ヤッセンボの七目八目 (By 鈴木ジョージ)

情報・通信の世界に半世紀以上います。擬科学の横行には??です。世情の動きにも切歯扼腕することがあります。

バンフの雪、サルファー山に上がる(カナダ) 旅で見つける風景 27

2008-01-19 14:33:41 | 外国-旅
 10月に、カナダの有名なリゾート、バンフに行き、バンフ スプリングス ホテルに1週間滞在しました(1992)。ある朝、起きたら1面の雪です。カナディアンロッキーの山々が、雪で一段と輝いて見えます。

 ホテルから、10分ほど奥にドライブして、サルファー山(2285m)に行きました。ロープウェイで約700m 上がります。山上からは、四方の白銀の山々を見渡すことができます。雪のロッキーを展望できたのは幸せでした。

 写真はバンフの街の方向で、街が下に見えます。展望台のカフェテリアで昼食をとりましたが、下界と値段は変わらず、美味しい料理でした。日本の観光地では、標高が高くなると、値段があがり、質も低下することが多いので、これにも感激しました。
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鞍馬天狗と野村萬斎

2008-01-19 11:46:26 | Weblog
17日の夜、NHKで「鞍馬天狗」の初回が放映されました。6日の朝日新聞で、野村萬斎とこの番組を紹介しています。
鞍馬天狗は、大佛次郎の作ですが、戦前の少年の英雄です。全作品を読んだと思います。覆面で、白馬に乗り颯爽と現れる。勤王方に加勢し、新撰組など幕府方と戦う姿に、あこがれました。後に嵐寛寿郎の映画も、何作か見ました。

2005年の秋、野村萬斎を中心にした、和泉流一門による狂言の紹介を見る機会がありました。万作(人間国宝、2007年)の挨拶、萬斎の解説、実演で、ほんものの芸術に触れた気がしました。会場をでるとき、狂言風の話し方、発声をまねしながら歩いている自分がありました。

最近、時代劇を見ることはないのですが、上のような経緯もあり、鞍馬天狗を見ました。萬斎はちょっと格好よすぎるし、強すぎます。純粋に殺陣や、話の展開を楽しめばいいのですが、ストーリーの流れに矛盾を感じたりします。
少年の一途さがなくなり、年を経たためでしょう。

「覆面、剣が強い、馬が活躍」と怪傑ゾロとの類似点があります。ゾロの映画化は1920年、鞍馬天狗の最初の作品は1924(大正13)年です。大佛次郎は、ゾロにヒントは得たかもしれませんが、時代を背景にした、楽しい優れた作品を作りあげたと思います。
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