外国へ行くと、魚の料理には失望することが多いですね。しかし、ボストン、シアトル、バンクーバーなど、海のものが多いところでは、シーフードを満喫することができます。
ボストンに1年余、滞在しました(1966-67)。その間、ユニオンオイスターハウス、Jimmy’s、Pier 4など、著名なシーフードレストランへ行くことができました。
Jimmy’sとPier 4 は、市街から少し離れた埠頭にあります。写真は、Pier 4の入り口です(1967)。立派なレストランの入り口とは思えません。1994年に行ったときも変わりはありませんでした。
レストランの雰囲気も、味も文句はありません。内外の大統領、首相、日本の有名人の写真が飾ってあります。現天皇の皇太子時代の写真もありました。ただ、ここで十種類くらいのシーフードの盛り合わせ“シーフードプラッター”を何回がチャレンジしましたが、30歳台の私が半分くらいしか食べられませんでした。
1994年は、夫婦で行きました。生の蛤(clamだが日本のと少し違う)を注文したところ、1ダースもあって、潮の香りがしました。
ウェスティンホテルのクラムチャウダーは、ボストン地区のコンテストで優勝したとのことでした。ラーメン丼くらいの器で、たっぷりと出てきました。日本のホテル並の量を予想していたので、ステーキを残す羽目になりました。以後、スープを注文するときは、bowlの大きさを聞くことにしています。
クラムチャウダーは、サンフランシスコの埠頭の屋台で、パンを器にして売っていました。とてもおいしかったのですが、雰囲気も味覚に影響するようです。