kabu達人への道

マスコミで深く触れられることのない投資の裏側や
投資にあたっての疑問など赴くままに綴っていきます。

午前の相場から

2013-03-06 12:16:18 | 日記
6日前場の東京市場は154円高の1万1837円で終了しました。全銘柄の7割が
値上がりしています。もっとも主力株の多くはより直後が高値でその後は揉み合
い状態です。為替が93円前半のやや円高気味で推移していることから市場が開
く前は内需株主導の相場を想定していたのですが、少々現実は違ったようです。

あるブログの記事によるとSQ前の水曜日ははショート方にとって魔の水曜日と
呼ばれるくらい上昇するケースが多いようです。先物に絡んだ思惑で動いている
のでしたが全面高での展開も納得できます。個別株では意外とこんな相場では
やりにくいものです。多くの銘柄が少しずつ上昇している訳ですから値幅はあまり
大きくない銘柄がほとんどです。ホットマネーは材料株ぬ向かうのも理解できます。
ほとんど材料が無いようなツガミやスクリーンが寄り後一段高しているのもそんな
理由からでしょうか。

トヨタなどもすっかり4600円から4800円のレンジ相場になっています。少なくとも
当面は4700円以下でないと買いにくいですね。シャープのように材料が出れば
大きく跳ねる銘柄もあるでしょうが、輸出関連銘柄をどんどん買い進む相場は
もう少し先なのでしょうか。

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祝!NY市場 最高値

2013-03-06 06:44:35 | 日記
5日の東京市場は午前中1万1700円台後半まで買い進まれた後、次期日銀正副
総裁候補の所信聴取が終了し、材料は出尽くしとの見方から引けにかけて上げ
幅を縮小しました。日経平均は31円高で終了しましたが、TOPIXはマイナス、値下
がり銘柄の数が値上がり銘柄よりも多かったことが示す通り実質は反落と捉えた
ほうが良いでしょう。やはり月次売り上げ好調が伝わったファーストリテイリングの
1銘柄で56円日経平均を上げています。

円相場については3月は決算期を控えた企業の海外からの送金で円高に振れ
やすいと言う背景があります。しばらくは93円台を中心とした持ち合い相場が続
く可能性が高そうですね。自動車などの輸出関連銘柄の動きは日々多少の上げ
下げがあってもこのところ揉み合い状態です。

また素材株が冴えないのは中国景気の先行き不安があるのでしょうか。原油など
の商品市況が冴えないのも背景には米国を除いて世界の景気にそんなに強気に
なれない心理を表しているのでしょうか。

もっとも5日はNY市場が過去最高値を更新しました。ロンドンもフランクフルトも
5年ぶりの高値を更新しています。日米欧の超金融緩和から株式市場に資金が
流れ込んでいるようです。イタリアの政局や中国の不動産引き締めでの景気下押
し懸念などもありますが、ここは欧米の株高に素直に乗ったほうが賢いようです。

個別銘柄でも米国市場での人気銘柄が参考になりそうです。ダウ銘柄ではウォル
マートやホームデポの小売株、P&G、ジョンソン&ジョンソンの日用品株、ベライ
ゾンやAT&Tの通信株、他にはIBMやディズニーなどです。JPモルガンや
トラベラーズの金融株。米国景気の立ち直りで恩恵を受ける企業群でしょうか。

反対に素材株のアルコア、キャタピラーの株価が冴えないのはやはり中国景気
に強気になりきれない背景がありそうです。またインテルの不振はハイテク産業
がPCからスマホへの需要の変化があるのでしょう。

東京市場でもここまで内需優位の展開が続いていますが、この流れは続くので
しょうか。今日どんな銘柄が人気化するのか3月相場の動向を占う上でも重要です。
日銀の異次元の緩和策の期待からはメガバンクなどの金融株がどこまで人気化
するか市場の反応をみたいところです。



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