一口馬主雑感～シルクＨＣ出資２歳馬の画像を見て(２)(15/3/29)

先に書いたのは、アペリラ(ジェイズミラクルの13)に対する心配。

ジェイズミラクルの13は、残口の警報が出てから満口になるまでに長い期間を要した。

アルジャンテ(ナイキフェイバーの13)やジスターキ(シーズライクリオの13)は動きが良かったこともあって、残口警報が出て自分が出資してから比較的短期間で満口になった。

そして、グレンツェント(ボシンシェの13)だ。なかなか残口が減らない。

アペリラとグレンツェントは血統・配合から出資を決めた。
なので、なかなか満口にならないのは馬体が「走る形」ではないからかも？と不安になっている。

馬見が出来ていないから仕方がないが、改めてグレンツェントの画像をよく見ると、後肢が流れているようだ。
トモが下に長く伸びたような形になっていて、確かに後肢が後ろに流れている。
おそらく骨格もそうなっているから、脚の長さが平均並みだと、ストライドが伸びないんだなぁ、たぶん。

だったら、ピッチ走法で頑張ってもらいたいが、そのためには筋肉が必要。
で、よくブログで書かれているように「ネオユニ牡馬は馬格が欲しい」というようなことになるのだろう。

13年産も走らない馬を選ぶということを繰り返しているような気もするけど、グレンツェントの場合には、配合的にHaloの機動力を増幅できていれば勝ち上がりの可能性があるのでは？と思ってしまう。

来年の今頃頭を抱えているかもしれないが、今は何とかならないかなぁという気持ち。
ただ、ネオユニ産駒に出資したかったから空振りは覚悟している部分はある。

「1/4サンデーサイレンス」という配合(８)～アペリラ牝

これまで書いてきたように、「日本の馬産は今、『3/4Northern Dancer、1/4サンデーサイレンス』時代の真っただ中にいる」と血統屋の望田潤氏は指摘している。

シルクＨＣで出資しているアペリラ牝の配合の累代は、キングカメハメハ×フジキセキ×Assert×Mount Hagen。
クロスはNorthern Dancer5S×5S×5D、Irish Lass5S×5D。

母父がサンデーサイレンスではないので、「3/4Northern Dancer、1/4サンデーサイレンス」配合にはならない。
　
父キングカメハメハはＮＤのクロスを内包するし、祖母もＮＤを持つので「3/4Northern Dancer」の部分は成立する。

┌キングカメハメハ：ＮＤのクロス
アペリラ
│┌フジキセキ：非ＮＤ
└△
　└△：ＮＤ内包

上に示したように、フジキセキがＮＤを内包しないため、アペリラの配合は「3/4Northern Dancer、1/4非Northern Dancer」になる。

フジキセキにサンデー級の働きを期待することは出来ないが、配合形式は面白いと思う。
血統・配合面からは勝ち上がりを期待できると思ったが、馬体を見ると自信を持てない。

一口馬主雑感～シルクＨＣ出資２歳馬の画像を見て(15/3/29)

金曜日にシルクＨＣの会報が届いていた。
ＨＰ上でも更新されていて、出資２歳馬の最新画像を見たが、アペリラ(ジェイズミラクルの13)が気になった。

血統・配合でナスキロ血脈が活きれば中距離でキレのあるタイプに育つかなぁと思って出資した。
しかし、画像を見るとそういう方向に成長してきていないと思う。

少なくとも距離適性は思っていたよりも短いかもしれない。
また、トモが大きくならないので、前が大きくて先行してレースするタイプに見える。

また、首が短くて太いのは自分の好みではない。
首を上手く使って走るタイプが好きだからだが、勝ち上がるスピード能力があれば文句は無い。

◇
自分は馬体の判断が苦手で、出来ないし、することを諦めてしまったのだが、それでも芝の中長距離馬に対しては好みがある。
対して、短距離馬は好みすらない。全然分からないからだ。

例えばパブロ(ゲルニカの13)には興味があって、通常募集開始日に電話して残口を確かめた。結果として満口だった。

このパブロはキンシャサノキセキ産駒だから適性は短距離だろうが、あの馬体が距離適性に合っているかが分からない。
自分が出資したかったのは、距離の融通が利くのでは？と思ったからで、あの馬体が短距離馬として良いのだろうか？

◇
馬体(と調教動画での動き)で出資を決めたアルジャンテ(ナイキフェイバーの13)とジスターキ(シーズライクリオの13)の最新画像は、 良いんじゃないだろうか？
少なくとも自分は出資時の期待を持ち続けられると思った。

