JR4GPAの「つぶやき」

JR4GPA の「つぶやき」です。修理依頼は、2013年3月3日のBLOGをご覧ください。

TM-541 修理

2015-12-13 | Weblog
TM-541 の修理です。

・バックアップ電池を自分で交換したが、バクアップが効かない
・パワー切替のHI/LOが反応しない事がある
・1Wでは問題無いが10Wでは、交信相手から音声が聞き取れないとの指摘がある

との事で、さっそく調査開始。

この機種は、回路図を持っていないので、WEBで探すも
どこにもありませんでした。TM-241なら見つかったので、
コントロール部はああまり変わらないだろうと思い、それを参考にする事に
しました。

上下の蓋を開けて、あーーと言いました。
トーンユニットが固定されている箇所から外れていて、中に転がっていました。
そのまま電気を入れたら、パチン状態。危ない、危ない。

バックアップ電池を見ると、電池を収縮チューブで絶縁してリード線出ししてある
タイプに交換されていました。電線を基板に半田付けしてあるのですが
半田の乗っていない電線が数本、アッチコッチに伸びていて、どこかの部品に当たりそう....
外して電線をカットして付け直しました。

これでパチンは無さそうなのでやっと通電。
VFOで周波数が変わり、パワーも出ていて、各スイッチもまあまあ効いている。
電源を落とし、しばらくしてパワーON。
本当だ、バックアップが効いてなくて、初期値に戻っている。何で?

調べて見ると、バクアップ電池からCPUへのパターンが切れているか、
ダイオードが飛んでいる模様。
どこで電圧がなくなっているのか調べたいのですが、
TM-241とTM-541は実装状態が若干違っていて、そのパターンを追いかける事が
出来ませんでしたので、不明な部分を新しく作ってバクアップ回路を
形成しました。
再度バックアップの確認をすると、ちゃんと効くようになりました。

ゴソゴソやっていると、周波数表示されない時があるのを発見。
リボンケーブルが断線しています。


手持ちがありませんし、本数が少ないので、単線で接続。
そして、パターンがはがれないように、ボンドで固定。




HI/LOWの切替の接触不良は、同じサイズのスイッチを持っていないので
接点復活剤隙間から注入。完璧では有りませんが、以前より改善されました。

10Wにすると、変調がおかしくなるとの事で、これは、バックアップ電池を
オーナーさん御自身で交換され時に、基板が外れないのでマイナスドライバーか
先のとがった物でコジられたようで、基板の端にあるアースパターンを切断されて
いましたので修復。

以上で作業終了。



メーカーに修理に出さずに、自分でバックアプ電池を交換すれば
電池代だけで済むのですが、壊してしまっては、修理代が
高いものになります。
今までご自分での修理を失敗した無線機を何台か拝見させて頂きましたが
「何でこれを失敗するかな」と言うのが結構あります。
壊れたら捨てるよ!と言う気がないなら、メーカーに依頼するか、
ローカルの半田付け作業に慣れた方にお願いするのが良いと思います....


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