前回は偶然にも駅の上司がお客さまとして乗ってきたと書きました。
似たようなことは続くもので、こんどは車掌研修の担任講師にお会いしました。
普段車庫に用事はありませんが、たまたま所用があり車庫に行ってきました。
その車庫は職場からも距離があるため、人的交流は皆無です。知っている人が居ないので用事を済ませたらすぐに帰るつもりでした。
車庫の中を歩いているとバッタリ車掌研修の担任講師にお会いしました。
「お久しぶりです」と挨拶をすると、私を名前で呼んでくれました。
車掌研修は2008年ですからもう5年前のことです。
もしかすると覚えていないかも?という気持ちが少しありましたが、こうして名前を覚えて頂けるのは率直に嬉しいものです。
講師はいま、この車庫の近くの乗務員区で助役をされているとのことです。
私の車掌としてのスタートラインであった研修の担任ですから、この偶然の再会は「初心を忘れるな!」という神のお告げなのかもしれません。
安全にゴールはありません。今後も現場最前線で気を緩めることなく頑張っていきます。