「サッカー文化フォーラム」夢追い人のブログ

1993年のJリーグ誕生で芽生えた日本の「サッカー文化」。映像・活字等で記録されている歴史を100年先まで繋ぎ伝えます。

見えてきた豪州戦スタメン、長谷部キャプテンも。

2017年08月22日 02時44分48秒 | サッカー選手応援
今日のネットでは「ケガ人続出、ハリル監督、選考に悩む」という記事へのアクセスが多いようですが、もう、そんなことを言ってる場合じゃないでしょう。

万全な選手を選ぶしか選択肢がないわけで、それでも、そこそこのスタメンが組めそうになってきましたね。

まずDFは長友、吉田麻也、昌司源、酒井宏樹、MFは長谷部、山口、原口、FWに乾、武藤、岡崎。GKはわかりません。おそらく川島選手で行くと思いますが・・・。

どうです。イキのいい、しかも安定感のある選手が揃いましたよね。虚心坦懐に選べば、そこそこ組めるんですよ。

長谷部選手がブンデスリーガの直近の試合でフル出場を果たしたそうですから、戻ってきた感じです。

香川真司選手をはじめ、浅野琢磨選手、久保裕也選手、今野泰幸選手、酒井高徳選手も控えています。心配なのはDF陣にアクシデントが起こった時ですね。遠藤航選手、三浦弦太選手あたりで行くことになるでしょうけれど。

もう発表までわずかになりました。それでも見えてきたことは確かです。もう元気なメンバーで行くしかありません。

では、発表を待ちましょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

育成年代の指導者を育成するプログラム、協会の答えが欲しいです。

2017年08月20日 12時57分42秒 | サッカー選手応援
今月中旬、毎年恒例の「SBS杯国際ユースサッカー」が行われました。何年も前からスカパーさんが必ず放送してくれているので楽しみにしていましたが、今年はJリーグがDAZNに契約替えしたこともあり、スカパーのチャンネル契約を最低限に絞ってしまい、見ないでいました。

数日前、ネットで、そのSBS杯に出場していたU-18日本代表が、地元代表のU-18静岡選抜にも負けて2連敗、最終戦に勝利したものの、4チーム中3位に終わったというニュースを知りました。

今年のU-18日本代表は2年後のU-20W杯をめざすチームで、本格始動して間もないみたいですが、何よりも静岡選抜に敗れたという結果は、言い訳できないものです。

レポート記事を書いた浅田真樹さん(2017.08.17「戦う姿勢が見えないU-18日本代表。U-20W杯の連続出場が危うい」webスポルティーバ)は、こう指摘しています。

「日本選手の倍はあろうかというほど、選手の体に厚みがあるチリを相手に、スコア以上の内容で圧倒された初戦を経て、迎えた第2戦。フィジカル的には互角以上に戦えるはずの静岡ユースを相手にしてもなお、戦う姿勢に火がつくことはなかった。

 それどころか、サッカー王国・静岡のプライドから「日本代表とはいえ、同年代の相手には負けられない」という静岡ユースの気迫が上回っているようにさえ見えた。」

そして、そのことについての影山監督のコメントを紹介したあと、次のように指摘しています。「結果的に、最終戦でようやく目を覚ました選手たちは、体格で日本を上回るチェコを下すことができた。これはこれでひとつの成果ではある。

 だが、これが今後彼らが出場するであろうU-20W杯、あるいは東京五輪のグループリーグなら、2敗した時点でゲームオーバー。目を覚ますチャンスが2度もありながら、みすみす逃し、3度目でようやく火がついたのでは、遅きに失する可能性は十分にあるのだ。」

最後は、願望と期待を込めて、こう締めくくっていました。
「彼らはまだ18歳以下の選手たちであり、いまだ成長途上。経験を重ねることで覚えていくこともたくさんある。すでにトップチームでリーグ戦に出場している選手が少なくないチリなどと比べれば、あらゆる意味で経験不足は仕方がないことでもある。

 とはいえ、世界との差を少しでも埋めるべく成長スピードを上げていくには、2度の失敗で気づくところを1度の失敗で気づくようにし、1度の失敗で気づくところを失敗する前に気づくようにしていかなければならないのだ。

 それを考えれば、彼らに拍子抜けするほどの物足りなさがあったことは否めない。

 前途多難――。今大会のU-18日本代表を、厳しいようだが、あとは上がっていくだけという期待も込め、そんな表現で総括しておきたい。」

この記事を読んだ流れで関連コラムのタイトルを追っていきましたら、やはり同じwebスポルティーバが、5月の時点で中山淳さんのレポートによる「U-20W杯に思う。今こそ日本サッカーは「育成指導者」の育成が必要」(5/21(日)配信)
というコラムをリリースしていました。

