サロン中央アジア

中央アジアの自然と人々

バブル経済のカザフスタン報告

2007-05-13 20:50:00 | 中央アジア日誌
アルマティ空港からアパートまでの道筋にはガソリンスタンドがいくつもある。いつも、まずチェックするのはガソリンの価格。昨年8月ごろは、1リッターが50-60テンゲだったものが、なんと今回はリッター80テンゲである。地方に行けば90テンゲもある。一昨年は40テンゲ台であったから、急騰である。石油産出によって国全体がバブル経済下にあるが、石油が産出してガソリン代が高騰とは。今回は列車移動を中心にしたのでそれほどの財布への影響はなかったが、いつもの調査のようにアルマティからアラル海までを自動車移動ではきびしい財布管理が要求される。これにつれて、バザールの商品も値上がりが始まっている。カザフの年金生活者はたいへんだろう。それだけではなく、農村の崩壊も加速するのではないだろうか。1ドルは118テンゲ。長い間、1ドルは124テンゲだったのが、ここに来て、円よりも高くなった(1ドルー120円)
アルマティの我がアパートの庭にはライラックやマロニエの花が美しく咲き、アラル海周辺の荒野沙漠では黄色の野生チューリップの花群落であった。

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