あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

トランプ爆誕

2016年11月11日 00時11分42秒 | 国際
 さあ。トランプ大統領爆誕である。どうしよう。
 まあ、いつものように、今後のウォッチ方針を語っていきたいと思う。

 まずは、アメリカの反トランプ陣営の反応である。

 特に、面白いのはカナダに移住するとか、アメリカにはもう住めないとか言ってた、日本の福島原発事故の時の反原発キチガイみたいな連中の反応かなと。
 カナダの移民申請関連サーバが、トランプ爆誕の報をうけ、ダウンしたらしいやん。

 連中。どうすんのかな。アメリカから出ていくんだろうか。
 と思ったら、なんか涙目で「ごめんなさい冗談でした」とかの話になっている模様。

【映画ドットコム】「トランプ当選なら国外脱出」を宣言していたセレブたちの反応は…
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161110-00000019-eiga-movi

マイリー・サイラスは(中略)「適応し、人々をありのままに受け入れられたらいいと思う。だから、ドナルド・トランプ、わたしはあなたを受け入れるわ」と語った。

エイミー・シューマーは(中略)「冗談だった」と釈明。「荷物をまとめろと言っている人は、人種差別主義で、同性愛嫌悪で、おおっぴらに女性を虐待する無礼者に投票した人と同じくらい不快。他のみんなと同じように、私も今夜は悲しみに暮れている。私の心は粉々。こんな世界に子どもを送り出さなければならない、妊娠中のわたしの姪(めい)や友人たちを思うと胸が痛い」


▲マイリー・サイラス、エイミー・シューマ

 要するに、本気でトランプなんぞありえないとタカをくくっており、有名税があるのに自分の発言に対する責任が持てていないようなのである。情けない。まあ日本にもそーゆー大言壮語癖な反原発の有名人はいるけどな。

 さらに、全米でどうやらそこそこの規模の、「反トランプデモ」が発生しているようだ。選挙の結果が受け入れられないらしい。

 基本的に今回の大統領選挙はトランプの圧勝である。つまりデモを起こしている連中は、日本のシールズとかの同類で、少数派。

 この状況から、俺は今回のアメリカの状態を「遅れてきた日本の鳩山民主党政権のようだ」と解釈した。

 正直、俺はトランプがきちんと政治を把握しているとはとても思えない。アレは日本で言えば鳩山由紀夫(まあトランプは保守寄りだけど)である。だが、主張している事を聞けば、前にも述べたが彼の言葉はアメリカ人の本音なのである。

 そこで、保守寄りなトランプを潰す目的で、アメリカ国内のサヨ共によるデモ…まあ日本で言えばさっきも述べたシールズみたいなのが扇動して、団結したマイノリティによる大規模デモが発生している…って感じなのではなかろうか。サヨだけに、保守寄りで、反対意見におもねる事もなさそうなトランプ大統領に強大な危機感を感じて。

 な?マスコミが全盛期ではなかった頃に、もし民主党政権が圧倒的支持率で爆誕したら、日本でも似たような事が起こるような気がしないかな。遅れてきた鳩山って感じ、理解してもらえるだろうか。

 すると、我々日本人は、鳩山由紀夫をモデルケースとしたシミュレートができるのである。
 結果、奴は鳩山と同じ愚を犯す事が想像できてしまう。

 例えばトランプの在日米軍の思いやり予算の増額や撤退宣言は、日本の鳩山を例に取れば、もちろん普天間基地の辺野古移転反対に相当する。

【新米国大統領】トランプ氏顧問、日米安保でさらなる負担求め交渉する見通しを示す
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161110/k10010763591000.html

この中でミズサワ氏は、日米安全保障条約について「トランプ氏は、ビジネスマンとして条約を各国との契約と見なしていて、アメリカ国民の利益にかなっているか見直す必要があると考えている。トランプ氏が求めているのは、日米の双方の利益かどうかという公正さだ」と述べました。

 上記ミズサワ氏にしても、日本がほぼ限界まで在日米軍駐留費用を負担している事をわかってても、こんな主張をしているのである。これは、鳩山が普天間基地問題を勉強する前、「最低でも沖縄県外」と主張を繰り返していた事に似ている。

 そのうち、鳩山が「勉強すればするほど、日米同盟の重要性がわかってきた」とかのたまって、日米関係者を呆れさせた事と同じ事が、トランプで起こるのではなかろうか。
 要するに奴は軍事関係では、少なくとも日本に対して何もできないのではないかと思うのだ。

 後、やってくるのは、彼の主張を考えれば民主党政権時代の仕分けであろう。
 こちらは、まあいろいろだよねぇ。TPPはやんない。ありとあらゆる減税はする。中国に対して関税を強化する。政府歳出の圧縮をする。シリア難民はシリア国内に難民受け入れの地域を作るから、移民受け入れはなし。金はみんなで負担する…。

 これらはトランプの主張のごくごく一部だが、「…マジでやれんの?これ…」という話ばかりである。
 民主党政権でも鳴り物入りで、民主党の政策を実現させる為の源泉だった事業仕分けは、当然ながらどっちらけになった。

 トランプの大風呂敷は実現確率は99%不可能だと思う。全部マジで有言実行しちゃったら、もしかしたら伝説の大統領になれるかもしれない。

 このあたりは、日本民主党と同じで、なかなかウォッチしがいがあると思う。
 しかも今回はガチ世界中が、トランプの大風呂敷を固唾を呑んで見守っている。

 公約違反となれば、トランプは急速に求心力を失う可能性はでかい。
 焦って、簡単にやれそうな公約を次々と実現していきそうな予感がする。

 現状、最も危ない、実現されそうな公約が、韓国との関係見直しではなかろうか。
 ちょっと、しばらくは楽しんで見物しておこうと思う。

人気ブログランキングへ
人気ブログランキングへ ※いつも応援ありがとうございます!

おなじ阿呆なら踊って逝きます



コメントを投稿