始めたよ!一口馬主~チーム・ノーマンの挑戦~

競馬と少し距離を置いていたが、一口馬主を始めて、資金力が無いのに入れ込んでいるノーマンが書く備忘録

クードラパンがサフラン賞勝ち(15/10/4)

2015-10-04 21:10:00 | 競馬・一口馬主
シルクHC所属の2歳馬クードラパン牝が、今日のサフラン賞(中山芝1600m)を勝った。

クードラパンは今年1月時点で残口があり、出資検討候補の1頭だった。
結局、他の候補であったジス Destaque ターキ牝とアル Argente ジャンテ牝に出資した訳だから、反省しかない。

(アル Argente ジャンテに出資したのは、レッド Red Ignis イグニス牡のボーンシスト判明によるところも大きいが。)

ジス Destaque ターキ牝に追加出資を決めた記事には、「血統から選べばルシルクの13(クードラパン)」と書いている。
が、その頃出資馬が走らなくて、血統・配合で選ぶことに自信を無くしていたし、ダイワメジャー産駒のコンフェッシオンがどうにもならなくて、同産駒であるクードラパンを敬遠した。

端的に書けば、ブレたのだ。

また、馬体を褒める方が居たが、自分には解らなかった。
坂路調教の動きも他の候補に劣らず良かったが、決め切れなかった。

今となっては半兄グランシルクも活躍して、繁殖牝馬としてルシルクを評価できるのだが、もう遅い。


馬体に関しては今でも分からないが、少しずつ見ている。

今年は「大きく動ける馬」を選ぶために後肢を見ると以前書いたはずだが、ナスカの14牡の後肢の歩幅は物足りなかった。
ナスカの14は血統・配合で選んだ。1口金額から、牡馬のエース候補として期待したいが、当たらないだろうと諦めている。

後肢の歩幅を考えて、もう1頭、牡馬のエース候補としてペンカナプリンセスの14も応募した。
こちらの方がもっと当たる確率が低くて、宝くじ感覚だが。

ステイゴールド牡馬2頭は後肢の踏み込みが良くて、歩幅が広く見えた。
ペンカナプリンセスの14は後ろ脚が長いのもあるが。

ペンカナプリンセスの14の配合は悪くないと思うが、ステイゴールド産駒の配合として良いのかどうか。そこには自信がない。


〈シルクHC第1次募集応募馬〉
ペンカナプリンセスの14牡(父ステイゴールド)
ナスカの14牡(父ルーラーシップ)
アドマイヤテレサの14牝(父ハーツクライ)
パーフェクトマッチの14牝(父ルーラーシップ)

アウォーディーがシリウスSを!(15/10/3)

2015-10-04 20:00:00 | 競馬・一口馬主
ジャングルポケット産駒のアウォーディー牡5が、昨日のシリウスS-GIII(阪神ダート2000m)を勝った。

ジャンポケ産駒の成績を見ていると明らかに芝向きで、ダートの上級馬は出にくいだろうと思っていた。
ジャンポケはNureyevを内包しているんだけどね。


まず注目したいのは、アウォーディーの母。
母は天皇賞(秋)を制したヘヴンリーロマンス!

ジャングルポケットの仔を宿したまま米国に渡って出産したため、米国産の外国産馬(マル外)となっている。

注目するのはマル外ということじゃなくて、やはり母馬のレベルが高いこと!

ジャングルポケット産駒の活躍馬は、母馬が活力ある牝系の出身であることが多い。
おそらく母の持つ潜在的なスピード能力の助けが必要なのだろう。

次に注目したいのは、5歳にして本格化したこと。
ジャンポケ産駒には晩成傾向がある。

アウォーディーの競走成績を見てみると、

2歳時:1戦0勝(12月デビュー)
3歳時:11戦2勝(3月に未勝利勝ち)
4歳時:8戦1勝
5歳時:8戦3勝(シリウスS勝ち)

となる。

そして、気付くのは本格化前から能力の一端を見せていること。
3歳時には1勝馬の身で青葉賞に挑戦して5着。
4歳時には1600万下の条件馬ながら格上挑戦して、目黒記念で4着。

こういう産駒が故障せずに本格化すると、重賞に手が届く。


配合を見ると、ジャングルポケット×ヘヴンリーロマンスだから、その累代はジャンポケ×サンデー×Sadler's Wells×Ribot×Dedicate。

アウォーディーの存在が自分の出資に影響を与えた。
東サラで出資しているレッド Red Bartok バルトーク牡2は、ジャンポケ×サンデー×Sadler's Wellsで、7/8同血。
残りの1/8を見ると、アウォーディーの方がスピードを感じるかな。

また、ノルマンディーで出資を検討したシュティルヴァルト牡2は、ジャンポケ×サンデー×General Holme×Sadler's Wells。
もうすぐデビューのようなので注目している。

ということで、Nureyev≒Sadler's Wellsの3/4同血クロスによってパワーが増幅されて、ダート寄りになったと考えてよいだろう。

ジャングルポケットに対してナスペリオンを合わせるのはSpecialを入れて、不足している米血はサンデーとBold Reasonの部分で補っていると考えられる。


ということで、レッド Red Bartok バルトークもそれなりに走る可能性があると思って出資したが、勝ち上がれるだけのスピードがあるかどうかだ。
勝ち上がって故障さえなければ、下級条件であっても長く楽しめると思う。5歳になるのは2018年。芝でもダートでも良い。