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クリスマスカクタス

2011年12月09日 | Weblog
この寒さの中、我が家のクリスマスカクタスは、いま丁度満開と言いたところ。この花は、シャボテンの仲間なのに、何故、この時期に咲くのか不思議でならない。写真の花は、友人の処で咲いていたものであるが、斯様、立派な鉢植えが出来るというのは、余程生命力が強いという証拠かも知れない。この花のネーミングは、やはりクリスマスの頃に咲く花ということに由来しているからなのだ。このクリスマスカクタスは、クリスマスに華やかさを添える恰好な花なのである。


クリスマスカクタス ・サボテン科。
・学名 Zygocactus truncatus(蝦蛄葉サボテン)
(Schlumbergera属 との説もあり)
Zygocactus : ジゴカクタス属
truncatus : 切られた形の
Zygocactus(ジゴカクタス)は、ギリシャ語の
「zygos(対をなす)+ cactus(サボテン)」が語源。
ふしぶしに、対になった刺状突起があることから。

・開花時期は、11/10頃~翌1/10頃。
・ブラジル原産。明治時代に渡来。
・茎は四方に垂れ下がる。
・花は茎先に段々に咲く。咲き始めが見事。
色はピンクや赤。
・茎が、海老に似た「蝦蛄(しゃこ)」
(寿司ネタで有名)に似ているところから命名された。
また、ことわざで「蝦蛄で鯛を釣る」
(少ない元手で大きな利を得ること)というのがある。


・別名 「クリスマスカクタス」
クリスマスの頃に咲くサボテン、の意。
・デンマークで品種改良された「デンマークカクタス」も
花屋さんでよく見かける。
これも蝦蛄葉サボテンの一種。
(というか、
「蝦蛄葉サボテン」と「デンマークカクタス」は
違いがなかなかわからない♪)
・「蟹葉(かにば)サボテン」というのも蝦蛄葉に
似ているが、
蟹葉サボテンは茎部分にはトゲトゲがなく、
開花時期は2~3月頃で蝦蛄葉より遅いので
両者区別できる。

  (季節の花 300から引用)

  今日の誕生日の花:ヤドリギ   花言葉:困難に打ち勝つ

  今日の一句:遠山に日の当たりたる枯野かな    高浜虚子

  (NHKラジオ深夜便から引用)