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秋山好古 揮毫石碑紀行 46番目-2「松山市玉谷町」

2010年05月10日 | 往年の名車 メグロ
秋山好古 揮毫石碑紀行 46番目-2「松山市玉谷町」
 
新たに好古揮毫石碑が発見・46基目である。
平成21年12月31日、松山市玉谷町の方からの情報で、平成22年1月4日写真撮影機材を持って現地に取材に行った。今まで石碑取材をして来たなかで、一番難しい撮影である。
困難第一、殆ど揮毫の文字が判読出来ない。
困難第二、鳥居の社号額は国道端にあるため車の往来が多く三脚の設営が出来ず手持ち撮影となる。
平成22年1月6日、玉井宮司に文字の墨入れについて許可を得た。
今日(平成22年5月10日)私の友人、小原 哲哉氏の協力で三点式の脚立を持参して再取材した。
先ず社号額の汚れを落し、文字に水性マジックで字を浮き出させる作業するも、殆ど文字が風化して判読できず残った僅かな線をたどり、線の無い所はあえて墨を入れない事にしたので違った文字になり困難な作業となった。

この揮毫は、先代宮司の弟さんの「玉井 恵一氏」が松山高等商業学校(現・松山大学)に勤務していた時、好古に揮毫依頼をしたものである。

取材しての所感:現存する石碑の中で極めて困難な作業で、神社の顔である社号額だからもっと刻印の深い文字にしてほしかった。石工さんに喝。

秋山好古揮毫の石碑写真集改訂版発行時に掲載する。

平成22年5月10日
秋山好古揮毫石碑専任調査員:仙波満夫・現地取材

1.社 号 額:    八幡若宮神社
2.所 在 地:    松山市玉谷町甲325番地  八幡若宮神社 鳥居
3.揮 毫 者:    陸軍大将 秋山好古
4.建 立 者:    記載なし
5.建立年月日:    昭和2年12月
6.社号額大きさ:   縦 70㎝ 横 45㎝  厚さ 11㎝
7.社号額の由来:  この揮毫は、先代宮司の弟さんの「玉井 恵一氏」が松山高等商業学校(現・松山大学)に勤務していた時、好古に揮毫依頼をしたものである。
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