タイトルを見ただけで同感でしたので、紹介しながら、我が「サッカー文化フォーラム」は、「これに対して協会はどう答えるのか、いや、どういうプログラムを考えているんですか?」と問い質したいと思います。

コラムでは、まず「育成先進国のヨーロッパでは、この世代を育成年代とは捉えられていない。育成は18歳までに終え、19歳以降は年齢に関係なく、一人前の選手としてプロの競争社会にさらされる環境がある。

優秀な選手なら、17、18歳のうちにクラブでトップデビューを飾り、チャンピオンズリーグの舞台に立つ選手もざらにいる。10代の有望選手の移籍に、ビッグクラブが数十億円という大枚をはたくことも珍しくなくなっているのが、近年の傾向だ。」と指摘しています。

「それに対して、日本およびアジア諸国では、いまだに五輪に出場するU-23のカテゴリーまでが育成年代と考えられている。昨年からJ3にJクラブのU-23チームを参戦させ、若手の成長を促しはじめたばかりというのが実情だ。(中略)

「残念ながら、日本の選手にとってはU-20W杯が経験を積むための最高の舞台であり、そこにあらためて育成面における世界との差を痛感させられる。」というわけです。

そして、次のように提言しています。
「では、日本はその差を埋めるために何をすべきなのか? その答えは、やはり世界各国にコピーされているフランスの育成システムがヒントになる。中でも、育成におけるフランスと日本との決定的な違いとなっているのは、「育成専門指導者」の育成だ。(中略)

フランスが、ヨーロッパの移籍マーケットで注目される若手選手を毎年のように輩出できるのは、「ダイヤの原石」の質と量はもちろん、彼らを育てる有能な指導者が数多く存在しているからに他ならない。これは卵が先か、にわとりが先かの話ではない。いくらいい畑や種があっても、優秀な農家がいなければ良質な作物は育たない、という論理だ。

かつて日本サッカー界も、現在のフランスの育成システムの基礎を作り上げたクロード・デュソー氏を招き、若年層からエリートを養成すべくJFAアカデミーを作った。しかし残念ながら、当時は選手の育成だけにスポットを当ててしまい、肝心の育成指導者のプログラムを取り入れるには至らなかった。

当時、もし日本がフランスから優秀なフォルマトゥールを招へいするなどして、指導者育成のメソッドを取り入れていたら、現在の深刻な人材(選手)不足を招くことはなかったかもしれない。」

そして、アメリカや中国などがフランスに学ぼうとしている様子を紹介しながら、次のように提言を結んでいます。

「「育成の成否=年代別代表の成績」という考え方だけに捉われず、いかに優秀な若手をトップレベルの選手に育て上げるか、という視点を忘れていては、A代表の成功は永遠に叶わないだろう。

 日本サッカーが世界のトップレベルに近づくためにも、ハイレベルな育成専門指導者の養成と、彼らのステイタス確立を図る必要がある。そのための組織と環境作りは、U-20W杯で結果を残すことより重要だと思われる。」

日本にはアーセン・ベンゲル監督やフィリップ・トルシエ監督を通じてフランスと強いパイプがあることは周知の事実です。

そして、おそらくサッカー協会の上層部もフランスの育成指導者システムのことは、言われなくてもわかっているはずです。

にもかかわらず良いモノを取り入れようとしない、問題はそこにあるのです。いまの指導部は、ベンゲルさんやトルシエさんの世話にはなりたくないのです。それは何故か?です。

大人の世界というか、権力者の世界といったほうがわかりやすいのですが、そういう世界にいる人間の中には「いいものはいい」とわかっていても、別の判断基準に邪魔されて取り入れない判断をする人たちが多いのです。

だから閉鎖社会なんです。正論がまかり通らない社会というのが、権力者たちの握っている「上層部」という社会なんです。

久しぶりに「サッカー文化フォーラム」が石つぶてを投げた感じです。今日のコラムに「育成年代の指導者を育成するプログラム、協会の答えが欲しいです。」と書いたところで、答えなどかえってくるはずはありません。

答えを持っているようであれば、とうの昔にフランスの育成システムを取り入れているはずなんです。ベンゲルさんやトルシエさんがいた頃に・・・。

JFAが2005年に発表した、いわゆる「2005年宣言」では、「JFA2015年の約束」として、「日本代表チームは2015年、世界のトップ10のチーム」になると目標を立てていました。

それは2015年に策定された次の中期計画で「2030年までの目標」として「日本代表はW杯に出場し続け2030年までにベスト4に入る」という形に置き換えられています。

