ノルマンディーＯＣ４次募集馬(13年産)～19サイレンスブランドの13牡

一口馬主２年目の素人が、自分のスタンスで書く個人的な見解なので、参考にはならないだろうが、あくまでも自分の出資検討のために文章にしてみる。

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サイレンスブランドの13牡２
１口2.7万円／総額1080万円(400口)
関東・栗田徹厩舎予定
父ジャングルポケット
母父サンデーサイレンス

配合の累代は、ジャングルポケット×サンデーサイレンス×General Holme×Sadler's Wells。
クロスはNorthern Dancer4S×5D、Noholme4D×5S。

母13歳時の産駒。 ６番仔で、上に中央で勝った兄姉がいない。
４代母の仔にペンタイア。

東サラで出資している２歳馬レッドバルトーク牡の配合の累代がジャンポケ×サンデー×Sadler's Wellsだから、評価しない訳がない。
ただし、重すぎるきらいがある。

種牡馬ジャンポケは斬れや底力やスタミナを伝えるので、母からスピードを補いたい所がある。
従って、母系のレベル～潜在的スピード能力が、産駒の成績にかなり反映する面があるのは否定できない。

ということで、母サイレンスブランドだが、その戦績は17戦３勝。
未勝利勝ちが函館芝1800m、500万下の２勝(平場・特別)がともに函館芝2600mの連勝。
どうも力の要る洋芝の長距離が適条件だったようだ。
サンデー牝馬で父が米血、母が欧州血脈の配合だから、母の欧州血脈が強く影響したのだろう。

そこに欧州血脈の塊のジャングルポケットを配合したのだから、3/4欧州血脈・1/4米血。
字面では、明らかに重厚過ぎる。

なので、馬体や走りで判断できる方は、勝ち上がるだけのスピードがあるかを見るべき。
自分は・・・と言うと、坂路調教の動きを見て出資したのに、６頭中の３頭がタイムオーバーになった(笑)

また、種牡馬が高齢になってからの産駒はダート向きになる傾向がある。
ジャンポケ産駒の場合はダートは不向きなことが多いので、単純にスピード不足に陥る可能性がある。

他に、血統表上で気になるところは、母母父General Holmeの存在。
フランスの中距離ＧIIIを４勝しているらしい。代表産駒はフランスのＧＩ勝ちの２頭。そのうちの牡馬は長距離馬。
General Holmeの父がNoholmeのために、クロスになっている。

General Holmeは血統表上の欠点(キズ)と言って良いだろう。ジャンポケも微妙だと感じる方がいらっしゃるだろうが。
母の配合の累代は、サンデー×General Holme×Sadler's Wells×Mill Reef。明らかにGeneral Holmeだけが弱い。

血統表から判断すると、ジャンポケの代表産駒と比べて、明らかに長距離指向が強い気がする。
ジャンポケが高齢になってきているがダート向きとは思わないので、芝の中長距離だろう。
(Nureyev≒Sadler's Wellsでパワー増幅だが、それに呼応するNashuaが無い。)

１口金額がお安いだけに、勝ち上がるだけのスピードがあれば面白い。
ジャンポケ産駒なので、晩成傾向と気性面の不安と体質などもクリアしなければならないが、ジャンポケ好きとしてはリスク覚悟で行ってみたい気持ちがある。