✳️【外れた富士山大噴火の予言】
(前略)『私が見た未来』初版本の表紙で最も目立つ予言は富士山の噴火を描いたものである。
表紙には、「1991年8月20日に見た夢」「絵はがきみたいなきれいな富士山」「すごい急いで雲がぐるぐる周りながらふきだした」「雲がぶあ~と吹きだしてきたと思ったら富士山が噴火したものすごい音」「ドーン」と書かれている。
しかし、ご存知のように富士山は噴火していない。つまり、この予言は外れている。
1991年から30年後の2021年8月には、この富士山の噴火予言が30年のズレを経て的中するのではないかと騒がれたが、結局外れた。また『私が見た未来』完全版の作者解説によると、夢診断なるもので「噴火」は「世界恐慌」や「パンデミック」とも解釈できるという。そんな超絶解釈がOKならもう何でもありかもしれない。
ただし表紙でメインになっているこの富士山の噴火予言は本編の漫画には登場せず、代わりに本編でメインの扱いになっているのは、1981年に見たという津波の夢である。(後略) ウェブサイト〈超常現象の謎解き〉より
✔️【逆デバンキング〈たつき諒は富士山の夢を3回見ている〉】
これは的の外れた反論と言わざるをえません。
たつき諒は富士山に関する夢を3回見ており、そのうち富士山が噴火するのは1991年に見た1回目だけなのです。
2002年に見た2回目の富士山の夢では、「富士山が見える梅畑がある場所にホームステイをした」というなごやかなものです。
2005年に見た3回目の富士山の夢は、セスナ機に乗って富士山の火口を真上から見て「きれいな死火山だな」と思うものです。
もしもたつき諒が富士山の大噴火を予知していたなら、富士山の夢は2回目以降からどんどん恐ろしいものになっていき、噴火の規模も大きくなっていくはずです。
が、実際はそのようにはならず、富士山が噴火をしたのは1回目の夢のときだけだったのです。
よって富士山が噴火する絵を表紙に載せはしたものの、富士山が大噴火する予言はしていないというわけなのです。
また〈超常現象の謎解き〉は「〈私が見た未来〉の表紙に富士山噴火の絵が1番大きく使われている。だから富士山の噴火の予言がメインなのだ」などと言っていますが、この意見も的の外れたものであることは説明不要だと思います。
ちなみにたつき諒によると、溶岩が少し漏れるような噴火はあるかもしれないが、東京が壊滅するような大噴火はないそうです。
【まとめ】
●たつき諒は富士山が大噴火する予言などしていない。
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