2005年には、翌年のジーコ監督指揮によるW杯ドイツ大会惨敗もまだ見ていない時期でしたから、多くのサッカーファンが夢を持てるプランだと感じました。

しかし、アジアのレベルが、じわじわと上がってくる中で、本大会出場常連国の地位さえも揺るぎ始めている今日、よほど長期的、抜本的な対策が講じられない限り、世界のベスト4は難しいと感じ始めています。

今回の「育成指導者」の育成についての提言は、もはや過去のしがらみやメンツにこだわっている時期ではないことに強い警鐘を鳴らしています。

何が取り組みを妨げているのか、取り組みの障害になっている元凶はどこにあるのか、誰なのか、そういった視点で問い質さないと、実は先が見えてこない問題だと指摘しておきます。

さぁ、天下分け目の豪州戦まで、あと10日ッスよ。プレミア・レスターの岡崎慎司選手は2戦連発だそうで、キレッキレみたいです。あとはDF陣ですよね。吉田麻也選手は試合終了間際に自分が相手ペナルティーエリアにいてPKをゲットしたといいますから大丈夫みたいです。

もう一人にあげている昌司源選手も昨日の清水戦を無失点に乗り切り落ち着いているでしょう。
これで、ハリル監督も選手選考を終えたでしょうから、選手たちも天命を待つ気分でいると思います。

海外組には今日試合がある選手も多いので、明日再度点検したいと思います。
では、また。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レッドカードの取消し、もっと今日的な処理を。

2017年08月19日 02時59分29秒 | サッカー選手応援
今週は、日本でも海外でもレッドカードにまつわる出来事がありました。

まず最初は、C・ロナ。リーガの2017スーパーカップ第一戦、バルセロナとのクラシコでレッドカード、しかもレフェリーを小突いたプレーということで、その後の裁定で5試合出場停止処分とのこと。

レフェリーがバルサ寄りだとか、常日頃のフラストレーションの爆発なのか、どこまでも冷静沈着であって欲しいスーパースターでも、なかなか難しいものなのかも知れません。折しもバロンドール発表が近づいているさなか、マイナス評価に結び付かなければと心配です。

次も海外から、イギリス二部リーグの開幕戦、レディング対フルアム戦で試合開始後わずか39秒、おそらく今シーズン最速のレッドカードが出されたというニュースが飛び込んできました。

そして、このニュースには尾ひれが付いていて、実は世界で、試合開始から最も早い時間にレッドカードが出された記録は、我がJリーグで記録されたと報じられています。

それは、2009年4月15日、当時東京ヴェルディに所属していたMF菅原智(ずいぶん前の選手です。「さとし」選手ではなく「とも」選手と呼んでくださいね)が、試合開始9秒 でレッドカードを受けたものだとのことです。このニュースを読んだ読者がいろいろ書き込みをしていて、結構覚えている人が多いらしく「あぁ、あれね。バックパスをなぜかスルーしてしまうというチョンボのあと、相手FWをあわてて止めにいったヤツね」と、情景が目に浮かぶようなコメントがありました。

そのJリーグでは、J2の28節、町田vs名古屋戦で、明らかな誤審によるレッドカードがあり問題になっています。

試合を裁いた家本さんという方は、誰もが知る誤審歴を持つ方なので、ここでも書き込みが辛らつで「家本さん、まだやってるの」とか叩かれているようです。

この場面、8/16(水)配信のサッカーダイジェストwebの記事によると、名古屋の青木選手が最終ラインに抜け出そうとすると、町田の深津康太選手と奥山政幸選手が、たまらず挟み込んでファウルで止めたようです。

このプレーに対し、家本政明主審は即座にレッドカードを提示。深津か奥山のどちらかが対象かと思いきや、なんと退場処分になったのは、接触プレーに関与していない平戸太貴選手だったというわけです。

この出来事について、上記 サッカーダイジェストwebは、08月18日に追跡取材記事を配信してくれました。

それによると「日本サッカー協会審判委員会は同カードで平戸に対して科された退場処分が、対象となる選手の「人違い」であったと判断。規律委員会が管理する「警告、退場、出場停止処分」の懲罰の運用上、平戸には「退場処分及び出場停止処分を科さないこととする」としている。

 また、「本来退場処分を受けるべきであった深津康太選手に退場処分を付け替え、1試合の出場停止処分を科す」と続けている。

 試合を裁いた家本政明主審の“誤審”を認める形となった今回の発表だが、サッカー競技規則第5条[主審]の(主審の決定「プレーに関する事実についての主審の決定は最終である」)により、公式記録は変更しないこととなった」とのことです。

