EEKの紀行 春夏秋冬

紀行&散策を画像を交えた紹介です

平成25年度 JARL愛媛県支部主催マイクロ波帯講習会

2013年10月21日 | 伊予松山歴史散策
平成25年10月20日(日曜日)、愛媛大学農学部で日本アマチュア無線連盟(JARL)愛媛県支部主催のマイクロ波帯講習会が今年も松山市で開催されました。
参加局は、東京・神戸・岡山・三原・広島・北九州・宗像市・別府市・大分県日出町・大分市から参加頂き地元愛媛の局との交流も行われ今後の活動の指針とすることが出来ました。
この講習会は初代JARL愛媛県支部長 松本純一氏が昭和55年12月21日に製作講習会(1200MHz帯トランスバーター)として開催、これが愛媛のマイクロ波帯の幕開けでありました。
当時の会場も今回の会場隣、愛媛大学付属農業高等学校(現、愛媛大学付属高等学校)でありました。以後毎年、計画的に、2400MHz・5600MHZ・10GHZ・24GHz・47GHz・77GHzの製作講習会を開催し西日本で先行してきました。
昨今通信手段の激変で、昭和の時代と講習内容が変わりましたが、これからもアマチュア無線でないと出来ない事柄があり、特に大規模災害時に地元自治体の要請に対応出来る通信技術の保持と、社会に少しでも貢献できる様心掛けて講習会を継続して行きたいと思います。特に四国では、南海地震の発生時に社会貢献が出来る様日頃から機器の保守点検も必要であります。
                記
1、日   時 平成25年10月20日(日) 午前10時~午後2時
2、場   所 愛媛大学農学部
3、主   催 日本アマチュア無線連盟愛媛県支部
4、内   容 
 (1):デジタルATV、運用報告を画像でマイクロウエーブ大分:JA6MQT局長「九州・中国におけるデジタルATV      運用」の現況を画像で講演
 (2):CQ誌1200MHz帯コラム担当:JF1TPR局長「マイクロ波帯運用について」諸外国の例をあげてその活用     について画像で講演
         
5、質疑応答
      

講習会場の愛媛大学農学部正門。


講習会に参加され、特にマイクロ波帯を主たる運用バンドとして活躍されている局長各位。


マイクロウエーブ大分の、JA6MQT:松本さんが日頃の活動を講話、その活躍ぶりを熱心に聞く参加者。


マイクロウエーブ大分の、JA6MQT:松本さんが画像で講話、九州各局は、デジタルATV移動運用は日本の最先端をいっている。5,6G・10G・24GHz帯のデジタル映像通信であります。


マイクロウエーブ大分クラブの移動運用の画像を見て下さい。


移動には大きなパラボラANTを持っての移動、後は電源が必要で発電機または、自動車用バッテリーを使用。


マイクロウエーブ大分クラブの「JA6MQT局とJA6SPI局」の24GHz帯のANT。


マイクロウエーブ大分クラブの「JA6MQT局とJA6SPI局」の24GHz帯の無線機器、プロ同然の機器仕様・・全部個人が製作した無線設備。東京箱根往復大学駅伝の中継もこんな感じで行っています。


JA6EES局の無線設備、車自体が無線機器で満載、この時は大分県と岡山県とのデジタルATV通信実験をされた時の画像。


続いて、東京都のJF1TPR局長・・JF1TPR局は、アマチュア無線専門月刊誌「CQ誌」の1200MHz帯コラム担当者で、日頃は高等学校の教諭として教鞭をとっておいでです。講演は、マイクロ波帯の運用について、外国の例を挙げて講話をして頂きました。


いま、自動メーカーが追突防止装置を装着していますが、使用している電波は77GHzだそうです。・・勿論アマチュア無線にも与えられているバンド帯域があります。
家庭の電子レンジは、2400MHz帯で、PCの無線ランも2400MHz帯。


そしてJF1TPR局長が進めるマイクロ波帯は5GHzがいいですと。伝播距離も楽しめますと・・話された。高速道路料金所のECT処理が5600MHzの電波である。


自作で簡単に製作出来るANTを紹介された。ANTの形式は水平面無指向性ANT・・AGWANTで、かって松山に設置していた5600MHzのレピータ局のANTがこの形式のものでありました。
コメント
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