kabu達人への道

マスコミで深く触れられることのない投資の裏側や
投資にあたっての疑問など赴くままに綴っていきます。

予想以上の上げ

2010-06-03 15:00:43 | 日記
東京市場の大引けは310円高の9914円と大幅反発して引けました。
9500円を割らず9900円台を回復したことでどうやら下値不安は遠のいたようです。
昨日の市場ムードだと今日は再度安値を試しにいくのかと思いましたが
取り合えず杞憂に終わりました。

これからも米国景気が東京市場の先行きを決めそうです。
ただし今日大幅高したからといってこのまま上値をどんどん取っていくような
状況ではありません。
今日は先物中心に大幅高しましたが、先物中心に大幅安する日もあると思います。
SQを来週末に控えてこれからもボラティリティの高い相場が続くでしょう。

今回の反発局面では1万円回復(窓埋め)が第一目標、第二目標は200日移動平均の
10300円どころが目安だと思っています。
くれぐれもムードに流されての飛びつき買いだけはご注意を。
ここは下げたところの押し目買いで対処を。
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白と黒

2010-06-03 10:38:13 | 日記
まるでオセロのように今まで好材料だったことが悪材料になり
瀕死の重症でこのままでは倒れてしまうのではないかと思われた
銘柄が一番人気になる。

何を言っているかというとリーマンショック後にいち早く立ち直った
中国経済、高成長がつづいているにもかかわらず上海市場は昨年の
後半からずっと下げ基調です。
ある解説になると中国では株式市場と実体経済に明確な関連性が
ないとかって言ってますが、本当でしょうか。
インフレや元の切り下げ問題などが根底になるのではないでしょうか。

また今年の株式市場を牽引する銘柄は中国をはじめとする新興国市場で
売り上げを伸ばせる企業だといわれていましたし、それは間違ではないと
思いますが、今の市場は中国市場の変調を懸念した中国関連銘柄が
売り込まれるケースが目立っています。

かたや新興国で作った高品質のSPAのユニクロなどのファストファションに
押されて赤字続きだったアパレルメーカーのレナウンは中国企業の
翼下入りでいっぺんに人気化して連日の大商いで値を飛ばしています。

このように買い材料だったものが売り材料になったり、はたまたその反対
だったりして目まぐるしく人気銘柄が移り変わっています。
上げるにしても下げるにしてもニューヨーク市場や為替次第というのが今の東京
市場です。

現在のところ国内の経済指標などは余り材料視されません。
今日の新聞記事にあったように過去の例からすると空売り比率が25%を超えると
買戻しが入りやすいということだそうです。
昨日のニューヨーク市場高や円安で東京市場が200円を超える上昇をしているのは
そんな背景もあります。

底流には収益力や各種テクニカル指標から相場は底値近辺にあるということは
多くの人が感じていることです。
ただし今の相場、大幅高の時に買って利喰えるほど上昇トレンドに転換したと
思っていません。

買うなら急落して誰もが手を出しづらい時にそっと買って人気化した時には
利喰えるくらいでないとなかなか思った成果は期待できません。
もっとも大幅安してまだ下がりそうだという場面で買いを入れることは
相当勇気がいることですけれど。
今の相場は順張りで儲かる銘柄はごく一握りです。
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