間違ってカードを出された平戸太貴選手は、退場処分も出場停止処分もなしということで、よかったには違いありませんが、公式記録としてレッドカードを受けた記録は残るのだそうです。なんだか、犯罪歴が記録として残されるようで気持のいいものではありません。

このあたりは「悪法もまた法なり」という具合に、規則に書いてあるから「これで決まり」式の決め方は、もういい加減にして欲しいものです。

せっかく「ビデオ判定システム」といった今日的なテクノロジーを活用する時代なのに、それを効果的に使ってレフェリングを合理的にするという考え方があまりにも足りないと思います。

こうした現状の陰には「人間は間違いを犯すもので、その人間が裁く試合を受け入れることもサッカー」という考え方があるためです。

しかしながら、それを受け入れることがフェアプレーだと主張されるとしたら大間違いで、真のフェアとは、間違いを間違いとして糺し(ただし)、ファクト(真実)のもとで競い合う状況を作っていかなければ、いつまでも悲劇、理不尽な悲劇がなくならないと思います。

最後は、アピール調になってしまいましたが、たまにいいでしょう。こういう終わり方も。
では、また。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

川崎は、昨シーズンの悔しさをホントにバネにしてますね

2017年08月14日 21時18分52秒 | サッカー選手応援
昨日のJリーグ第22節、川崎vs鹿島戦、大岩監督になってから負けなしの鹿島相手ですから、川崎にとっては難敵だったはずですが、川崎3-0の圧勝は驚きでした。

ただ川崎にしてみれば、鹿島戦はただの鹿島戦ではないという思いが強かったのだと思います。昨シーズンのしめくくり、チャンピオンシップの準決勝で鹿島に行く手を阻まれ、リベンジを期した天皇杯決勝でも苦杯をなめた川崎、今シーズンの鹿島戦に臨む気持ちは推して知るべしです。「ただの鹿島戦ではない」のです。

12節の鹿島戦はアウェーでしたが3-0で圧勝、そして昨日のホーム戦、再び圧勝です。メンバーが何人か入れ替わっているとはいっても、絶対にリベンジすべき相手としての鹿島に「勝ちたい気持ち」は、相当のパワーだったということがわかります。

昨日、NHK-BSが放送してくれて実況アナウンサーは「中村憲剛選手は『勝ちたいという気持ちが強いほうが勝つと思います』といってました」と紹介していましたが、その言葉の奥にある部分にまでは踏み込みませんでした。

中村憲剛選手がそう言ったのは「私たちの勝ちたいという気持ちはハンパないんです。なぜなら昨年ああいう終り方をしたんですから」という気持ちがあったからなんですね。

川崎について、もう一つ感じているのは「風間監督ロス」とも言える今シーズン、よくこの戦力を切り盛りして好位置につけてるなぁ、ということです。

前半戦9節までは3勝2敗4分、なかなか先行きが明るいとは感じられませんでしたが、その後の13試合を9勝2敗2分、見事に優勝争いに食い込んできました。

大久保嘉人選手が抜けた穴を新加入した阿部浩之選手がキッチリと埋めていますし、何よりも鬼木監督がチームをまとめています。

そして不倶戴天の敵・鹿島に2勝しました。問題は、これでホッとして気が抜けてしまわないかということです。張りつめてきた糸がプツンと切れた時は怖いですから。

昨日は「柏と細貝選手をしばらくウォッチしていきます」と書きましたが、今日は「川崎をしばらくウォッチしていきます」としめくくっておきます。

では、また。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

細貝萌選手、強豪・柏の重石(おもし)と評価は高いけれど胸中は?

2017年08月13日 18時43分34秒 | サッカー選手応援
当ブログでは、さる4月8日「Jリーグ・各チームのベスト補強は細貝萌選手加入の柏?」という書き込みをしました。

そして年5月21日には「細貝萌選手加入の柏、首位争いに急上昇、因果関係はあるの?」と続けました。

細貝選手がドイツから戻って加入した柏での位置づけに注目して追跡しているわけですが、8月11日付けのNumberWeb誌が佐藤俊氏のレポートによる「強いチームには必ず“重石”が。柏を支える細貝萌&大谷秀和の2人。」という記事を掲載しました。

レポートから細貝選手の「いま」を伝えている部分を引用させていただきます。

「ドイツから帰国した時はすでにJリーグのシーズンが始まっていたが、おそらくはボランチですぐにプレーできると思ったはずだ。だが、リーグ戦では20節の神戸戦までスタメン出場がなく、今は試合をキッチリ終わらせるクローザーの役割を果たしている。ドイツで6年間もプレーしていればプライドもあり、「なぜ」と思うこともあるだろうが、細貝自身は「ドイツでもこういう経験(サブ)をしているので難しくはない。自分はまったくブレることなく、自分のできることをやってチームに貢献するだけです」と、不満気な表情をいっさい見せない。」

