王義之の書を買った、 ただし拓本です 中国の風景 21

中国で、お土産、記念品を買うのは難しいですね。鑑定団の番組をみていると、中国で買った陶磁器の名品が、それを模したお土産と鑑定されることが普通です。

大金を払う気もないが、せっかくの機会なので、記念品を買いたくなります。合成翡翠は論外として、ホンモノを見分けるのはムリです。

西安に、碑林（狭西省博物館）があります。昔は、孔子廟だったそうです。ここには、歴代書家の書の碑があります。広く知られる、王義之の碑もありました。その拓本があったので、購入しました（1993年）。表装した２幅で、２千円です。これは、拓本だからホンモノでしょう。

磁気活水器は効果がない！！ どうして水商売が多いのか？

磁気活水器６種が、効果がないと国民生活センターが発表した。日本では、水商売がビッグビジネスである。

世界でも、安心して水道の水を飲める国として、トップ級だと思うが、水商売の盛況は不思議である。我が家でも、水道は健康に悪いからと、３８万円の浄水器を勧められた。

原価と売値のギャップも大きいが、不安をあおり、浄水器を売るのは詐欺に当たるのではないか。それほど、健康に悪い水を公営水道が供給しているのなら、保健所の指導があり、その上国民の健康を害していることで、訴えなければおかしい。

浄水器、活水機の原理をチェックしたが、科学的用語を並べて、効果をうたっている。原理が納得いく物は少ない。
塗料、磁石、電気分解から、置くだけで水が浄化されるＸ・・、風水まがいもある。念力も出てくる。さすがに、“ガンや成人病が良くなる水“は公正取引委員会が指摘した。
これらに共通するのは、効果をうたった実例集である。真否の確認しようはない。もちろん、学術論文はない。

また、提灯持ちのタレント、有名人や、yy博士が登場する。この場合、yy博士は存在するかもしれないが、専門は関係ないようだ。
それに、マルチ商法風で、顧客を紹介すると、紹介料を払うものが多い。振り込みサギに近いと思うのは、私だけだろうか。