左は「東京都内で街頭演説する自民党の石破茂総裁」(※2から)。 厳しい状況が顔に出ていますね。 右は「バイデン氏の「ごみ」発言、トランプ氏が演説で反応」(※4から)。
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衆院選が終わり、大幅に議席を減らし 半数割れとなった与党と大幅に増やしたものの半数には届かない野党第1党ですが、台風の目は4倍に議席を増やした少数野党です。
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『ここまで議席が減るか …。 自民党が “驚くほどの惨敗” へ』(10月27日 現代ビジネス ※1)・『石破政権に衝撃、頭抱えた候補者「みんな “裏金” 議員だと誤解された」』(10月27日 JB Press ※2)
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一方 4年に1度の大統領選を間近に控える米国では、民主・共和の非難合戦の中で 大統領による失言ともいえる発言で、大きく揺れているといった感があります。
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『バイデン氏がトランプ氏支持者を “ごみ” 呼ばわり 共和党は反発』(10月30日 毎日新聞 ※3)・『バイデン氏の “ごみ” 失言、トランプ氏にとって大きな後押しか』(10月31日 CNN ※4)
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選挙前には過半数を大きく上回って その安泰状況に胡座 (あぐら) を組んでいた与党 自民党ですが、”政治資金パーティー収入の裏金問題” (後述) がマスコミに暴かれてからは 自民党に逆風が吹きまくっている状態です。
因果応報ともいえる状況です。 自分自身を律しなければ 国民の手荒い反応を受けて、不安定となった状況をどう対応すべきか じっくりと考えてもらいたいですね。
左は国民民主党 玉木氏 (11月1日 現代ビジネスから)。 中央は泣きながら投票を訴える丸川氏 (※5から)。 右は二階俊博氏の三男・伸康氏 (※6から)。 のほほんとした表情ですね。
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投票結果に泣き笑いする表情が出ているのが上記の写真です。 左が6選を果たした玉木雄一郎氏で、してやったりの顔ですね。
“裏金夫婦” として注目を集めていた丸川珠代氏は、派閥パーティのキックバック 822万円を政治資金収支報告書に記載せず「裏金」にしていた … 夫の大塚拓氏も 528万円の裏金が発覚していた __『議員復活は絶望的 丸川珠代氏 落選直後から “音信不通”』(11月2日 FLASH ※5) __ 夫婦揃っての落選となりました。
“822万円の資金は (自分の) 口座で管理していた” という丸川氏が参院から衆院に鞍替えした理由は分かりませんが、あえて火中のクリを取りに行って、コケた印象がします。 そうせざるを得ない事情があったのでしょう。 “口座で管理していた” は、「要するに “自分の金にしちゃってましたー”」「自分のポケットに入れたのと同じ行為でしょ」と2月2日の Smart FLASH で報じられています。
一方で「裏金問題の処分を受けて自民党を離党した世耕弘成氏が、参院から鞍替えして無所属で出馬すると 二階俊博氏の後継者 二階伸康氏の地盤はどんどん切り崩され、伸康氏は大差で敗北」(10月29日 NEWS ポストセブン ※6)
引退した二階俊博氏の政治資金パーティのキックバックは、3526万円という巨額なものです。 また 二階俊博氏は使途不明の政策活動費を50億円受け取っていたとも報じられています。 この巨額の資金がどうなるのか 気になるところです。
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米国の現職大統領は80歳を超えていますから、色んな意味で 緩んでいるというか、タガが緩みかかっているものと推理します。 早くいうと 思った事を無難なくいえなくなってきている可能性があるのです __ 心に浮かんだ内容をそのまま口にしてしまうのかも。
私の父も85歳を過ぎて、役所に出向いて処理する必要があり、役所で手続きを待ってベンチに腰掛けていると、目の前のカウンター下に掲げられていた「職員募集」のポスターを見て、大きな声でいうのです __「ああー 成り手がいないんだね~」と。 すぐに「そんな事をいってはいけない」と嗜めたのですが … カウンター内の職員は聞こえないフリをしたのか (?)、老人のタワゴトと思ったのか 無視してくれました。
また 妻の妹さんの連れ合いの母を、妹さんが連れて病院へ赴いて治療を受けていた際に、応対した看護師さんを見て その母がこういったそうです __「あなた ペチャパイね。 もっと旦那さんにもんでもらったら?」と。 看護師さんが「余計なお世話です」といったかどうか … 思っても 口に出してはいけない事ですよね。
「2016年 大統領選での民主党候補、ヒラリー・クリントン氏の発言が引き合いに出された。 クリントン氏は、トランプ氏支持者の半分は “嘆かわしい人間” の部類に入ると示唆。 この発言はトランプ氏やトランプ氏のファンたちに東海岸の民主党のエリートたちが自分たちの生活を見下し、軽視すると映る … 発言がどのように受け止められたかが全てだ」(※4)
要するに 5日の大統領選投票日直前に、バイデン氏が “共和党支持者たちをゴミと軽蔑した” と受け取られかねないものだったのです。
大票田の NY やカリフォルニア、テキサス州ではバイデン氏の発言で民主・共和の票は変わらないものの、スイング・ステートといわれる “票が拮抗する州” では 民主党離れが加速する恐れがあり、全国規模での総数では共和党が票を伸ばす可能性が強くなってきました。
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”政治資金パーティー収入の裏金問題” についての引用説明は割愛します。
今日はここまでです。