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モンキーパークモノレール線

2009年01月18日 | Weblog

  モンキーパークモノレール線(犬山モノレール)は、犬山遊園から動物園間1.2キロを結んでいたモノレールである。ゴムタイヤでコンクリート製のレールの上を跨って走る日立アルウェーグ式による世界初の跨座式モノレールであり、1962(昭和37)年に開業した。この路線が出来た技術は、1964(昭和39年)開業の東京モノレールに応用され現在に至っている。使用車両はMRM100形で開業当初は乗客も多く、多客時は2編成連結して走っていた事もあったが、利用客の減少と老朽化で2008(平成20)年12月26日に廃止された。通勤路線ではなく成田山(千葉県成田市にある成田山の別院)や日本モンキーパークへ向かう観光路線であったので、運転時間が9時から17時までの30分間隔であった。犬山遊園駅から乗車して途中成田山駅に停車して終点の動物園駅に到着するまでの乗車時間はたった3分であった。動物園駅の改札を出ると日本モンキーパークの敷地内になるので、それの入場料も支払わなければならない。モンキーパーク内にある遊園地で名鉄のイベントが行われていたが、残念なことに遊園地が休園であったので仕方なく駅構内で30分待つことにした。30分後に再び乗車して犬山遊園駅に戻りモノレールの走行写真を撮影してから犬山遊園を後にした。

モンキーパークモノレール線のMRM100形

 

犬山遊園~動物園の往復乗車券