砂に埋れ、誰にも気づかれずにいる世界の真実を見つけ出すブログです。
【竹内文書】
〈日本に蘇る失われたムー文明の刻印〉の著者、鈴木旭は「ムーの正体は超古代の日本だった」という説を唱えています。
根拠となっているのが古史古伝の竹内文書。そこに描かれている日本とムーがうりふたつだというのです。
たしかに竹内文書の中の日本もムーも世界の中心であり、太陽を象徴にしています。
【謎の国「ミヨイ」】
また、鈴木旭は触れていないのですが、実は竹内文書の古代地図には「ミヨイ」という謎の国が描かれているのです。
そしてミヨイを漢字にすると「姆」となり、〈裏社会暴露ブログ〉というブログによると、この漢字はなんと「むう」と読むのだそうです。
半分こじつけのような印象を受け、また半分は真実のような話です。
【謎の国「タミアラ」】
が──チャーチワードが推定したムー大陸があったとされる場所には、ミヨイではなくもう1つの謎の国「タミアラ」が描かれています。
しかしタミアラは「雷姆利亜」、すなわちレムリア大陸のことだと考えられています。
が、レムリアがあったとされているのは太平洋ではなくインド洋……。
ちょっと話がごちゃついてきましたが、竹内文書とは無数の年月にわたって無数の人々が書き写して伝えてきたため、その過程の中でミヨイやタミアラの位置を誤記してしまった人々もいたと思います。
そもそも重要なのは「超古代に今はなき大陸が存在した」ということであり、名前はそれほど重要なことではないと思います。
【ムーは世界の中心ではなかった】
しかし、ミヨイ=ムー説はたぶん正しいと思いますが、ムーが世界の中心だったという話は事実に反していると思います。
なぜなら竹内文書には「日本の天皇がミヨイの王を任命した」という記述があるからです。
これでわかるように、世界の中心だったのはムーではなく日本であり、日本とムーはそれぞれ別の国だったというわけです。
【日本とムー】
竹内文書とトロアノ絵文書には、ムーは2度海中に沈んだと書かれています。
ムーは世界の長である日本の指導のもとにはじめは正しい道を歩んでいたのですが、文化と技術が発展を遂げるうちに驕り高ぶり、世界の支配に乗り出したのだと思われます。
それに怒った日本と天の神が天誅を下し、ムーが海中に没してしまった……。
資料があまりにも不足しているのでまだまだ憶測にすぎませんが、これから世に出てくると思われる資料をもとに、ムーの本当の真実に迫れたらいいと思っています。
【ムー大陸は本当に存在したのか?伝説の真相に迫る!】終わり
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