EEKの紀行 春夏秋冬

紀行&散策を画像を交えた紹介です

道後温泉本館年末大掃除

2015年12月02日 | 伊予松山歴史散策
今年も、(12月1日)、道後温泉本館の恒例の年末大掃除が行われた。
1年の内この日だけ休館(椿湯は開館して2日に閉館して大掃除をする)して1年間の汚れの煤払いと畳替え、扁額等々を降ろして煤払い、業務中には出来ない痛んだヶ所の補修を行った。
道後温泉は、松山の観光のシンボルで、今年は本館改築121年に当たり蜷川実花さんの作品を本館2・3階の戸に取り付けてライトアップをしている。
ライトアップは、日没から午後10時まで2月末日まで行っている。
道後温泉本館の改築完成は、明治27年で、翌28年に東京大学を卒業した夏目漱石が、松山中学の英語教師として赴任、松山は東京と比べ何一つ勝るものはないが、道後温泉だけは東京にはない素晴らしいと頗る気に入り、下宿先の愚陀佛庵(三越松山店南)から、毎日坊っちゃん列車に乗り道後温泉入浴に通った。
夏目漱石は、松山中学校校長よりも高い給料を貰い、毎日坊っちゃん列車に乗り道後温泉入浴に通うので嫌がらせをされた。
小説坊っちゃんには松山に付いての記述は、道後温泉以外は何も良い事は書いていない。
さて、12月1日、休館して道後温泉本館の大掃除が終わり新年お越しになられる方々をお迎えする準備が整った。
この日は、日頃見る事の出来ない館内の様子(休憩室、脱衣場、浴槽)公募で限定20名の特別見学会が行われカメラ持参で行って来ました。
明日からその画像を紹介します。


松山市の観光名所の一つ「道後温泉本館」年末大大掃除、午前7時から先ずは正面玄関から大笹で煤払い。・・松山の年末風物詩、今年本館改築121年を迎えた。大掃除には、職員、道後温泉旅館組合、道後温泉商店街組合の職員が清掃した。



道後温泉本館玄関には、臨時休館の告知板が貼り出され休館を知らせ清掃に入った。外国人は臨時休館日を知らずに訪れ、その代り日頃見る事の出来ない大掃除を珍しく見学していた。


道後温泉本館恒例の大竹箒による煤払い、此れを地元マスコミのカメラが捉える。TVニュースには絵になる画像。


道後温泉旅館組合、道後温泉商店街組合の職員達は本館の外側を担当して掃除をする。今年新たに新調した赤い法被を着て・・・。


明治27年改築当時の正面玄関、ここも丁寧に掃除をする。


松山市の観光名所の一つ「道後温泉本館」年末大大掃除、午前7時から先ずは正面玄関から大笹で煤払い。・・松山の年末風物詩、今年本館改築121年を迎え、本館2、3階の障子に蜷川実花さんの作品を取り付け、ライトアップをしている。時間と期間は日没から午後10時まで、2月末日まで行っている。


明治27年改築当時の正面玄関で手前より一の湯入口・二の湯入口・三の湯入口。正面入り口の唐破風が当時の名残である。


日没から午後10時まで行われている、蜷川実花さんの作品を取り付けライトアップされた道後温泉本館で2月末日まで実施される。

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