写真は日経エレク記事から拝借しました。
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スマホを使うにはアクティベーションという処理が必要です。 “有効化”、”ライセンス認証” ともいわれます。 つまり ちゃんと料金を払うという意思を示した利用者であるという事ですね。 スマホを使うだけ使って、料金を払わない人がのさばるのを認めないための措置です。
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「DVD Jon、AT&T プラン未加入での iPhone アクティベーションを公開 iPhone hack enables wireless without AT&T 」(７月６日 CNET Japan ※追加１へ)
「iPhone アクティベートに問題、顧客の不満続く」(７月２日 Associated Press ※追加２へ)
アクティベート前は「Slide for Emergency」と表示され、緊急通話用にしか使えないようになっている (７月２日 ＋D Mobile)。
しばらく使った後に iPhone を触ってみると，冬の寒い日に持ったら 手が温まるほどの熱を感じた。 技術者は「この熱さは，日本では許されない」と語った (７月１日 日経エレク) 。
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人が作ったプログラムですから、あるレベルの知識を持つ人には改作できてしまうのは容易に想像できます。
だけど このハッカーはその知識を使って、本来 突破すべきでないドアをこじ開け、いわば入場券を払わずに劇場に入って出し物を楽しんでいるようなものです。
そのまま黙っていられないのがハッカーたる所以で、「俺はタダで入場したぞ」と大声で話したくなって、自分のブログに載せているのですね。
そして マスコミが注目して、記事にしてくれるのを待っているのです。
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iPhone プログラムには、電話事業者の AT&T に加入しないと、次のステップに進めないようになっています。 彼は先ず これを突破、メインのプログラムを動かせる領域に達し、次に音楽プレーヤーの iPod を使えるようにし、インターネットも使える状態にしました。
何千行というプログラムを睨んで、要の命令語を特定し、次々に「if ... then ... jump to」からドアをこじ開けていったのでしょう。 その集中力は並大抵のものではありません。 その努力を別の方向に向けて、もっと生産的な面で活躍してもらいたいものですね。
こういう輩は、どんな業界にもある程度の確率で必ず存在します。 普通の人とは違って、人にいわれるまま生きたくはない。 自分自身の存在を他人に分かってもらいたい、認めてもらいたいという欲求なのでしょう。
ひと様に迷惑をかけないのなら、構わないと思うのですが …
今日はここまでです。
※追加１＿＿ ノルウェー在住の研究者である Jon Lech Johansen (通称 DVD Jon) は、AT&T のワイヤレスプランに加入せずに「Windows」を介して「iPhone」をアクティベートする方法を発見した。 そのハッキング方法を用いると、YouTube などいくつかのインターネット機能は動作しない可能性がある。 この方法により利用できるようになるのは、ワイドスクリーンの iPod と Safari ブラウザを介したインターネットアクセスである。
詳細は、Johansen のブログ「 So sue me (どうぞ訴えてくれ)」に記載されている。 Johansen はその中で、ファイル itunes.exe に入力しなければならないいくつかの数値とオフセットを列挙している。 入力には16進エディタが必要である。 Windows にも新しいホストエントリを追加しなければならない。 また Johansen は、Apple アクティベーションセンターを欺くアプリケーションも提供している。
DVD Jon は1999年、DVD のコピー防止機能に用いられる CSS を解読する「DeCSS」コードを発表したことで悪名をあげた。 その結果 Johansen は告訴されたが、DeCSS の作成者として少なくとも別に２名の容疑者がいたにもかかわらず、コンピュータハッキングに関して無罪となった。 現在 Johansen はノルウェーに住んでいる。
※追加２＿＿ 何カ月も待って iPhone を買ったのに、アクティベートで問題を抱えている人々からの不満がブログで高まり続けている。 その一方で、AT&T はそうした状況が改善したと主張している。 アクティベートしなければ、同製品の目覚まし機能すら使えない。 このことから一部の不満を持つ顧客は、自分たちの機能しない iPhone を高価なペーパーウェイトとやゆしている。
以上