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発達障害男性が『盗撮を自白』捜査官作文によって有罪判決を受けたと、国家賠償裁判

2010年07月26日 | 無実市民の有罪判決を防ぐ
発達障害男性が、『盗撮を自白』捜査官作文によって有罪判決を受けたと、国家賠償の裁判起こす。携帯冤罪防止対策。

相川哲弥ブログ。 http://blog.goone.jp/jp280 2010年7月25日。

  1節。地下鉄の駅で盗撮を疑われて、警察・検察に取り調べられ、
アスペルガー障害の20代男性A(住所は神奈川県)が、

2008年6月に、
都内の地下鉄駅の、登りのエスカレーターで、携帯電話でアニメの画像を見ていたら
前にいた女性Bにとがめられた。
(『盗撮をしているんですか』といわれた)
男性Aは『すみません』と言った。(小言を言われたことに対する社交辞令として)
ところが、男性Aが『すみません』と言ったことを、女性Bは『盗撮していることを認めた』と判断して、
(女性Bは男性Aを駅の事務室に同行を求めて、駅が警察に連絡して、)
警察署で任意の取り調べを受け、地検にも出頭した。自白調書が作成され、都迷惑防止条例違反(卑わい行為)罪で
在宅(逮捕されないで、自宅に住んでいるまま)起訴された。

  2節。1審・東京簡易裁判所は罰金刑の有罪判決。
 男性Aは裁判で「取り調べで調書の内容が(事実と)違うと答えたが、取り合ってくれなかった」と無罪を主張した。

(このことを裏返して言うと、取り調べる警官や検事は、被疑者に、
『調書に署名する義務は、有りません。署名するのも、しないのも、あなたの勝手です』
と言うべきであるのに、言わないで、
『必ず署名する義務が有る』
のようなことを言って、だまして、法律上の義務の無いことを強要する犯罪を、警官と検事が、犯した疑いが濃い)

しかし一審・東京簡裁は昨年3月、自白調書のほか、男性Aが驚いたり謝ったりしたとの女性Bや駅員の証言などを基に
2009年3月に、1審・東京簡易裁判所で罰金30万円の有罪判決を受けた。

  3節。東京高裁は、逆転・無罪判決。
だが、その直前にアスペルガー障害と診断され、
2010年1月、東京高裁は、逆転無罪判決を言い渡した。

二審で弁護を担当した野呂芳子弁護士は「自白獲得ばかり重視し、客観証拠を顧みない捜査が行われた」と批判した。

無罪判決の理由。
男性が盗撮容疑を認めた供述調書について、高裁は「捜査官が誘導したか、作文した疑いをぬぐえない」と信用性を否定した。
高裁判決は、男性Aをアスペルガー障害と診断した医師の意見書や証言を重視。通常の人より(判断が)混乱しやすいとして、女性Bらの証言は盗撮を裏付けないと判断した。


  4節。国家賠償を求める裁判を起こした。
男性Aが7月13日、国と東京都に1100万円の賠償を求めて横浜地裁に提訴した。
障害のためコミュニケーションを取るのが困難とされ、高裁判決は「捜査官の誘導で自白した疑い」を指摘。
代理人弁護士は「自白偏重で裏付けのない違法な捜査」と主張している。

訴状で男性側は「否認したのに恫喝(どうかつ)や誘導で自白調書を作られた。就職活動も断念し地下鉄にも乗れなくなった」と訴えている。
 二審で弁護を担当した野呂芳子弁護士は「自白獲得ばかり重視し、客観証拠を顧みない捜査が行われた」と批判。訴訟では警視庁と東京地検による捜査・起訴の違法性を問う。

東京地検と警視庁は「訴状を見ていないのでコメントできない」としている。

  5節。相川の意見。(冤罪防止対策)
  1。調書に署名しない。

警官や検事の書いた取り調べ調書に、被疑者が書名捺印(指院)を書く義務は無い。
事実と違うことが少しでも書いてある調書には、被疑者は、絶対に、署名してはいけない。
署名すると、あとで刑事裁判の時に、裁判官が、『調書に書いてあることを認めた』と判定する可能性が高い。

『被疑者』とは、警官や検事から『犯人だ』と疑われている人のことです。

  2。携帯電話機のカメラのレンズの前には、
濃い赤色のセロテープを貼り付けておく。


そうすれば、登りのエスカレーターで、前の女性に盗撮を疑われても、『レンズの前の赤色テープを貼って有ります。カメラは使えない』と反論出来る。
電車やバスのなかで、ホームページ閲覧やメール交換するのに夢中に成っている時に、レンズが向かいの座席の女性の方角を向いていて、前の女性に盗撮を疑われても、『レンズの前の赤色テープを貼って有ります。カメラは使えない』と反論出来る。

  3。簡単に『すみません』と言わない。
この男性Aは、社交辞令として『すみません』と簡単に言ったことが、1審・簡易裁判所で、『盗撮していると、認めた』と判定された。
このように、犯罪の疑いをかけられている時に、
『すみません』と言わないクセを付ける。

  9節。資料出典。
別の記事『インターネット版のニュース記事を、記憶容量が最小のファイルに保存・整理』(2010年02月19日)
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を使って、
(記事がインターネットから削除されないうちに)ファイル保存・整理してください。


毎日新聞 『盗撮無罪:発達障害の男性、国と都を相手に賠償提訴 「否認したのに恫喝され自白」』 2010年7月14日 東京朝刊
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[時事通信社] 『発達障害男性が国賠請求へ=盗撮自白「捜査官の作文」―東京高裁で逆転無罪』 2010年6月28日3時6分
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