レポートはさらに、細貝選手がチームの若手選手たちの面倒見がよく、それはドイツにわたった若いJリーグ選手たちに対してもそうだったということで、柏でも変わらずに発揮されていると評価していました。

「細貝は公私ともに存在感を増しているのだ。」というのがレポートの「まとめ」のようでしたが、私はちょっと心配しています。

プレーヤーであれば自分がスタメンのピッチにたってこそ、という思いがあるのは上記のレポートのとおりだと思います。

柏がどういう意図を持って細貝選手を獲得したかです。細貝選手本人も彼をウォッチしていたサッカーファンも、当然ボランチの一角でのスタメン要員として若いチームに安心感をもたらす存在を考えたと思います。

そう考えたからこそ4月8日の書き込みをしたのですが、現在までのところ「試合をキッチリ終わらせるクローザーの役割」にとどまっているとのことです。

私が思うには「それは違うんじゃないの」という感じです。よもや柏が若手を育てるための教育係として細貝選手を呼んだわけでもないでしょうし、細貝選手のパフォーマンスが他の選手より劣っているということも考えられませんので、よくわかりません。

普通に考えれば、今シーズンオフ、細貝選手は移籍を模索せざるを得ないでしょう。「いい人」で終わるために柏に来たわけではないでしょうから。

しばらくウォッチしていく必要があります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オレは大迫選手の代役じゃなくて「エースなの」といいたげな岡崎慎司選手の開幕戦

2017年08月12日 20時53分06秒 | サッカー選手応援
新シーズンの欧州各国リーグがスタートし始めましたね。リーガ・エスパニョーラが来週というので、他もまだかなと思っていましたら、プレミアリーグが始まったようで、いきなり岡崎慎司選手の活躍ニュースが伝わってきました。

さすがです。キッチリと31日の豪州戦に照準を合わせてきたという感じです。開幕戦のアーセナル戦でいきなりゴールです。プレミア開幕に照準を合わせたのが真実でしょうが、あたかも31日の豪州戦に合わせたかのようです。

欧州組は、この時期に合わせてフルスロットルにしてきますから、考えてみれば夏バテ気味の国内組より、よほど頼りになるかも知れません。

たまたま大迫勇也選手がケガで離脱してしまい、ハリルジャパンのワントップ不在かと心配になりましたが、なんの岡崎慎司選手が、あたかも「オレは大迫選手の代役じゃないの!」「オレがそもそもエースなの!」と言いたげな開幕戦です。

あと2週間、豪州戦のメンバーを占う2週間です。刻々とレポートしたいですね。
では、また。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大岩監督の鹿島、これが常勝軍団の本当の姿

2017年08月12日 19時04分37秒 | サッカー選手応援
「鹿島に第三期黄金時代到来の予感」と書き込んだのは昨年6月13日でした。あれから1年2ケ月、途中、昨シーズン後期の失速、今シーズン前半戦での監督交代など、決して順風満帆ではありませんでしたが、ここに来て「第三期黄金時代到来」を揺るぎないものにしつつあります。

大岩監督が就任して9戦、8勝1分、日本人監督として最長の不敗記録を樹立するほどの強さ。「常勝軍団の本当の姿」とはこうだったのか・・・、と思わせるような強さです。

何が変わり、何が変わらなかったのか、テレビ番組のタイトルではありませんが「そこが知りたい」です。

どうやら「攻め」の部分を修正して「よりアグレッシブに」、「守り」の部分はそのままに、より進化させて、ということではないかと思います。

その攻守において、大岩監督がキーマンにしている選手が「攻」では中村充孝選手、「守」では昌司源選手ということなのでしょう。

中村充孝選手は、昨年のクラブW杯以降、世界最高峰の選手たちがその陰で大変な努力をしていることを知って、ずいぶん考え方が変わったらしいですし、じゃぁ自分は何をすればいいのかモチベートしたのが大岩監督だったようですから、うなづける話ですよね。

昌司源選手も、先日8月1日の書き込みで紹介しました。大岩流のゲキを受けた鹿島の「守」キーマンです。

土居聖真選手や鈴木優磨選手といった攻撃陣、植田直道選手、三竿雄斗選手といった守備陣の成長と合わせて、大岩監督はますます自信を深めているに違いありません。

今シーズン、あと2~3回は話題にしそうな雰囲気です。ここにきて、私の関心は大岩監督のチーム掌握術を分析するとどうなるか、ということです。

若い監督さんですが決して浮かれるそぶりのない方です。おそらく歳を重ねるほどに冷静沈着さを増すタイプの方でしょう。それでいて、個々の選手にキチンとメッセージが伝わるような方法でコミュニケーションをとる、さきほど「モチペートした」と話しましたが、モチベーターとしての資質に優れているのかも知れません。

