はじめに
・今回は2回に分けて3日目の様子を紹介します。
朝5時50分。私は下関駅の6番線ホームに向かいます。
今日は下関駅~宝殿駅まで約16時間の長旅です。
まず地域色の115系を使用した普通列車で小野田駅に向かいます。
車内は夏休み期間中ということもあり、かなり空席が目立っています。
(…。)
午前6時00分。列車は定刻通り下関駅を出発しました。
夜が明けて間もない山陽路を列車は比較的速い速度で駆け抜けます。
下関駅から約40分。乗換駅の小野田駅に到着しました。
123系を使用した普通列車で小野田線の雀田駅に向かいます。
(この車両は荷物車を改造することによって誕生しました。)
午後6時42分。列車は小野田駅を後にします。
列車はかつて小野田セメント[株]が栄えていた頃の面影を残す街中を走ります。
また途中駅でも乗客の乗り降りはありますが「殆ど無い」と言って良い程度でした。
小野田駅から約15分。雀田駅に到着しました。
ここからは小野田線の支線である本山支線に乗車します。
午前6時59分。列車は雀田駅を後にしました。
雀田駅を出ると直ぐに進行方向右側の本線と枝分かれします。
そして途中の浜河内駅では誰も乗客を乗せずに駅を後にしました。
(乗客は私を含めて僅か2人でした。)
雀田駅から約5分。本山支線の終着駅である長門本山駅に到着しました。
長門本山駅は1日当たりの列車本数が僅か3本と極端に少ないことで有名です。
かつては駅舎が存在しましたが、現在はホームと待合室が残るのみです。
そして午前7時38分発の折り返し列車で小野田線の終点である居能駅に向かいます。
長門本山駅を発車した時点での乗客は私を含めて10人程度でした。
やがて列車は長門本山駅を後にします。
途中の雀田駅では、中学生と思われる乗客を10人程度乗せて駅を後にします。
(車内を見渡す限り乗客は学生や高齢者が殆どでした。)
長門本山駅から約30分。小野田線の終点である居能駅に到着しました。
居能駅からは105系を使用した普通列車で山陽本線の接続駅である宇部駅に向かいます。
乗客は先程の普通列車からの乗り換え客が大半でした。
午前8時05分。列車は居能駅を後にしました。
列車は駅を出ると直ぐに小野田線の線路と分岐します。
そして居能駅から僅か10分程度で宇部駅に到着します。
宇部駅からは先程と全く同じ105系を使用した普通列車で下関駅に向かいます。
車内は全てロングシートで構成されています。
(故に座席に座った状態ではあまり景色は見えません。)
午前8時18分。列車は下関駅に向かって走り出しました。
車窓からは海は殆ど見えず、基本的に山々や田畑のみが広がります。
また新下関駅付近には、何故か引退したはずの100系新幹線が停車していました。
宇部駅から約30分。出発駅であった下関駅に戻ってきました。
ここからは415系を使用した普通列車で山陽本線の終着駅である門司駅に向かいます。
やがて列車は下関駅を後にしました。
駅を出て暫くすると進行方向右側には車両基地が広がります。
そして車両基地を過ぎると直ぐに列車は関門トンネルに入ります。
ちなみに門司駅の手前では架線からの供給電力が直流から交流に切り替わります。
セクション区間(直流区間と交流区間の間に設けられた非電化区間)では蛍光灯が消えます(1枚目)。
そして使用電力が切り替わると再び蛍光灯が点灯(2枚目)します。
そして下関駅から僅か10分程度で門司駅に到着しました。
今回はここまでです。次回は門司駅から宝殿駅までの様子を紹介します。
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