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kabu達人への道

マスコミで深く触れられることのない投資の裏側や
投資にあたっての疑問など赴くままに綴っていきます。

割安の罠なのか

2025-03-01 07:50:06 | 日記
日本市場を立ち込める霧はいつ晴れるのでしょうか。28日の大幅下落で日経平均採用銘柄や
プライム市場上場銘柄のPERは14倍後半まで低下しました。指標面からは下値余地は限られ
るようにも見えます。一方株価は半年先を見るとも言われています。2025年3月期までの業績
好調は織り込まれ2026年3月期の業績は株価下落を後追いするように低下するという懸念も
また払拭できないのかもしれません。

今日の経済新聞には4社に1社が純利益最高だと伝えています。もっとも政策保有株の売却益が
押し上げた企業も点在します。政策保有株の売却は来期も続きますが、株高が一服すれば売却
益の減少も懸念されます。しかも一過性の利益である売却益で下駄を履かされた利益を海外投
資家はどう見ているのでしょうか。

確かに日本株は米国株に比較してPERなど指標面では割安感が目立ちます。しかしROEを比較
すればまだまだ日本企業が劣後しているのは明白です。マグニセントセブンのような高い成長
力を持っている巨大企業も存在しません。割安の罠も考えておかなければなりません。

金融緩和余地のある欧州市場の好調と金融引き締めの途中である日本との金融政策の違いが
マクロ系ファンドの日本離れを引き起こしている可能性もあります。海外投資家は昨年日本
株を大きく売り越しましたが、今年も現時点で継続的に買い越しに転じる動きは見られません。
昨年前半の日本株急騰は海外投資家が上値を買い進めたからです。

日本企業の自社株買いの拡大や新NISAの開始で個人マネーが流入し需給が好転したことで大幅
な上昇が成し遂げられました。自社株買いやNISAマネーの流入はまだ続くでしょうが、政策保
有株の売却などもありそれだけでは4万円超えからさらに高値を追うには力不足です。

上値を積極的に買ってくれる海外投資家の復活なしでは株高は実現できないでしょう。2024年
はバブル時の高値3万8915円を超えさらに上昇に拍車がかかり日経平均は大きく居所を替えま
した。現在は前年の反動がまだ続いているようです。

28日の米国市場では長期金利の低下とこのところの株安で値ごろ感が出たことで3指数とも上昇
しましたが、日本市場に影響の大きなナスダック指数指数は19000ポイントと20000ポイントの
ボックスを下抜けてしまいました。ナスダック指数の低迷が続くと日経平均の戻りもまた鈍い
状況が続きそうです。

28日の東京市場は月末、週末も重なり予想以上の下げ幅を記録しました。3万8000円で数日下げ
渋っていた日経平均はこらえ切れずに下げが加速しました。売買代金は6兆円を超えたことで売る
べき投資家は売り目先は下げ止まる可能性もなくはありませんが、決算期末を控えた3月はまだまだ
気が抜けません。もし日本にもトランプ関税の嵐が吹き付ければ悪夢は再びしれません。

次回の更新は4日を予定しています。
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