いきなり!? ロードバイク

ママチャリにも乗らなかった40代働く主婦
何故かロードバイクに乗る羽目に…
今日はどちらへ?もちろんおもしろい方!

弁慶の泣きどころ

2007-10-18 21:46:10 | 自転車通勤
秋らしくいい朝だ
少しひんやりした乾いた空気と高い空。
そうだ!こういう日こそお布団を干そう

お弁当4個生活だけど、2個はテスト中なので…
今日はお弁当2個をのんびりと作る。

テレビはどんよりした会見ばかりを垂れ流す。

おぉ会見の彼は家にいる元問題児、今は悩める受験生と同い年だったのか。
そういやウチの悩める受験生も数ヶ月前はあんな髪の色をしてたかなぁ。

あんまり時間も無いのでスポーツはテレビで見ないし、
特にあぁいうのは見てるだけで痛そうなので…
はっきりいうとあまり好きではありません。

あの時も、たまたまテレビが勝手に垂れ流してた…。
ワタシが見てても、あ~ぁ。というような気がしたが。
競技としての知識が無いので何も言うことはない。

でも、会見で見る父親の姿を見たら子供は傷つくんじゃないだろうか。
…と、人ごとながら心配した。
いやうなだれてる姿を見たら傷ついたんだろうなぁ。

競技での優劣は、受け入れる難しさは大なり小なりあるだろうけど、受け入れられないことは無いと思う。
それを受け入れるところからスポーツが始まるのだと思う。
そこが、かの一家の思想とかプロスポーツとは違うのかもしれないけど。

フェアでないと社会から叩かれたままの父親。
確かに子供を守り盾になろうとする親の姿ではあるけど…。
子は親の失望を思い、親は子供の敗北を思い、一番心痛い悪循環だな。
あの年齢の子供はもう誤魔化すことはできない。
繊細で潔癖な正義を持って社会と親を見てるように思う。
そのギャップを見たときにずいぶん悲しく思うだろうな。


あの年頃は体も口も立派だが、まだまだ成長途中の子供なんだ。

ウチの元問題児、今は悩める受験生は、高校生活をさんざんミナミで遊んで過ごしたにも関わらず、
やっと道らしきものを見いだしたものの、いざ受験となると成績不足で苦闘中。

そりゃそ~やろ ざま~みろっ
ママのゆうことをちゃ~んときいてないからやん


夜、ブログをアップし終わって、さっさと自室に引き上げて、お布団にぬくぬくくるまって本を読んでると。

「ママぁ~この大学どう思うぅ~」
…大学の資料を何冊も抱えて、無理矢理お布団を引っ張って潜り込んでくる。

「え”~~~っ、出願間際に、今更なにゆ~てんのん」…お布団を取り返す。
「あんたぁ、そういえば何年か前に、もう私のことはほっといて!ってゆーたよなぁ。たしか。お陰様でぇそれで子離れして自転車に乗ることにしてんからぁ。
私は自転車に乗る。あんたは自分で勝手に大学決めて、勝手に闘え、親に頼るなっ知らん」

「いやぁ~ぁんそのときは世間知らずすぎましたぁ、あれは悪かった、ごめ~ん かまってぇ~かまってぇ~ほっとかんといてぇ~」と、お布団をまた取る。

「しゃーないやっちゃなぁ!じゃあもう今更勉強しても無駄やろ、今日は一緒に寝よっか

「あ~っ、あかんあかん、失礼しました~っ。勉強してきます~っ、ママと遊んでられへん」

…なんや、ホンマにかまってほしかっただけかいな。

同い年、似たような髪色。
まさしく今の若い人の一つの姿かな。
頭を丸めたテレビに映る人と、髪を真っ黒に染め上げた娘と。

未来を心痛むほどに願えど、親の出る幕はもう少ないよ。

そろそろ子供は放っておいて、一緒に自転車にのりませんか





走行距離【25.8】km Avg19.3km/h Max51.8km/h 1時間20分