ジスターキとエリテュイア(リオエワンの13)で気になるのは、前後の繋ぎの角度の違い。
違うように見えるが、脳内で補正するとかなり近付くようにも思う。

◇
時間がある時に馬体に関するサイトを読んで知識を増やしているが、ポイントが多くてまとまらない。継続するしかない。

チーム・ノーマンの戦績のまとめ(2015年３月終了時)

出資馬をメンバーとして、チームを作る感覚で一口馬主を楽しみたいという想いがあって、チーム・ノーマンと名付けた。
12年産はシルクＨＣの６頭に出資。５頭がデビューして、２頭が「タイムオーバー」を経験。
現時点で、明らかにスカウティングに失敗したと判断せざるを得ない。

とにかく勝ちたい。もう１頭勝ち上がってくれれば、１世代目としては納得なのだが。

◇◇◇
計２４戦１勝[１―３―１―０―１―４―14]

ペルセヴェランテ牡３
　　３戦１勝[１―１―０―０―０―１―０]

エレディータ牝３
　　９戦０勝[０―１―１―０―１―２―４]

キッスアフィニティ牡３
　　２戦０勝[０―１―０―０―０―０―１]

コンフェッシオン牝３
　　５戦０勝[０―０―０―０―０―１―４]
　　うち、競走中止１

ジェイポップ牡３
　　５戦０勝[０―０―０―０―０―０―５]

ダンシングアヘッド牡３
　　未出走

◇◇
03.27　エレディータ　　　11着
03.14　ジェイポップ　　　18着
02.22　ジェイポップ　　　13着
02.14　エレディータ　　　９着
01.24　ペルセヴェランテ　７着
01.24　コンフェッシオン　中止
01.04　コンフェッシオン　16着
12.20　ジェイポップ　　　14着
12.07　ジェイポップ　　　９着
12.06　エレディータ　　　13着
11.16　エレディータ　　　５着
11.09　ペルセヴェランテ　１着
11.01　キッスアフィニティ２着
11.01　エレディータ　　　10着
10.18　ペルセヴェランテ　２着
10.14　コンフェッシオン　16着
09.06　コンフェッシオン　８着
08.31　エレディータ　　　２着
08.17　エレディータ　　　８着
08.10　ジェイポップ　　　10着
07.13　キッスアフィニティ９着
07.12　エレディータ　　　３着
06.28　エレディータ　　　８着
06.14　コンフェッシオン　12着

◇◇◇
勝率が悲惨なことに。エレディータの３着と２着や、キッスアフィニティ２着→ペルセヴェランテ初勝利の流れが懐かしい。
また、ワクワクするような時期が来ることを願う。

ペルセヴェランテに出資していなかったら、一口馬主を辞める方向で考えたかもしれないと思う現況。
馬を見る勉強をして、選馬を考え直さないといけない。

エレディータ９戦目：阪神１Ｒ３歳未勝利・牝(ダ1400m)

エレディータ牝３(シルク)
父スニッツェル母サンスプリング

９戦目
３/28日(土) 阪神１Ｒ ３歳未勝利・牝(ダ1400m)
15頭２枠２番

４６２ｋｇ(―８)
９：４３現在 ６番人気２４．１倍

◇◇
結果は11着(９番人気)

◇◇
阪神１Ｒ ３歳未勝利 牝馬限定戦・ダート１４００ｍ　11着

小牧騎手「物見をすると聞いていたので、返し馬で感触を確かめてみるとやはり周りを気にしていたので、出来るだけ好位で競馬をしようと思っていました。
出も良かったし、前で競馬をしようと追っ付けて行ったのですが、反応が鈍くてあれが精一杯でした。
前の馬が早々とばててきたことで位置取りが後方になってしまいましたが、最初の位置でずっと競馬が出来ていればここまで負けていなかったと思います。
最後もじりじり脚は使っていましたが、こちらが気合い付けてもケロッとして真面目に走っていない様なので、経験を積んでいく方が良さそうですね。
捌きが少し硬い馬なので、ダートは合っていると思いますよ。」


◇◇◇
これまでの結果から、叩き２戦目は上向く(真面目に走る)可能性があると思っているが、もう慣れてしまったかもしれない。
また、使いたくても使えない可能性があるだろう。

暖かくなってくれば、体重が絞れて、脚さばきが良くなるんじゃないかと期待する部分があった。
でも、まだ諦めない。夏のローカルまでに何とか好走条件を見つけておきたい。
ダート1200mに期待すればいいのか？とか。ローカルだとダート1000mとか。新潟直線芝1000mとか。