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JQ1VXSの移動記録

立ち上がりにダウンしてもチャンピオン

2006年08月03日 | Weblog
 昨日 行われたWBAライトフライ級王座決定戦ジャッジの判定は、2対1としかもポイントも僅差だったが、相手のフアン・ランダエタ選手(ベネズエラ)が有利にも見えたましたが、チャンピオンベルトは亀田興毅に渡った。

 ランエタ選手の母国ベネズエラでも、「日本の観客たちも勝者はランダエタだと思った。審判たちの判断は非難されている」と指摘、判定を批判的に報じていたらしい。

 元ボクシングチャンピオン、関係者の意見も色々有り、疑問視する意見も多かった。
WBCバンタム級元王者・薬師寺保栄さん
「亀田が4~5ポイント負けていたと思う。悪い意味でボクシング界に影響する」と指摘

原田政彦・日本ボクシング協会長
判定が場内に告げられる前に会場を去り、「きょうは何も言うことはないよ」と歯切れが悪かった。

元WBCライト級チャンピオンのガッツ石松さん
開口一番に「まいったね。なんでこの人が勝ちなの」と判定に不満を示した。ガッツさんの判定では、ランダエタが7ポイントもリードしていたという。
その上で、「亀田兄弟は人気があるかもしれないけど、この試合で勝てるのなら、ボクシング界は何をやっているのかと思われる。日本人は立っていれば、チャンピオンになれるの? 全世界のボクシング関係者に見せて、判定してもらえばいい」と首をかしげた。さらに「日本のボクシングはタレント養成所ではない。これがまかり通るなら、僕はボクシング関係の肩書は何もいらない」と怒っていた。

 亀田興毅はアマチュアデビュー前の中学時代から、テレビなどで取り上げられてきた。メディアが6年かけて育てたのが「亀田一家」だ。スポーツの枠を越える人気を得た。

 テレビ局が後押しし、「こわもてでも、憎めないし面白い部分がある」というキャラクター作りに成功した。所属する協栄ジムも、若い女性に積極的に働きかけるなど「営業努力」でファン層開拓に余念がない。

 ただし、スポーツの世界は「面白ければ、それでいい」というわけにはいかない。世界王者になったとはいえ、本来のフライ級でもなく、空位を争う王座決定戦に勝っただけ。何より疑問符が付く判定だ。「作られたスター」のイメージはむしろ強まってしまった。これは亀田はもちろん、ボクシング界にとっても不幸なことだろう。

 と報道されていた、なんだか、最近やはり問題になった「金さえあればなんでも出来る」に通ずるものがあるなぁ~~と感じたのは僕だけでは、無いはずだ・・・。


コメント
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