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古都探索日記

奈良や京都の散策日記

伊能忠敬の墓

2017-03-15 17:12:56 | 旅行日記
 伊能忠敬についての説明は不要。墓は師の高橋至時のとなりにある。本人の希望によったという。墓石の左右と裏面には忠敬が測量のため立ち寄った全国の地名が刻まれている。

 忠敬の算出した本邦の緯度1度の長さは西洋のものと同じように正確であった。また幕府が提供した忠敬の日本地図を見た列強はその正確さに驚嘆し、日本人のもつインテリジェンスとテクノロジーを目の当たりにして植民地にするより貿易相手国にすることを選んだといわれる。伊能忠敬が日本を列強の植民地化から救ったのである。

 忠敬は私が最も尊敬する先人の一人である。その偉大な業績を真似ることは到底私にはできないが境遇に共通するものがあり親近感を覚える。
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