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がん細胞が自滅と健康食品販売か。健康食品販売会社「シンゲンメディカル」

2019年08月07日 | 消費者保護
がん細胞が自滅と健康食品販売か。健康食品販売会社「シンゲンメディカル」

相川哲弥ブログ。 https://blog.goo.ne.jp/jp280

  2節。 ニュース。
「がん細胞が自滅する」などと医薬品のような効能を宣伝し、がん患者などに健康食品を販売した
として、警察は販売会社の社長ら4人を逮捕し、3年間に28億円余りを売り上げていたとみて調べています。

警察によりますと、4人はいずれも容疑を否認しているということです。

逮捕されたのは、東京・中央区の健康食品販売会社「シンゲンメディカル」の社長、藤岡成友容疑者(46)や専務の関本勝治容疑者(47)ら4人です。
警察によりますと、4人は健康食品をホームページ上で「がん細胞が自滅する」などと宣伝し、
ことし5月以降、大阪に住むがん患者など3人に医薬品のように装って販売したとして、
医薬品医療機器法違反の疑いが持たれています。

これまでの調べで、「シンゲンメディカル」は「フコイダン」と呼ばれる成分が含まれた原価が、1箱およそ3000円の製品を5万円を超す値段で販売していましたが、
がんに効く医薬品として承認はされていませんでした。

会社は、がんへの効能を宣伝した同様の製品も含めて、全国のがん患者などおよそ1万人に、28億7000万円ほどを売り上げていたということで、警察が販売の実態を詳しく調べています。
調べに対し4人はいずれも、「医薬品のように販売はしていない」などと容疑を否認しているということです。

【販売の実態は】
東京・中央区に本社がある「シンゲンメディカル」は、健康食品の販売や研究・開発などを行っている会社で大阪には支社があります。
「フコイダン」という成分を含んだ健康食品を「補完医療サプリメント」と称してインターネットなどで広く販売していました。
「フコイダン」は、わかめなどの海藻の「ぬめり」から抽出されますが、
厚生労働省によりますと、問題となった製品はがんに効く医薬品としては承認されていませんでした。

このため、がんへの効果があると宣伝することは法律上できません。

一方、警察によりますと、「シンゲンメディカル」は、ホームページ上で効用として「がん細胞が自滅する」と宣伝していたということで、これまでにも効能効果の表示に関して大阪市による行政指導が3件行われていたということです。

さらには、商品を購入した客からの苦情も大阪市には21件寄せられていたということです。

ことし5月の警察の捜索後、広告の表現は変更されましたが警察は、これまでがんに効くように宣伝し、患者に製品を販売していた実態が法律に違反するとして7日、社長らを逮捕しました。

【がんの治療をめぐる過去のトラブル】
がんの治療をめぐっては、
「手術などの外科療法」、
「放射線療法」、それに
「薬を使った化学療法」
などが標準的な治療とされています。

一方、科学的な根拠がないにもかかわらず、がんに効くかのように宣伝された健康食品やサプリメントがインターネット上などで多く紹介され、
回復を願う患者の中には、いわゆる「代替療法」として利用する人が後を絶ちません。

こうした商品は厚生労働省が認めた「医薬品」ではないため、
平成28年には富山県警が富山市の業者を、去年には千葉県警が福岡市の業者を摘発するなど各地で事件化するケースも相次いでいます。
また、
国民生活センターによりますと、「がんに効くという高額な健康食品を購入して飲んでみたが、効果がない」といった相談が各地の窓口に寄せられているということです。

【がん患者などでつくる団体は】
がん患者などでつくる大阪のNPO法人「がんと共に生きる会」の副理事長で、両親をがんで亡くした濱本満紀さんは、今回の事件について
「よかれと思って患者さんにすすめる人たち、何とか家族のために治りたいと思っている患者さんたちなど、
善意で少しでも患者のためになればと思っていることが、知らない間に利用されていることが許せない」と話しています。

濱本さんによりますと、病状が進行して治療法が限られた時などに、わらにもすがる思いでがんへの効用をうたった健康食品を求める人は多く、NPOにも相談が寄せられているということです。

一方で、こうした製品を服用するようになったことで、標準的な治療を中断したり、多額の費用をつぎ込むケースもあるということで、
「ご遺族からも自分が勧めたことで寿命を縮めてしまったのではないかなど、悔恨の電話をいただくが、そういう方は一生悩み悔やむ。
業者がしていることは本当に罪深い」と述べました。
その上で、濱本さんは
がんに悩む患者やその家族は、
購入しようとしている製品が、本当に科学的根拠があるのかどうかを
主治医としっかり相談するよう勧めています。

また、濱本さんのNPOでは、心配事を身近な医療従事者と共有するのに役立ててもらおうと、それぞれの思いやコミュニケーションの取り方をパンフレットにまとめ、配布しています。
濱本さんは、「情報があふれかえる中、流されないためには、患者みずからが適切な情報を獲得し活用することが重要だ。
医師とコミュニケーションが図れないことで、代替医療や健康食品にはしるケースも多くみられるので、そういった問題点の解決につなげていきたい」と話していました。

【専門家は】
健康食品などの問題に詳しい島根大学医学部の大野智教授は
がん患者などをターゲットにした悪質な業者の存在について、
「行政も厳しい取締りを行っているが、消費者の目線からすればまだ不十分な点がある。
がんという命にかかる病気で感情が揺さぶられる中、業者にとっては高い物でも買ってもらえると、商売がしやすい状況にある」としています。
その上で、患者がこうした悪質な業者から身を守るための注意点として、
「健康食品でがんが消えて治ることは、そもそもない話だということを認識しておくことが重要だ」と述べています。
さらに、
「悪質な業者については行政機関による取締りを継続するとともに、より厳罰化にすることも検討の余地がある。
患者が不安になったときは悪質業者がつけこみやすい。
不安な気持ちに対して医療の現場で手をさしのべる取り組みを実施できれば、怪しい商品に惑わされる患者を減らすことができるのではないか」と指摘しています。
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  9節。資料出典。
別の記事『インターネット版のニュース記事を、記憶容量が最小のファイルに保存・整理』(2010年2月19日)
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NHK  「がん細胞が自滅と健康食品販売か。」  2019年8月7日
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1 コメント

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Unknown (松浦泰三)
2019-10-13 12:00:57
3年前に私は、ガンを発症しました。それで家内が何とか助かるようにと神に祈るつもりで、このシンゲンメディカルのサプリを服用する事を進めてくれました。私も助かりたい一心で高額ですが命が助かるならと言う思いで飲み続けました。そのサプリが詐欺サプリと知って愕然としました。絶対許せないです〰人の弱みに漬け込んで、命に関わる詐欺行為は許せない。

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