原発問題

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【フクシマ見聞録】3・11直後、住民票が無い場所でのパスポート申請で困った「第三者証明を添えて下さい」 ※79回目の紹介

2017-02-15 22:31:51 | 【フクシマ見聞録】

1876to1945さんのツイート(2013年10月01日~)を順に紹介します。79回目の紹介

【フクシマ見聞録】

3・11直後、住民票が無い場所での

パスポート申請で困った「第三者証明を添えて下さい」

Akira Tsuboi@1876to1945さん 2014年1月21日のツイートから

 

福島行-地味な男は言った。「ただ申請を受けるにあたりまして、一点。

ご自身の身分を証明する書類、それと福岡に五年以上住まれている方の
第三者証明を添えてください。その方の住民票でもなんでも構いません-」
ここで困じてしまった。福岡へ来たのははじめてだった。
音楽をともにしていた-

 

-若い知り合いは、依然東京に残っていた。彼の友人で家に
泊めたことのある青年は福岡へやってきてすぐに連絡をくれたのだが、
日銀への就職が決まったんです、明日から東京へ行きます、
と電話で自分に伝え、3月16、7日あたりに上京していた。
思いあたる知り合いがいない。-

 

-ホテルへもどり、パスポートの申請が特例対応になっていることを
やはりミクシィで書いて拡散した。その晩に女とやりとりし状況を伝えると、
ひとりの女性が福岡へ来ていると言った。

少し年上の中国人の女性だった。ドイツの男性と結婚しており、
横浜のマンションで暮らしていた。彼女の部屋にゆき、-

 

-四人で餃子を作って食ったりするような仲だった。
彼女に連絡してみることになった。電話をすると、いつもの快活さで
その中国の女性は言った。

「アア、明サン。福岡二来タンダッテ?ソレはヨカッタね。」
事情を説明する。
「-私ノ姉がネ、ズット福岡で生活シテル。ソコに私モ居ルンダケドネ、-

 

-「彼女二相談シテミルネ。デ、何ガ必要ナノ?」
結局、その中国人女性の姉が住民票と外国人登録証を印刷して
渡してくれることになった。

またしても、自分に力となってくれたのは異国の人間だった。
翌日、晴れた駅前の喫茶店でお会いすると言った。
彼女は身重だった。-

 

-”妊娠されたと$$$から聞きました。、、おめでとうございます”
自分が言うと「ソウナノヨ。アリガトウ、、。###(彼の夫の名)ガネ、
事故が起キタラ会社カラすっ飛ンデ帰ッテキテネ、
モウ凄イ勢イでアタッシュケースに荷物を突ッ混ンデ、
『福岡へ行くチケットヲ取ッタカラ明日スグ行ケ』-

 

-「テ言ウワケ。私ハ、全然ノンビリシテテ、『何ソンナニ急イデンノ』
ナンテ言ッテタンダケドネ、今デハ感謝シテルヨ-」
自分のことを聞かれ仔細を話す。件の書類を鞄から出して自分に渡す。
外国人証明書に、お会いしたのことない中国人女性の写真が写っている。
”ありがとうございます-”-

 

-「気ニシナイデ。コウイウ時ハ、助ケアワナキャネ。
デモ、今度何かアッタラ、助ケテヨ。」いくぶん茶かすように笑った。
笑ってから真面目な顔になり「$$$を大切二シナサイヨ。
彼女ハ強イヨウニ見エルケレド、彼女ハ彼女デ繊細ダカラ-」言われた。-

 

※次回に続く

 2017/2/16(木)22:00に投稿予定です。 


【告発!検察「裏ガネ作り」】検察官が証人と綿密にすり合わせをしても「作り話」だから必ずボロが出る ※70回目の紹介

2017-02-15 22:00:42 | 【告発!検察「裏ガネ作り」】

*『告発!検察「裏ガネ作り」著者 三井 環 を複数回に分け紹介します。70回目の紹介

口封じで逮捕された元大阪高検公安部長の「獄中手記」~

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**『告発!検察「裏ガネ作り」』著書の紹介

14 崩れた検察側のシナリオ P196~

 当時、渡眞利は実刑服役中で、私と同じ大阪拘置所に収監されていたのである。

 本来なら懲役確定囚は拘置所で分類の後、他の刑務所に移送される。渡眞利の場合、通常なら累犯刑務所の京都、大阪、神戸のいずれかの刑務所に移送して「定役(作業)に復せしめる(監獄法)」のだ。しかし検察は彼の証人出廷を理由に、刑務当局に引き続き拘置所内で刑の執行を行うよう命じたのだ。従って、渡眞利は検事調べ(実際は証言レクだが)の都度、ある程度の自由を与えられながら、服役者の間で言われている「右を向いて、左を向いて、小便すれば終わり」の短期計(懲役5月)を終えたのだった。

 第8回公判(2月7日)の冒頭では、弁護人が聞いた。

 前回の証人尋問の後、本日までの間に検察官と打ち合わせをされましたか。

「はい」

 何回くらいされてますか。

「6、7回いうところですか」

ー検察官は左横に座っている大島検察官、大仲検察官、相馬検察官の3人ですね。

「そうです」

ー趣旨としては、結局、反対尋問対策と、こういうことになるんでしょうか。
「趣旨はちょっとわからんですけど、聞かれたことだけに応える感じですね」

 渡眞利は2月22日に出所したが、その後も、検察庁で打ち合わせは繰り返された。渡眞利の証言によれば、1回につき1時間から長いときでは3、4時間にも及んだという。証人尋問は7回行われたので、合計すると40回~50回もの接触があったことになる。
しかし、いくら綿密にすり合わせをしても、渡眞利の供述は実体験に基づいていない「作り話」だから必ずボロが出る。ひとつの矛盾をウソで埋め合わせると、別のところのつじつまが合わなくなる。

 その最たるものが、私が勤務時間中に抜け出しデート嬢と情交したとして大々的に報道された事件である。もし本当ならば、私は恥ずかしくてこのような本は書けないだろう。

 

※続き『告発!検察「裏ガネ作り」』(崩れた検察側のシナリオ)は、

2017/2/16(木)22:00に投稿予定です。 

 

告発! 検察「裏ガネ作り」


2月14日(火)のつぶやき

2017-02-15 02:22:39 | つぶやき