シルクHC募集予定馬(８)～103ローズバドの13牝

ローズバドの13牝
１口30万円／総額3000万円(100口)
関西・藤原英昭厩舎予定
父キングカメハメハ
母父サンデーサイレンス

配合の累代は、キンカメ×サンデー×Shirley Heights×Lyphard×Secretariat。
Northern Dancer5S×5S×5D、Mill Reef4D×5S。

母15歳時の産駒。
全兄ローズキングダムはＧ１勝ち馬(朝日杯ＦＳ・ジャパンC)。

キンカメ産駒で、芝中距離の大物を狙うためには、母からナスキロ血脈を注入すれば良い。
ラストタイクーン(キンカメの母父)を強調するため、Northern Dancerとナスキロ血脈のクロスを同時に作ればいい。

ローズキングダムが成功したように、ローズバドはＮＤと、Mill Reef自体とSecretariatを内包している。
サンデーとナスキロ血脈２本を持っているので、少し柔らか過ぎるかも。

配合的には少しパワー不足の感じがする。
ローズキングダムは薄手の馬だったようだが、Ｇ１を勝ったということは、パワーが上手く伝わったんだろう。
牡馬だったのも大きかったかもしれない。

ということで、馬体や動きを見て判断した方がいいだろうが、自分は見ても分からないので、評価を下げめにしておく。
配合のポイントを押さえていて、良いんだけどね。

ジェイポップの近況(14/7/31)

ジェイポップ牡２
父クロフネ母ポップス

次走予定：小倉8月10日 メイクデビュー小倉 芝1800ｍ[田辺裕信]

吉田師「来週の競馬なので、追い切りは週末にしっかりやって備えようと思います。
時間を掛けて乗り込めた分、いい仕上がりで競馬に向かえそうです。」


芝の中長距離馬かもと思うので、1800ｍデビューは嬉しいこと。
実際には走らせてみないと適性が解らない場合もあるだろう。
レース内容に応じて、いろいろ工夫して、３歳８月までの勝ち上がりを目指して欲しい。

シルクHC募集予定馬(７)～９カリの13牡

カリの13牡
１口６万円／総額3000万円
関東・堀宣行厩舎予定
父キングカメハメハ
母父Areion

配合の累代は、キンカメ×Areion×Dashing Blade×Midyan。
Northern Dancer5S×5S。

母６歳時の産駒。
母はドイツ産で、独2000ギニー(Ｇ２)を含む２勝。
２歳の半兄はディープインパクト産駒のドラゴンケーニッヒ。

母はドイツ血統なんだろう。知らない種牡馬の名前が並ぶ。

母父Areionはそれ程の競走成績を残していないが、種牡馬としては実績を残したようだ。
Areionの父Big Shuffleはボールドルーラー系で、母父はCaerleon。
なかなか興味が持てる、楽しみな血脈を内包している。

キンカメ産駒で芝中距離の大物を狙うための配合のポイントは、母からナスキロ血脈を注入すること。
そのためにはナスキロ血脈のMill ReefとNorthern Dancerから成るラストタイクーン(キンカメの母父)を強調するのが早道で、Northern Dancerとナスキロ血脈のクロスを同時に作ればいい。
ただし、キンカメ自身がＮＤのクロスを持つので、母はＮＤのクロスを持っていないことが大切。

母父Areionの母父Caerleonは、上に挙げた配合ポイントを満たす(ラストタイクーン≒Caerleon)。
祖母はMill Reef自身とSir Gaylordのナスキロ血脈を内包。

また、母カリは５代までにクロスを持たない。(NijinskyとLyphardを通じてＮＤが２本入るが。)

これは面白いんじゃないかなぁ。
お高いだろうし、現２歳でキンカメ牡馬のペルセヴェランテに出資しているので、他の上位種牡馬の産駒を優先したいけど。