも見える。
 
 いずれこんな世界が来るだろうと踏んで考えてみたが、イノベーションとはある種人の想像を超えた所にあるものだ。思わぬ進歩の結果、人より人らしい優しさを持ったロボットが家族のように暮らす未来もないとは言えない。(三)
 

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