このあたりが、これからのポイントみたいです。
では、今回はこれぐらいで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

W杯アジア最終予選・豪州戦のセンターバックの話

2017年08月07日 21時01分02秒 | サッカー選手応援
ネットのサッカー情報を見ていましたら「W杯出場へ勝負の豪州戦、吉田麻也の相棒は誰に?」(theworldmagazine)という記事を見つけました。

確かにポイントになる指摘です。記事では、昌司(鹿島)、槙野(浦和)、三浦弦太(G大阪)、森重真人(F東京)の名前があがっていて、最終的には「昌司ではどうも不安で、森重を再召集したいところだけれど、その森重がケガをしてしまいダメになってしまった。果たして誰にすべきだろうか? 誰になるだろうか?」というところで話は終わっています。

森重選手の離脱は痛いですねぇ。おそらくハリル監督は森重選手の招集を考えていたでしょうから。

そうなれば、あとは選択肢がないですよね。昌司源選手に託していきましょう。吉田麻也選手の相棒は昌司源選手、これで決まりです。

そろそろ一つひとつのポジションが話題になってきますね。いよいよです。ひたひたと決戦が迫ってきています。

せっかくですから「FWのワントップは誰に」についても答えを出しておきたいと思います。盤石のレギュラーだった大迫選手がケガで離脱してしまい「じゃぁ、誰に」となります。やはり答えは岡崎慎司選手しかいないでしょう。久保選手とのツートップもあるかもしれませんね。

では、また。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サッカーの季節がひたひたと迫ってきましたね。

2017年08月05日 20時38分17秒 | サッカー選手応援
今日、なにげなくテレビのチャンネルをBS-9のWOWOWにしてみたら「スポーツ真夏の祭典」という7時間におよぶ無料番組をやっていました。

WOWOWのサッカーといえばリーガ・エスパニョーラです。案の定2時間をかけてスペインリーグを特集してくれました。

放送の主役は、メッシ、C・ロナそして乾、柴崎の4人。ネイマールがパリに移籍することになりましたが、この4人、今月からの新シーズンでは毎試合見れそうです。

これは魅力的ですね。メッシとC・ロナは、全盛期の最後のシーズンでしょう。乾、柴崎という二人をこれから先のシーズンも見れるかどうかわかりません。これは1年間休んだWOWOWにまた加入して記録に残すしかないでしょう。

なんでもリーガ・ダイジェストも放送時間を10分増やすそうですから。

今月末には、ロシアW杯アジア最終予選の最後の2試合が始まります。6月、7月とまるまるお休み状態だったサッカーの季節。ひたひたと迫ってきた感じです。

という中でJリーグは今日20節。今シーズンの節目の試合と言われるであろう出来事を2つ。

一つはC大阪、杉本健勇選手、得点王への覚醒です。今日の2得点が彼を得点王に立たせる大きな節目になると思います。すっかり自信にあふれたプレーぶりです。ユン・ジョンファン監督から何か指導があったのかどうか、いつかは知りたいところです。

もう一つは広島の再出発です。6連勝中の磐田を相手に逆転勝ちです。これは大きな自信になります。連戦連勝というわけにはいかないまでも、これまでのように勝ち点を積み上げられないというチームからは脱却できそうな節目の試合になると思います。

では、また。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「まな」と「まい」はチームメイト、当然「なでしこジャパン」の話に行かなくちゃ

2017年08月02日 19時55分30秒 | サッカー選手応援
昨夜、「まな」と「まい」はチームメイト、今ごろ気づくなんて・・・という話しをしました。
書き終えて一旦「投稿」をクリックするとアップされます。そうすると、ホッとして寝床に入ってしまいます。

ところが、寝床に入って思い直すと、結構、あれも書くべきだったとか脳裏に浮かびます。それが「なでしこジャパン」の話なのです。

だって、いまアメリカで開催している4ケ国対抗を戦っている現在進行形ですから。
2戦戦って1分け1敗。この数字をみて、私たちはつくづく2011年~2015年にかけての栄光を引きずっているなぁと思います。

そのため、高倉監督率いる「なでしこジャパン」はいわれのない高いハードルを置かれていると感じます。

2011年女子W杯優勝、2012年ロンドン五輪銀メダル、2015年女子W杯準優勝。これほどの栄光の期間を、このあと再び味わうなんて、そうそうできることではありません。

