QHQの独り言

アマチュア無線局JR3QHQが日々思う事を掲載します。

公益目的支出計画とは

2010年07月15日 15時30分54秒 | Weblog
みんなでやろうJARL改革で書かれている下記の内容について説明します。
 
「むしろ逆です。JARLが一般社団法人に移行すると、JARLが所有する財産は一般社団法人に持っていくことはできず、公益事業で全てを使い切ってゼロにしなくてはなりません。これを「公益目的支出計画」と言います。JARLが有する約15億円は公益事業で残らず使い切らなくてはならないのです。」とありますが、この文章だとJARLが、一般社団法人に移行しても、JARLの財産は新JARLに持って行く事が出来ないと言うふうに受け止められます。

大きな間違いです。

JARLの財産は、新JARLにそのまま持っていくことが出来ます。
ただし、この財産は、新JARLが作る「公益目的支出計画」に基づいて公益事業に使って行く必要があります。
目標は、残らず使い切るとなっていますが、それが「0」になれば新JARLが解散にはなることはありません。
財産を使い切る期間は、JARL独自で決めることができます。(ただし、整合性が取れていないとダメですが)

本来、このような団体は、多額の財産を持つことは認められいません。
しかし、現状は税制上の優遇などにより財産を持っているわけです。
これを是正させるために「公益目的支出計画」というものを作り本来の社団法人の姿にして行こうと言うものです。

草野理事は、いかにもJARLが一般社団法人に移行してもなんのメリットも無いかの表現をされていますが、みなさん、良く考えてください。