あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

自民党総裁選前夜雑感

2018年08月24日 00時19分59秒 | 政治(安倍政権)
 今回の自民党総裁選は、いいリトマス試験紙だと思った。
 政治というものの本質が、とても判りやすいと思うのだ。

 所詮、政治家は、支持者の要望を叶える為、動くものなのである。
 今の石破が最低だと感じるのは、俺は支援者に問題があると思うんだな。

 俺は、石破がそんなに最低のヤツではないと、実は考えている。
 もちろん、世話になった人を自分勝手な言い分で簡単に裏切るし、政治家として、恐らく一緒に何かと戦おうとした時、信頼に足る人物ではないだろう。多分、最も総理という職種には向かない男だと思う。

 総理に向いている人というのは、俺は大雑把に二通りの大切な才能があると思っている。
 1つが、安倍晋三タイプの才能で、もう1つが、小泉純一郎タイプである。

 安倍晋三タイプの場合、与党内の調整に長けている事が最も重要な才能で。
 小泉純一郎タイプの場合、リーダーシップとカリスマが最も重要な才能で、無責任に振る舞って周囲の人に支えてもらう人である。

 要するに、カリスマで戦うのか、与党内民主主義で戦うのかの2択なのだ。
 石破は、小泉純一郎のようなカリスマはないし、安倍総理のような調整役としての人脈も人徳もない。

 あるのは、勉強家でもある、学者然とした、頭でっかちの理論だけだ。
 近年の総理で言えば、鳩山由紀夫に近いだろう。…いや、ルーピーはアレで一応、凄まじく頭が良かったはずなんだが…。実際総理をやってみると、鳩山由紀夫、菅直人は、村山富市も含めて史上最悪の三大総理といえるほどの大馬鹿野郎であった。別に、石破が総理をやれば、鳩山由紀夫ばりのクソ総理になると言いたいわけではないのだ。
 ただ、近年の総理のタイプとしては、「学者系」として鳩山が近かっただけだ。

 まあ、鳩山に例えた後に言うのはなんだが、冒頭でも述べたように、石破はそんなに悪い政治家ではなく、場合によっては有益な政治家だったと思うのである。実際、防衛大臣をしていた頃の石破は悪くはなかったし、民主党政権時、野党側として国会でもかなりいい質問もしていた。

 では、なぜ今の石破はあんなんなんだろうか。
 それは、味方をしてくれている連中が、今の石破のような主張をしている連中ばかりだからだ。安倍総理と総裁の座を巡って争うわけだから、味方になってくれている人々と真逆の事を言っているわけにはいかない。
 よって、石破の今の姿は、自分が許容できる範囲内で、味方の人々の意見を集約して発言している姿なのである。

 俺は、いつも「今は安倍総理を支持する以外ほぼ道はない」と、苦々しく思いながらも消極的に安倍総理を支持していると主張しているが。
 きっと俺みたいなヤツって、特に今の与党内には多いと思うのである。

 それで、根っからの安倍支持者や、俺みたいな消極的安倍支持者を除けば、…そんな連中の意見を集約すると、今の石破茂が誕生してしまうのではないかと思うわけだ。

 石破を支持しているのは、ほぼ竹下派だけだっただろ。
 竹下派トップの竹下亘は、ウチでも先日エントリで紹介したが、菅直人や福島瑞穂がトップを務める日朝国交正常化議連に、役員として参加するようなヤツだよ。ブルーリボンバッチだってつけていない。

 ほらな。安倍総理を支持しないような連中なんて、ロクなのが残っていないのである。残りカスだよ残りカス。
 俺が、安倍総理を支持せざるを得ないとする理由を、垣間見てしまったような気がしたよ。
 少しでもマシなヤツならば、安倍総理を支持しちゃってるんだよなぁ。
 俺は、安倍総理以外のやつを、支持したくて仕方がないのにさ。野党は論外だから、自民党を割れば…って理論については、俺は以前、自身のブログで

「無理だ…。」

 とか呟いちゃったぐらいだし。
 結局、政治ってのは支持者次第なんだなぁと。しみじみ思ったのであった。

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