せいぜい、女子W杯そしてオリンピックに常連として出場するぐらいが「なでしこジャパン」の当面の目標でしょう。

どちらも、ちょっとした原因で出場権を失ってしまう厳しいアジア予選を戦っているのです。大変です。

「高倉なでしこ」この1~2年は、とにかく戦力の底上げです。幸いユース年代に世界大会で好結果を出している選手たちが多いので、長い目で温かく見てあげなければということに尽きます。

それにしても「まな」と「まい」に、いつの日か絶好調の時期が到来して、「高倉なでしこ」でも揃ってスタメンを飾り、そして二人が決定的な仕事をしてW杯出場権を獲得する、こういう日が来ることを信じて応援することも、サッカーを愛する人間の楽しみの一つですね。

では、また。

【ここからは8月5日に加筆しました】

その「高倉なでしこ」、4か国対抗の豪州戦のメンバーを見て一つ気が付いたことがあります。
ピッチに立っているメンバーの所属が一番多いのが日テレベレーザというのが一つですが、もう一つ気づいたのがINAC神戸のメンバーが少ないということです。選出メンバーを調べ直したら鮫島、中島のベテラン選手2人だけでした。

これは隔世の感ですよね。2011年女W杯のなでしこジャパンメンバーを覚えていますよね。澤穂希選手を筆頭に、INAC神戸のメンバーが7人も名を連ねていたのですから。

今回「まな」と「まい」がINAC神戸のチームメイトになったことで、ぜひ代表復帰をめざしてもらいたいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「まな」と「まい」はチームメイト、今ごろ気づくなんて・・・。

2017年08月01日 19時22分51秒 | サッカー選手応援
メールの話をしますが、岩渕真奈選手のブログが更新されるとメールが届きます。今日は火曜日ですが、届いていたのは1週間前の火曜日でした。

そのメールからブログにアクセスして読んだのは今日でした。実は、たまにこういうことがあります。なんやかんやで7月16日に書き込みしてから、サッカーがらみの情報チェックが空いてしまったのです。

その真奈選手のブログを見せてもらって「あっ」と声をあげました。ブログには「今日からチームに合流しました」というコメントとともに1枚の写真が載せてありました。

ロッカールームらしき場所で撮った10人ほどのチームメイトとのスナップです。一番前の彼女はなんていう名前かわからないのですが、おそらくスマホで自撮りのようにしてくれたのでしょう。自分の顔が1/3ほど切れてしまいましたが、ありがとさんです。

そこで初めて気づきました。「まな」と「まい」つまり「真奈」と「舞」が同じ写真に写っていたのです。今ごろ気づくなんて、なんという「おバカさん」でしょう。

時々このブログを読んでくださっている方なら、おわかりと思いますが、私が「応援してます」と公言している数少ない「なでしこ戦士」岩渕真奈選手と京川舞選手、二人がINAC神戸レオネッサのチームメイトとしてプレーすることになったわけです。

さぁ、気づいてしまったこれからが大変です。いずれ真奈選手のケガが癒えて二人揃ってピッチに立つ日がくるでしょう。これは「お宝映像もの」になる楽しみです。

そのXデーがいつになるか。私は個別のチームの細かい情報を追いかけるのは好きではないのですが、これはどうしてもチェックしてXデーをつかみ、その試合会場まで出かけなければなりますまい。

実は、真奈選手については以前一度だけ味の素フィールド(私は国立西が丘のほうがしっくりきますが)に応援に行ったことがあるんです。(こういう話になると筆が軽やかになりますねぇ)

ところが舞選手の応援にはまだ行ったことがありません。これでは片手落ちです。巡り合わせですね。二人の応援ができるなんて夢のようです。

これから、また時々レポートしそうです。

今回、2日で4本書き込みしました。一つ前に「Jリーグ中断明けの話題三連発」といって3本書きましたが4本になったわけです。書くときは書くんですね。
これも、お読みいただいてる皆さんのおかげです。

では、また。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浦和ペドロビッチ監督解任、どうなるチルドレン

2017年08月01日 17時00分52秒 | サッカー選手応援
Jリーグ中断明けの話題三連発、最後は「浦和ペドロビッチ監督解任、どうなるチルドレン」でいきます。

あまり長く書けるネタではありませんが、書いておきたいネタであることは確かです。
ペドロビッチ監督といえば、広島で指導した選手を数多く浦和に入団させた監督というイメージが強くあります。

