ヤッセンボの七目八目 (By 鈴木ジョージ)

情報・通信の世界に半世紀以上います。擬科学の横行には??です。世情の動きにも切歯扼腕することがあります。

意味不明のヘリウム音声・放置出来ませんが ヘリウム音声 5

2010-06-10 09:49:51 | 音・音声・言語
パーティなどでは、ヘリウム音声は余興の対象です。笑いのタネになれば役を果たします。
しかし、深海潜水では、深さ100mにもなると、普通の人では、ヘリウム音声は意味不明です。300mにもなると、慣れていた私たちでも、聞き取れません。

それだけ、ヘリウム空気の音速・密度の上昇が大きく、ヘリウム音声のひずみも大きくなるからです。図は、深さと音節・単語了解度(音節・単語を正しく聞き取った%)の関係です。電話では、ほぼ95%、聞き取れます。
録音の単語は日本語で、深さ300m相当で収録したものです。わかりますか。

危険な環境なので、音声の会話が成立しないと大変です。その技術も何種類か開発しました。
コメント
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