柏木陽介選手、槙野智章選手、森脇良太選手、西川周作選手、李忠成選手。レギュラークラスの選手をこれだけ前チームから持ってくるのは異例でしょう。

監督が持ってきたというより選手が監督を「ミシャ」「ミシャ」と呼んで慕い、「ミシャのもとでサッカーがしたい」という形で移籍したというのが正確なのかも知れません。

さぁ、そうなると、これから彼らチルドレンはどうなるのでしょう。
まず、ペドロビッチ監督がどこか他のチームに招かれる可能性がどうかです。来シーズンですよね、早くても。

その時、彼らチルドレンは、また大挙して移籍するのでしょうか? もし、それがJ2のチームの場合だったら・・・「?」ですね。

いま書けるのはここまででしょうか。
では、また。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いかにも常勝・鹿島らしい、大岩監督の昌司源選手に対するゲキ

2017年08月01日 14時15分45秒 | サッカー選手応援
7月30日(日)配信のサッカーダイジェストwebに「致命的ミスの昌子源に送られた重鎮たちの金言。「お前をキャプテンにしたのはミツオやソガの…」」という記事が掲載されました。

なんのことかと読んでみましたら、いかにも鹿島らしい、大岩監督の昌司源選手に対するゲキについてでした。以下、同web誌より引用しながらご紹介します。

前日の甲府戦、試合は鹿島が3-0で勝ったのですが、大岩剛監督は「ゲームの後に全員の前で(昌子へ)話をした。彼は現時点で鹿島唯一の日本代表。今日はキャプテンマークを巻いてることもあり、それなりの存在であってほしいと伝えた。あとは彼が今日の1試合をどうやって今後につなげられるかだと思うので、ぜひ彼に話を聞いてくれればと思います」と記者団に話したそうです。

そこで記者団は当然、昌司源選手に話を聞いたわけです。
彼は「「マジすか?困ったなぁ…」と言いつつ、話を始めた。」とのことです。

「みんなの前でビシっと僕の名前を最初に言ってもらいました。自分はもちろん、みなさんも分かっている(ボールを奪われた)ドゥドゥのプレーがそう。CBというポジションはああいうひとつのミスで90分通して悪く見える。それは剛さんにもハッキリ言われた」

「昌子によれば、大岩監督はミーティングで「お前をキャプテンに選んだのはミツオ(小笠原満男)やソガ(曽ケ端準)の意見でもあった」と明かしたという。そのうえで、「お前たちが選んだキャプテンがこういうミスをした。それでいいのか?」と小笠原や曽ケ端に投げかけ、「いや、鹿島のキャプテンはこうじゃない。今日のお前はキャプテンにふさわしくなかった」と昌子にも激を飛ばしたそうだ。」

「「フワフワしていた」「交代させようと思った」とも厳しい言葉をかけられた昌子。「ホントにズッシリきた。途中で半泣きになりそうになった。そのくらい重たく、刺さった言葉だった」と心情を明かした。」

「指揮官だけではない。昌子は鹿島の重鎮たちにも声を掛けられたそうだ。」

「小笠原には「言われるだけありがたいと思え。こうやって言ってくれて次、変わっていく」と発破をかけられ、曽ケ端も「大丈夫。次で証明したらいい」。鈴木満強化部長からは、「ミツオもそうだった。お前もここからまた大きくなっていく」と背中を押された。 」

「これらの金言に昌子は「ホントに助かった」。さらに「(安部)裕葵とか(鈴木)優磨の得点で後輩にも救われた」とも述べる。試合後にはチームメイトに「申し訳ない」と謝罪の気持ちを伝えたという。」

「そして、話のなかでしきりに「言って頂いた」「ありがたい」と感謝の言葉を並べた昌子は、この経験を糧にする意欲も示した。」

チームが勝利したからと言ってナァナァには決してしない、しかも厳しく反省を求める、けれども最後には背中を押して前を向かせる。いかにも常勝チーム・鹿島らしいではありませんか。

鹿島が他チームの追随を許さないほどの圧倒的な戦績を誇る陰には、こうした甘えや緩みを許さない規律の徹底があるということです。なんと大岩監督は「なにがあったか詳しくは、ぜひ彼に話を聞いてくれればと思います」と言って記者団の前に彼を差し出しているのです。まるで公開尋問のようです。

昨日書いたポドルスキーも凄かったですが、この鹿島・大岩監督の「ゲキ」もハンパないですよね。「マジすか?困ったなぁ…」と言いつつ、意を決して話し始めた昌司選手もまたエライです。鈴木強化部長の言葉どおり、こうして彼は大きくなっていくのでしょう。

プロフェッショナルの現場は、私たち凡人には務まりませんね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする